2022年11月28日月曜日

2022/11/22(火) 荒川ジョギング

少し長めの距離を走りたい気分。
荒川土手に行こう。
自宅を出て王子駅へ。
そこから豊島方面へ。
足立区に入り、墨田川を渡り荒川にでたら下流を目指す。


鳩がひなたぼっこ。


11月下旬にしては陽射しが強く、温かい。
風は涼しく心地よく、走るにはいい陽気だ。


ゆっくりと、しかしペースを崩さずに走れていた。
これまでの私のジョギングといえば、半分は歩くようなものだったので。
なかなか調子いいかと思ったのだが。
こんなに長時間休みなしで走り続けたのが初めてだからか、葛西橋の少し手前あたりから右足のふくらはぎがビクビクと痙攣しだした。
あわてて足を止め、屈伸したり揉んだりしたが、やはり走り出すとビクビクする。
諦めて残りは歩くことにする。
ジョギングでも長距離の時は芍薬甘草湯を持ってこなければだな。


左岸の葛西側から河口へ。
湾岸道路を渡って新木場駅をゴールとするつもりだったが。
脚の事もあるので、近い葛西臨海公園駅をゴールにしよう。



終盤歩きのせいで、3時間半もかかってしまった。


葛西臨海公園駅は、スタバとかマリオンクレープとかはあるが。
新木場駅のようにオッサンがビールで喉をうるおすようなお店はないのだ。
コンビニで缶ビールを買って飲む。


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今日みたいな長いジョギングはそれほどやらないが。
家の付近を10km未満の軽いジョギングはよくやるのだ。
するといつまでもトレランシューズで走るのもどうかなぁという気がして。
夕方から出かけ直してワークマンの気になってた靴を買ってきた。

それがこれ。
スケスケな2900円。


いわゆる厚底シューズだ。
近頃靴に力を入れてるワークマンのラインナップのなかでも、これはカーボンプレートの入った最上位モデル。
(最上位といっても2900円ですが)
次はこれで走ってみよう。



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(2022/11/28追記)
ワークマン靴で8kmほど走ってみた。

まず私はランニング勢ではない。
ましてこれまで走るための靴など買ったこともない。
だからランニングシューズの良し悪しを述べることはできないし、
この感想はワークマンのこの靴、というよりも初めて履いた厚底シューズの感想だと思う。

まず履いて立つとボヨンボヨンしてる。
こんなに柔らかくてまともに走れるのか不安になるが、着地の際に足首をグニャリとやってしまいそうな不安は無い。
そのへんはカーボンプレートが仕事をしてくれているようで、着地は安定している。

腿を伸ばして骨盤を前に出す・地面を支える足をぐいっと後ろに送る。
すると不思議な程に推進力が生じるのに驚かされる。

ただこれ、ある程度スピードに乗って走るときはいいけど、ゆっくりスロージョギングには向かないというか。
陸上で短距離走のスタートのとき、足を斜めに乗せるスタートダッシュ装置(?)があるでしょ。
一歩ごとにアレを使うような感覚。
推進力は生まれるけど、爪先で地面を蹴る走り方を強制させられる。
なので膝から下、脛やふくらはぎが未知の疲れ方をした。
3km時点でもうパンパン。
時速7kmくらいでゆっくり走るには余計に疲れてしまって不向きじゃないか。

まだ結論は早いけど、一回履いた感想は。
・厚底シューズは厚底ではない靴とはまったく異なる走り方(爪先で地面を蹴るような)を強いられる。
・ある程度以上のペースで走れる人にはいいが。スロージョギングには不向き。
かな?

まあ安いとはいえせっかく買ったのだし、もう少し使ってみる。

2022年11月27日日曜日

2022/11/10(木)~11(金)瑞牆山・金峰山(途中敗退)

当初の計画案は以下の内容だった。 
実際は2日目で引き上げとなった。

■行き
0621 王子
0626 赤羽
0632 赤羽
0645 新宿
0700 新宿 あずさ1号松本行
0836 韮崎 2640円+指定席1580円

0850 JR韮崎駅
1009 みずがき山荘 2100円(現金のみ)

■1日目
みずがき山荘(1510m)
↓50分
富士見平小屋(1816m)
テント泊 1000円

富士見平小屋
↓120分
瑞牆山(2230m)
↓90分
富士見平小屋

■2日目
富士見平小屋
↓60分
大日小屋
↓30分
大日岩
↓110分
金峰山(2595m)
↓80分
大日岩
↓20分
大日小屋
↓45分
富士見平小屋
テント泊 1000円

■3日目
富士見平小屋
みずがき山荘

■帰り
0920 みずがき山荘
0939 日帰り温泉増冨の湯 850円(現金のみ)

増冨の湯
10~18時 830円

※増冨の湯から韮崎駅へのバスは2系統ある
山梨峡北交通 ”日帰り温泉増冨の湯”バス停
1053.1153.1323.1443・・・
1370円(現金のみ)

山梨交通 ”増冨温泉郷”バス停(5分ほど歩く)
1040.1220.1340・・・
1250円


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韮崎駅からバスにのると、ほどなく左手に甲斐駒が見えてくる。
バスの運転手がバスガイドばりに山の案内をしてくれる。
あまりに流暢なので、テープの録音かと思ったら運転しながらそらんじてる!



明野のあたりにまで登ってくると、バスからの眺めがいい。
八ヶ岳に、甲斐駒から北方の尾根に。



山間の須玉に入ってくる。紅葉がいいころあいだ。



みずがき山荘に到着。
トイレをすませてから、では出発。


テント泊装備に飯と酒。荷物は重いが、なに、すぐそこまでだ。



広葉樹の森の中から、突如姿を現す瑞牆山。


富士見平小屋に到着。
テント泊2日分の受付をする。

……この写真の左下の案内が見えるだろうか。
山頂付近に凍結があり、チェーンをレンタルしているという。
もちろん私の目にも止まっている。
正直言うと、チェーン・アイゼン類の必要性は念頭にすらなかった。
まして金峰山の山頂付近は森林限界を抜けた、陽の当たる稜線。
日中になれば凍結は融けるだろうと考えてしまったのだ。
安全のために少し大げさに言っているのだろうと。
これが今回の敗因になる。



ネイチャーハイクのbear2ULを持ってきた。
なんだかんだでこれも結構お気に入りのテントになった。
大型のシングルウォール。魚座型フレームにリッジポール。少しやりすぎなくらい。
シングルウォールのくせに重たい(グランドシート込みで2kg)が、
換気性能もよく、シングルウォールの欠点である結露が発生しない。
仮に発生した所で、これだけ大きいとテントの内側に体が接触することもないので気にならない。


水場で水も確保したとこで。
さて、行ってきますか。


瑞牆山へは小屋の左脇を通る。
うーん、誘惑。



小屋の裏を、沢に向かって。



沢に降りた。



目の前にぱっくり割れた桃太郎岩。


の、右わきの階段を上る。



ぱっとみ荒れた沢沿いだが、よくよくみれば歩きやすいように手は入っている。



なかなかアスレチッキー。



しんどい登りが続く。


御立派な岩。


を、右側から回り込む。



(*´Д`)ハァハァ



最後の詰めだ。




瑞牆山は離れてみるとあの異様な山体なので。
最後の最後は相当に厳しい岩場が待っているものと思っていたけど。
あれ?なんだかすんなりと?





ともあれ到着!
久しぶりに百名山を一つ増やした。
この時間なのか、みんなもう下っていて、山頂を独り占めだ。


西をみれば飯盛山の向こうに八ヶ岳が。


南西方向。
あの御立派な岩の下に増冨とかの山間地があり、その向こうに韮崎の平野部がある。
そのさらに向こうは広大なる南アルプスだ。


南東を向けば、金峰山に富士山に。


方位盤には浅間も記されているが、北側は木が邪魔して展望はいまいち。


元気のでる白いおくすりを食べて。
慎重に下りましょうか。



はい、ただいま。



よし、いっぱいやりましょうか。


南アルプスの向こうに陽が落ちると、山の空気は急速に冷え込んでくる。
だがここからが熱燗の本領よ。


暗くなったのでテントに引き上げて、ラーメンをたべる。
隣のテーブルのグループはヘッデンをつけてまで宴会を続行していた。

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二日目の朝。


テントはおいたまま、軽身で金峰山までピストンしてきます。




大日岩の鎖場、初めて通った時はおっかなかった記憶があるんだけど。
今見るとどうってことないな。



じわじわと高度をあげていく。
昨日の瑞牆山と比べたら、歩きやすいコースですよ。



砂払いの頭に出る直前、北面の日影に少し雪が残っていた。
まあ、どうってことない。ここは。



砂払いの頭からは稜線歩きになる。


見えてきたぞ、金峰山が。



微妙な傾斜で鎖に頼る必要のある鎖場。
ここに少し圧雪がついているのをみて、嫌な予感がする。


金峰小屋への分岐を分けて、山頂まであと数百mというところ。
北側の日影に固めの圧雪がでてきた。


そしてここ。
北側の日影の登り。
硬い圧雪の傾斜。慎重に足を置いても滑る。
11月上旬でここまでの圧雪があるとは……想定外だった。
どうする?
登りならばなんとか行けるかもだけど、帰りのここで滑るとそのまま北側の谷に滑落の危険がある。
20秒ほど逡巡したが、うん、今回はここまでだな。





来た道を引き返す。

あの圧雪の場所は金峰小屋への分岐よりも先だったので。
金峰小屋に迂回して、北側から山頂へ登ったらどうか?と思わないでもなかったが。
金峰小屋から山頂へも同じような状況だとうと推測されるのと、
今回は完全に私のミスだったので、あたふた足掻くよりは素直に出直してきましょうという気持ちになってしまった。


で、富士見平小屋に戻る。
当初計画ではここでもう一泊し、三日目の朝に撤収して増冨の温泉に入って帰るつもりだったが。
金峰山頂でのんびりする時間がなくなったので、思いのほか早く戻ってきてしまった。
ん~、どうしよう?
今日このまま下るという選択肢もでてきた。
バスの時刻を調べてみる。


テントを撤収してきた。
温泉には入れないが、平日ダイヤでも最終バスには余裕がある。
ベンチに座って反省会だ。


みずがき山荘へ下る途中、もう一度瑞牆山を振り返る。
改めて、異様な山だ。
とても人が登れるような山には思えないのだが。
一度登ってみると、なるほどあそこをああ行ってこう行って……と理解できる。
もちろんそれだって多くの人の手によってルート工作がなされたおかげなのだけど。


韮崎駅のホームから。
目の前のとんかつ屋の看板に「無尽会」とあるのがいかにも山梨。

金曜日夕方の上りのあずさは座席が残り少なかった。
座席未指定券だと途中で立つ事になっていただろう。