2017年3月29日水曜日

2017/03/29水 草戸山

2017/03/29水 草戸山

0808 新宿 京王線急行橋本行
0850 橋本 440円
(バス停はイオンの前、イオンは8時から営業、近くにローソンもある)
0915 橋本駅北口 2番のりば
   橋09 三ヶ木行 神奈中バス
0940 峯の薬師入口 350円

峯の薬師入口バス停
↓20分
峰ノ薬師
↓20分
三沢峠
↓30分
草戸山(お昼)
↓75分
四辻
↓10分
高尾山口駅






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草戸山とは東高尾山稜の途中にある低いピークの一つ
ダム湖である城山湖の周遊コースとして整備されていて、あるきやすく展望もよい
ここに南の神奈川側、津久井湖湖畔から登って
北側、高尾山口駅に降りる

橋本駅から「峯の薬師入口」バス停まで神奈中バスを使う
橋本駅はバス路線の非常に多い場所で、三ヶ木行きのバスだけでも複数系統ある
同じ三ヶ木行きでも、「峯の薬師入口」バス停は津久井湖畔の北側を通る系統でないと通過しないので、事前によく調べて乗り間違えの無いように

またバス停は北口イオンの前にあり、イオンの食品売り場は朝8時から開いているので、ここで弁当類を買っていくのもいいだろう
コンビニよりかは幾ばくかマシなものが買える


写真を撮り忘れてしまったが、「峯の薬師入口」バス停は津久井湖湖畔の北側、民家も何もない場所
一応ベンチはあるので身支度はできるがトイレは無い
バス停から西へ10m程移動すると登り口がある



 ジグザグの急斜面を登っていくと、20分程で峰ノ薬師に到着
山中のうらぶれた小さなお堂を想像していたが、車道が通っているようで、意外と広く小ぎれい


ここ峰ノ薬師は富田常雄の小説『姿三四郎』の作中の決闘の一つの舞台となっていて、
その事を示す碑が立っている
大菩薩峠みたいだ


峰ノ薬師からは南東側、津久井湖と相模原方面が見渡せる
あいにくと今日は霞が濃い


こざっぱりしたお堂


 道はよく踏まれていて歩きやすい


東京都の県堺が近くなってくると、こうした電波中継施設が幾つか建っている



 目についた鈴なりの黄色い小さな花
キブシ(キブシ科キブシ属)


 草戸山(364m)
津久井湖の北側にあり、ここも展望は良いのだが
春霞が酷くて近くしか見えない


マンネリ打破の為、今日のお昼はパン
バケットを軽く炙り、チーズ2種・生ハム・ローストビーフ・レタス・きゅうり・トマト・マヨネーズを挟む
そのままでは崩れるほどの具沢山のため、アルミホイルで巻いてから切る


草戸山からは北へ、高尾山口に降りる
12月に歩いたのと同じコース

2017年3月23日木曜日

2017/03/23木 日向山

2017/03/23木 日向山

4月から転勤となり、今の仕事の目処もついたため、溜まった有給休暇を取ることにした
天気もいいのでどこかに出かけようとは思っていたが、
朝4:30に起きた時点でもまだ決め兼ねていた
あそこはキツイ、あそこはもうバスが間に合わない、などとやっているうちにめんどくさくなり
結局、駅から歩ける奥武蔵にした
(記事にはしていないが高尾山は月曜日に行ってきたばかりなので)

昨年丸山に登った時、地図上で付近の山として目に止まっていた日向山に登る
山としては極めてありふれた名前なので、横瀬町の日向山(ひなたさん)と言わなければ通じないだろう



 0604の準急に乗って、0753芦ヶ久保駅着
トイレを済ませ、ここの自販機であったかいコーヒーを一杯


 日向山を東から登り、西におりて横瀬まで行こうと想定





 ウルップソウかな?思っていたけど
帰ってから調べてみると花の付き方とか葉の形とか色々違う
これはムスカリ(ツルボ亜科ムスカリ属)というらしい


 芦ヶ久保は観光農園が多く、案内の看板は随所にある




うーん?看板を見ながら来たが
なんだか去年丸山に登った時の道に来てしまったぞ


 ツルニチソウ(キョウチクトウ科ツルニチニチ属)


 結局丸山へ登る登山口まで来てしまった
ここから登っていけば途中に日向山への分岐があるのは把握しているので、
まあ良いと言えば良いのだけど少し遠回りだ
もっと直接に行ける道があったはずだけど


地形図で確認


山と高原地図で確認
うーん、さっきの車道を左に進めばよかったのか

ふと思い出したが、以前2chの奥武蔵スレで
「日向山への道がわかりにくい」
という書き込みがあった
町道と舗装された私道とが複雑に入り組んで、山道と車道とも入り組んでいる山上集落という特性に加え、
観光農園で看板はふんだんにあるものの、それらの看板が統一されておらず、
どの道を表示して・どの道を表示しないかがてんでんばらばらなのだ
これは確かに混乱する


 ま、登ります
鹿柵があるので通過したあとで閉める

 丸山へ登る途中、日向山分岐

 ここを左に行けば良いわけですよ


 針葉樹林の暗さと、広葉樹林の明るさ


 しっかりした道に出る
標識もちゃんとある
でも地図にはこんな分岐はない
右は丸山へ行くようだけど……

分かった
昨年丸山へ登っている途中、同じくらい踏まれていて初見で下りだとどっちへ行って良いのか分からないだろうな、と感じたあの分かれ道
あれがここに来ているのだ


 ともあれここから少し下る


 いったん車道に出て


 民家のある辺りまでくると


 日向山への東側からの登り口がある


 少し登ると、とても開放的で良いところがある



 ほんの少しの登りで


 日向山山頂に到着
標高は633mというものと、627mというものと、2通りある


 シンプルな銅板の展望図


 小さいながら展望デッキもある


右に武甲山
左に二子山
なかなかの眺め

山頂はわりと広いがベンチなどはない
ここで昼や休憩を考えているなら敷物を持ってきたほうが良いだろう
私はここで遅めの朝食を取る


 山頂から西側へ降りる


 途中TVアンテナがある
ケーブルは南側から来ているので、そちら側の集落の難視聴対策なのだろう
ただ、アンテナの向きが妙だ
パラボラアンテナは武甲山の方を向き、
右の八木アンテナは秩父の方を向き、
左の八木アンテナは北……そっちは山だが、その山の向こうは東秩父村だろうか


 西側の道は短いが急な階段


 ハイキソグに来ましたので左へ


 西側にも鹿柵あり


 小さな神社を過ぎると車道に出る
ここから南に降りれば1時間弱で芦ヶ久保駅に戻るが
本日はここから西へ、横瀬へ降りる


 すぐにまた山道に入る


 そこの看板
黄色の六番峠ハイキングコースを行くわけです


 道がぬかるんでいる
火曜日に雨が降ったが、昨日は晴れていたはず
水はけが悪い土のようだ


 いったん舗装路に出る
角を曲がってこの通りに私が姿を見せた途端大軍のカラスが一斉に飛び立ち、
何か獣が走り去った
「え?こんな民家の前で猪??」
と思ったが


 違った
ここでイノブタを飼育しているのだった


 私が怖いのか、皆、柵の向こう側へ逃げてこちらを睨んでいる


 そこからまた下りの山道に入る


 すぐに沢が見えるが、上に民家とイノブタの飼育場がある
ここの水はどうあっても飲めない


 その民家
表の道路側から見るとなんてことのない普通の民家に思えたが
裏の沢側から見あげると、とんでもない作りだ



 下りの道の先に何か建物が見える
マス釣り場だった


 そこが登山口
六番沢の集落に出る


 しいたけだろうか


 札所六番、卜雲寺
道路沿いにあるなら手を合わせていこうかとも思ったが、ここから少し入るみたい


 民家の庭先の木
白い大きな蕾が開きかけているのはコブシだろうか


 六番から七番へ向かう道は武甲山のほぼ北側にあたる


 七番のお寺も通りから少し入るみたいだ



 公民館と農協のある辺りまでくると、少しは町っぽい雰囲気になる


 横瀬駅の北側の、横瀬小学校が見えてくる
まっすぐ駅に向かわず、小学校の脇を北へ


 小学校の校庭にあるゆるキャラ(?)
遠目に見えた瞬間、武甲山のキャラであることは見て取れたので、
名前は”ブコウさん”かな?と
ほぼ当たり


 小学校の裏手に当たると、日帰り温泉がある
ここに来るのは2度目
7年前に山登りをはじめた頃、ちょっと自信がついて武甲山に挑んだのだが、
残雪・圧雪・凍結がまだある時期なのに、当時の私ときたらアイゼンの存在すら知らなかったのだ
這うようにしてほうほうの体でどうにか下山し、一の鳥居から親切なオジサンに軽トラに乗せてもらい、ここの温泉に入ったのだった

ここは珍しい炭酸泉で、入ると肌が突っ張るような感じになる
湯上がりに蕎麦を食べたが、食堂兼の1F大広間はおばちゃんがカラオケしていたり、
ドサ回りの大衆演劇が始まりそうで、なんとも騒々しい
蕎麦をかっこんだら2Fのお座敷に移動してそっちで休む


 横瀬駅へ向かう途中、小学校脇の空き地に1cmくらいの小さな花がびっしり生えているのに気づく
調べるとネモフィラという花(ムラサキ科ネモフィラ属)、だと思うのだが
葉の形、5枚の青い花弁、白い中心部、たぶんネモフィラだと思う
ただ図鑑では高さ10cm~20cmとあって
こいつは高さ3cmくらいしかないのだ


 横瀬駅ホームから
13:29特急に乗って帰る
特急券が700円に値上がりしていた