2021年11月18日木曜日

2021/11/16火 飯能三山

飯能三山というのを最近しった。
『山ノススメ』関連でね。
柏木山・龍崖山・多峯主山を指してそう呼ぶらしい。
天覧山の裏である多峯主山は有名だが、他の二つは知らなかった。
ちょうど登山地図ではカバーしにくい場所というのはあるが、それだけにしては妙に情報が少ない。
ともあれ一つ一つは子供や老人でも登れる低山なのだが。
幸い3つとも近い場所なので、3つまとめてちょうどいいくらいだ。



飯能駅からバスにのり、永田大杉バス停が3つの山の起点となる。



ドレミファ橋を渡る。



八耳堂と軍荼利神社の奥から。



ほんのひと登りで。


あっというまに龍崖山。


都心方向には天使のはしご


この竹筒はなにかというと


光学式山頂同定システム。


飯能三山、というわりには。
ハイキングコースの案内看板には柏木山がのってなく、誰かが勝手にマジックとテプラで書き足している。
(これについては後述)


龍崖山を南にすすみ、大河原工業団地を見下ろす。



はて?
南の龍崖山公園への案内に従って降りてきたはずだが。
元の北側に下りてしまった。
まあいいや。


桑畑、というのももう少なくなった。



おつぎの柏木山はこちらから。


広々とした広場を通って。


沢沿いの緩やかな坂をのぼる。





柏木山といえばこれらの謎オブジェ。


柏木山到着。



山頂にも色々。ええ、いろいろあります。


今日は雲も霞も強いが。
南面180℃がひらけた展望のいい山だ。


奥多摩方面。
一番奥の大きな山体が川苔山か。


ベンチに座ってジュースで一杯。
なんとも奇妙な山だな。
地元の有志で手入れされている山・登山道というのは珍しくないが。
それにしてもこの山は「好き放題やってる」感じが強い。
ネット上や登山ガイドに情報が少ない事、
龍崖山山頂の飯能市の看板にも柏木山が乗っていない事、
今歩いて来た茜尾根のコースは、北側のゴルフ場との境界のフェンス沿いであること。
などなどを諸々考えるに……
推測だけど、地権者の意向が強いのではなかろうか?
行政や登山地図製作者に対しては協力的ではない一方で、
地権者の意向を受けた有志が好きにやってる……よく言えば手作り感あふれる山になっているのかな。
いや、これはあてずっぽうにも程があるけど。






下りは有名なジャンダルム(?)コースへ。
穂高連峰の、西穂~奥穂~涸沢に見立てたジョーク。
いや、ジョークにしたって立木にペンキで書き込むなんて他ではちょっと無いよ。


さて。
ふたたびドレミファ橋を渡って永田大杉バス停に戻り、次に向かう前に大里屋本店で四里餅を仕入れる。



3つ目の多峯主山へ。


多峯主山はさすが、平日でも人が多かった。


四里餅と醤油だんごをたべる。


あんこの入ったやわらかめのお餅ですな。
ぱっと見、秩父餅に似ている。
ただ秩父餅ほど柔らかくはなく、あっちよりもだいぶでかい。


改めて。多峯主山は異様に展望のいい山だ。
人気なのも分かる。




天覧山を経由して。


能仁寺の脇に下山。


ああ、こんなのもできたんだっけか。
今日は行きたいとこがあるのでまた今度。


古久や。
12時前の混まないうちに入店できた。


肉つけ(大)
想像以上の大盛だった。
通常のうどんでいうと3玉くらいあった。
お餅食った直後にこれは重い。

このあと新島田屋で焼き饅頭も食べたかったが、うーん、ちょっともうお腹に入らないな。
そっちもまた今度。


(2021/12/06追記)
柏木山のあの謎オブジェたちに対し、飯能市から撤去通告の張り紙が張られているという話を聞いた。
あまりに好き勝手にやってるようなので、私はてっきり地主の了解のもとで地元有志がやってるもんだと思っていたのだが。
まさか市有林に本当に勝手にやっていたらしいのだ。
だとしたらちょっと擁護のしようがないなあ。
立木にペンキでジョークのようなアレコレを書くのも。
そりゃあ、市のハイキングコース看板や、民間のハイキングコース紹介で取り上げられにくいわけだよ。

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