2021/5/9日 よいどれ山歩＠三浦富士

三浦半島には魅力的な低山が多い。

今日行く三浦富士もその一つ。

京急の駅から歩ける（バスも利用はできる）。

大抵は三浦富士～砲台山～武山をセットで歩く。

俗に三浦富士とは呼ぶが、地形図には単に「富士山」とのみ記される。

京急長沢駅を北に出ると、すぐそばに山が迫っている。

駅前にセブンイレブンがあるので、ここで色々仕入れてもいい。

公園の先、団地の手前の階段から山に入る。

階段を上がったところで支度。

意外と樹木が荒れていたり、

うっそうとしていたりだが。

山頂の手前にはロープの張られた急斜面もあるが、特に必要は感じない。

三浦富士に到着。

富士講によって、地元の山を富士山に見立てて代わりに登られた山のようだ。

展望は悪くないが、ここの山頂は狭く人が多い。

次の砲台山に向かおう。

右手に何やら大きな建物がみえる。

あそこがYRPだな。

途中から林道になり、ぐるりと回りこむようにピークを登ると電波塔がある。

頂上のその電波塔の奥に、これがあった。

戦時中に海軍の高射砲があった場所だそうな。

砲台山は木に囲まれていて展望こそないが。

多少ひらけた草地で腰をおろして休むのにいい場所だ。

我々は椅子をもってきて、ここでお昼にする。

・牛タンの塩麴漬

・豚ロースの西京味噌漬

・高菜ピラフ

をフライパンで炒めて食べる。

今日は風が強く、木に囲まれたこの場所でもバーナーの火が何度も消えてしまう。

そして酒！

三合持ってきたのに加え、友人の持ってきた酒まで奪う様に飲んでしまった。

日焼けするような陽射しに、草いきれの香り。

もう夏の気配。

おおいに酔っ払った。

三浦富士まで戻り、津久井小学校の方に降りていく。

山の中腹に警察犬の訓練所がある。

そこからはもう舗装路になる。

ここもソーラーパネルがびっしり。

その向こうに登ってきた尾根。

海に向かって降りていく。

ストイックな山もいいが、宴会山行もいいもんだ。