2020年6月6日土曜日

2020/6/5金 自粛期間のツケ@大倉尾根途中敗退

自粛期間中もちょこちょこ登ってはいたんだけど。
ほとんど体に負荷をかけないゆるいピクニックめいたものばかりだった。
ジムにも行ってないし、体力が衰えているのも感じている。
大手をふって(でもない)メジャー登山道に行けるようになったことだし、いっちょ体にカツを入れに行こうか。
当初テントを背負って雲取山に行こうと思っていたけれど、
なんと七ツ石小屋に続いて雲取山荘まで休業になってしまった。
ならば日帰りでカツ入れとなれば……私の場合、そういうのは大倉尾根と決まっている。


6:45頃、渋沢駅北口の始発大倉行バス乗り場は30人ほどが並んでいた。
おおよそコロナ禍以前の様相だ。


自分でも衰えているのが分かるからね、心拍数をあげないようにゆっくりゆっくり行こう。


道志の子、どこへ行ってしまったんだろうね。
函館の高校生も。



克童窯のとこに作ってた水道施設はほぼ完成していた。
門の脇に水道の蛇口があって、8月には使わせてもらえるようになるらしい。
大倉に洗い場はあるけれど、週末は混むしね。
ありがたいです。


観音茶屋手前


駒止茶屋手前
急登がきつい


堀山の家手前


堀山の家で休憩
おにぎりを食べる。
今日はやけにのどが渇くな。2Lのお茶がもう残り少ない。
これは……塔ノ岳まで行くにしても足らなくなるな。
これとは別に昼食のカップ麺作るようにお湯を1L持ってきているが。


花立の階段地帯
バテてきた。
心肺機能が衰えているのは、ペースを落とすことで合わせられる。
とはいえ大倉からここまですでに4時間近くかかっている。
いくら何でも時間をかけすぎている。
それと脚の筋肉に力が入らず、心拍数をあげていないのに息が切れる。
これは……塔ノ岳まで行けなさそうだ。
ひとまず花立山荘までは行ってみよう。


そう思って登っていると、左の腿の筋肉がヒクヒクを痙攣し始める。
イカン、これはだめだ。
とはいえあと少しなので何とかなだめすかししながら登る。


花立山荘は雲の中
西をむいても富士山どころか隣の尾根すら見えない。


相模湾どころか麓の秦野も見えない。

新しく作り直されてたベンチに腰掛け休む。
いやー、参った。
体力が衰えているのはわかっていたが、ここまでとは。
こんなざまではアルプスや富士山は登れないよ。
一から鍛えなおさないとなあ。

食欲がないのでカップ麺はパスしてサラダチキンだけ齧る、が、のどの通りが悪い。
おいしくない。
極端に疲弊してしまうと食欲すらなくなるもんだ。
魔法瓶のお湯を空になったペットボトルに移し替えとく。


足をいたわるようにそろりそろりと降りていく。
花立の荒れた地帯も随分緑が戻ってきたなあ。

堀山の家でペットボトルに移したお湯を飲もうとして、まだ熱いのに驚く。
ペットボトルって断熱性がいいのかな。


ゆっくり下ったせいで15時近くなったが。
足を攣ることなく降りてこられた。
朝は気付かなかったが、大倉に新しいお店ができてた。
豆腐屋さんのカフェ?
ちょっと今は食欲がないのでパスね。

昨日床屋で伸びた髪を丸坊主にしてきたんだ。
水道の水を頭からかぶって洗えるのはとても快適。
それからベンチとトイレでうまい事やって着替えてしまう。
実は今日から東海大学前のさざんかが再開していて、
鶴巻温泉の弘法の里湯も6/1から再開している。
しかし
「県外からの来客はご遠慮を」
「入館時に体温測定して37度以上はお断り」
とのことなので、やめておく。
山から降りてきたばかりで体が火照った状態、筋肉繊維が軽度の炎症を起こしている状態だと37度超えそうな気がする。


夜に心拍数を確認。
心拍数をあげていないのにこの疲弊感、いかんなあ。
ほんと鍛えなおさないと。
やたらとのどが渇いたのは気候のせいばかりでなく、私の体のせいだな。
カフェインも控えないと。

そうそう。
標高差1200mを登る大倉尾根は、登る人も皆健脚でレベルが高いのだけど。
今日ばかりは私と同じく鈍足でハァハァいってる人が多かったよ。
二か月さぼった分は何か月で取り戻せるだろうか。


2020/5/30土 つけめん@赤ぼっこ

政府の緊急事態宣言は解除された。
もっとも緊急事態宣言下でも、青梅市は登山の自粛要請は御岳山のみにとどまっていた。
それ以外の低山はマスク着用やソーシャルディスタンスに気をつけれくれればOKという立場。
隣の奥多摩町が完全に自粛要請なのとは対照的だ。
これは多分、青梅あたりだと立川や都内へ通勤通学している人がたくさんいるので、
感染拡大防止を目的とした「来町自粛要請」に説得力を持たせられないからだろうか。



今日も登山というよりピクニック。
青梅市と日の出町の境の二ツ塚峠から西へ、山に入る。
ちなみに守屋地図だとここから南に5.600m下った所に登山口があるような書き方だが。
そこは地権者によって封鎖されている。
そも市町村境が引かれる尾根上に、道が無いわけがない。
この通り、しっかりした踏み跡も案内標識もある。


最初だけ急坂


電波塔をすぎる


良く踏まれたなだらかな道。
頻繁にチャリンコが通る。チャリンカーには有名なコースなのだろうか。



旧二ツ塚峠


開けた場所だけ夏の香り



ハナノナを向けてみたが判別しない。
確度フィルターを下げるとふらふらする。

帰ってから調べてみれば、ヒヨドリバナでしかありえないんだが。
花の同定というのは花だけでなく、大きさ高さ葉の形や生えている時期や状況なども含めて判断するもので。
花の画像だけでの同定は意外と難しいと思うよ。




赤ぼっこに到着
何度か来ているがいいとこだ。



東方向
霞んでしまって遠くまでは見えない。
それでも西武ドームはよく目立つ。


西方向
大岳山・御嶽山・日の出山
西からのそよ風が心地よい。


赤ぼっこでお昼にするつもりだったが。
一人ならともかく、二人用の3畳シートを広げるにはちょーっと狭いかな?と。
縦走路の森の中に引き返し、登山道を外れた場所に平らな小ピークを見つけてそこでシートを広げる。


今日はつけめん。
チャーシューに味玉にネギ、それからニンニクとラー油をマシマシで。
飯を食った後はエアマットを膨らませて1時間ばかり昼寝。
心地よい陽気だった。


馬引沢峠から青梅側へ下山


キイチゴ
春には桜のような花をあちこちで咲かせるが、キイチゴの実は意外と見かけない。
山の動物たちが食べてしまうからかな?


馬引沢林道から赤ぼっこへ上がる近道だが。
橋が崩れていた。
また対岸からの道もかなり藪に飲まれている。
赤ぼっこからの下りはじめは普通に見えたし、
昨年赤ぼっこでお昼を食べていた時はこの近道から登ってくる人もいた。
昨年の台風19号で崩れて、それ以来歩く人が居ないのかな?


遺棄された作業小屋


さて。林道入口付近から住宅地を500m弱で畑中三丁目バス停だが。
地図を見てもよくわからなかったがまっすぐ北へ渡る橋があった。
それならば青年橋バス停の方が近い。
少し前を歩くカップルも青年橋バス停へ向かって行った。


立川駅の長田本庄軒でぼっかけ焼きそばを食べて帰る。
いつも山での飯は多く作りすぎてしまうというか食材を持ってきすぎるきらいがあるので。
今日はつけ麺二人前に抑えた。
具材もあるしこれでいいかな?と思ったんだけど、ちょっと足らなかったようだ。