2018年12月27日木曜日

2018/12/24月 一年の成果@塔ノ岳


昨日(12/23 日和田山)の帰り、好日山荘に寄って守屋地図の東丹沢を買った。
東丹沢とはいうが、鍋割山以東の主脈はカバーしている。
主脈よりも東寄りのバリエーションコースの情報がが豊富。

そういや、山と高原地図だと大倉から塔ノ岳が登り3:30とかなりキツめなんだ。
守屋地図ではいかほど?とみれば、3:50となっている。
うん、まあ、そんなもんかな?

そういえばここ一年ほど、丹沢からは足が遠のいていた。
新しい山の開拓もいいが、少し軽めの山が多くなっているかもしれない。
未知の山の場合、体力の限界を追求しにくいのもあるのだが。
よし、久々に大倉尾根でカツをいれてみますか。
でも心拍数をあげないよう、意識してゆっくり歩こう。


以前住んでいた池袋からなら5時の電車で良かったのだが。
今のとこからだと始発で来ないと渋沢駅始発バス(0648)に乗れないのだな。
ともあれ朝の大倉バス停も久しぶりだ。


ニュースで聞いて知ってはいたが。
どんぐりハウスの跡地がコンビニになってる。
「レストハウス」の文字はそのままだが、中にイートインコーナーがあるので休憩・食事はできる。
どんぐりハウスのカレーライス、好きだったのだがなあ。


中を覗きがてら、買い物
地元秦野の和菓子屋のどら焼きと羊羹は上で食べるとして、おにぎりはここで食べてしまう。


0720に大倉を出発


長年営業していた個人が秦野市と営業権を争っていた大倉高原山の家、結局閉鎖になってしまったようだ。
秦野市が本腰を入れて整備してくれるならその方が良いものはできるだろうが。
丹沢としては異例である、「山中のテント場」はどうなるのだろう。


富士見茶屋を過ぎ、一本松への登り。
今日は意識して、スマートバンドも時々見つつ、心拍数をかなり抑えて歩く。
早朝の公園で中国人がやる太極拳のようにユラリ……ユラリ……と歩く。
心拍数は120台を維持できている。
息も上がらないし、疲労も感じない。
いい感じだ。


堀山の家で休憩にするつもりだったが、まだまだ疲労を感じない。
また混んでもいたので、次の戸沢分岐のベンチまで来た。
ここで一回目の休憩。
お湯500mlを紅茶にして、例のどら焼きと羊羹を食べる。
糖分補給とほどほどのカフェイン、なにより寒い時期の熱い飲み物はいい。


いつもなキツさにあえぐ花立の登りもユラリと登る。
流石に心拍数が140位まであがってくるが、ペースは良好だ。


花立山荘前から富士山。
雲がかかっている。


花立上から、塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳

山頂手前は狭い階段地帯で後ろから来る人を意識してしまい、少しだけ息が乱れた。


塔ノ岳到着。
うむ、いいぞ。
1200mを登ったというのに、これまでになく疲労していない。
まだまだあと600mくらいは余裕で登れそうな気分だ。


時間は……と、時計を見ると10:58から10:59に変わるところだった。
え!??
3:40で登ったのか?
前回(2017/11/25)来たときも自己最高記録だったが、それでも4:05だった。
これは……



心拍数を抑えて歩くというのは想像以上に効果的だな。
途中の休憩も戸沢分岐での1回だけだし、それでも疲労感があまりない。
あとそれと。
ジムに通ったりして鍛錬を積んだ成果もいくらかはあるのかもしれない。
この一年の成果を実感できたようで嬉しいかぎり。


南の相模湾から雲がもくもくと湧いてきて、南側は完全に雲に包まれた。
富士山も雲に飲まれてしまったが、南アルプスはくっきりとみえる。


お昼にしましょう。
野菜たっぷり味噌汁でおにぎりを食べている間にカップヌードル謎肉丼をもどす(熱湯5分)
謎肉丼、意外とウマイ。
カップヌードル醤油味の残り汁にご飯をぶっこんだようなものだが。
実際にそれをやるよりも味付けが控えめ。
少なくともカレーメシよりもウマイよ。
カレーメシはカレールーをお湯で溶いただけだから、味がとげとげしい。


雲が多い山だが、塔ノ岳は良い展望だ。
百名山は伊達ではないよ。
(深田久弥が丹沢を百名山としたのは丹沢山塊全体をさしてのことで、丹沢山山頂ではない。故に塔ノ岳を百名山と呼んでも……、まあ、いいじゃないの)


食後に紅茶も飲みたかったが、山頂はとにかく風が冷たい。
少し降りてから飲もう。


作りかけの階段。
古びた丸太階段の上に、完全木道型の階段を作っている。
丹沢は年々登山道の人工物化が進むが、こればかりは致し方ない。
道が急峻で崩れやすい上に、とにかく登山者が多すぎる。
しかも冬でも登山者が多いものだから……せっかく作った階段などもアイゼンの爪で数年でボロボロになってしまう。


金冷やしの手前の崩落箇所も去年と変わらず。
パイプで足場が組まれたままだ。


大倉尾根で一番美しいのはこの、花立のあたりを下っている時に正面にみえる麓の秦野から相模湾への展望かもしれない。
晴れていれば大島までみえるのだ。

花立山荘で腰をおろし、熱いお茶を飲む。


一本松の上のベンチ。
3つとも足をぶった切ってすのこのように低いものにしてしまった。
なんのためにそんな事したのだろう?


観音茶屋が営業していたので、いつものように牛乳プリンを食べていく。
いわゆる牛乳寒天ね、缶詰のフルーツが入ったノスタルジックなおやつ。
大倉尾根の楽しみの一つよ。


さて。心拍数を抑えて良好なペースで歩けたものの、それでも汗はだいぶかいてしまった。
渋沢駅から快速急行に乗れたのでこのまま新宿まで帰ろうかとも思ったけど、我ながら体臭が……
鶴巻温泉で汗を流していこう。

弘法の里湯の1階のお蕎麦屋さん、12月末で閉店らしい。
あそこ、全然お客入ってなかったもの。
決してまずいわけではないんだが、微妙に高くて。
ざるそばに天ぷら3品で1000円超とか、にしんそばが1580円とか。
町営の日帰り温泉に来る客は、そういうの求めてないと思うんだ。
かといって2階の休憩室の飯はもろに冷凍食品の味だしなあ。
高くても良いものをって層は近くの陣屋に行くと思うんだよ。

正直、弘法の里湯は丹沢の帰りの温泉としてはあまり好きな方ではない。
休日は1000円と値段も強気だし。
それでも丘の上まで登らないといけないさざんか(東海大学前駅の)を除くと、駅から近くで歩ける立地のここは便利なんだよ。



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