2021年9月13日月曜日

大倉登山口直行バスに乗ってみた

前段の記事はこちら

大倉登山口直行バス??

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初日である9/11土は仕事で行けなかったが。夜に天気予報を見ると、明日の秦野市の降水確率は10%
これなら問題ないと思ってコンビニで明日の高速バスのチケットを買う。
JRバス関東は初めてだ。
ファミマでは扱ってなくて、ローソンで購入可能。
座席図を見て開いてるところを選べる。

家を出る時に小雨。
あれー?と天気予報を見るとこのありさま。
遥か西の台風から細長い帯状の雲が伸びてきて、関東平野部の南部にだけ雨雲がかかっているのだ。
懸念していたことがいきなり発生した。
こんな時通常ならば予定をキャンセルして、天気のいい秩父なり山梨方面に変更するのだが。
まあいいや、とりあえず行ってみよう。

東京駅から高速バスに乗るのは、実は初めてだ。
事前に調べた通り、八重洲南口改札を出れば、すぐ正面がバス乗り場になっている。


バスタ新宿と同じような案内板。


乗車するときに秦野市の方?がいて、お土産をもらった。
中身は
・秦野市の水のペットボトル
・秦野市の観光案内パンフレット
・バンダナ
・ボールペン


途中のバス停がなく、本当に東京駅をでたら大倉まで直行する。
その為時刻調整の必要がなく、道がすいていればすっとばす。
首都高も東名もガラガラで、秦野中井ICを出たのがちょうど1時間後の7:30。
ここから秦野市街を抜けて大倉まで少しはなれているが。
新東名ができれば大倉近くのSAからスマートICで出られるらしいので、
(そこにも路線バスができればだが)もっと短く着くのだろう。


7:52、定刻より18分早く大倉についた。


見慣れた大倉に、見慣れぬバス。
トランクルームにザックを入れてたのは私だけだが。
先に降りた運転手さんがザックを持って手渡ししてくれるのに恐縮する。


さて。
のんびり支度をしたのち、8:08に出発。
天気はなんとかなりそうかな?


気温は涼しくなってきているものの。
下の方はまだまだ蒸す。汗だくになってしまう。
いや、どうも調子がわるいな。昨晩あまり寝付けなかったせいかも。
炭水化物が足りてないのかシャリバテぎみでもある。
たまらずに花立山荘でコーラを補給。
この時点で2時間を過ぎている。今日はもうタイムはどうでもいいや、ゆっくり行こう。


塔ノ岳到着。2時間45分。
時間的にもそうだが、内容的にもピリッとしない山登りだった。
でも大倉尾根っていつもそうで、なにがしかの反省点を求めてくる山だよ。


ポータブル特等席を出す。
登っていれば汗をかくクセに、山頂でじっとしているには少し肌寒い陽気だ。


バスでもらった秦野の水をチェイサーにする。


酒を三合飲んでうつらうつらしていたら、すっかり体が冷え切ってしまった。
時間は12時を過ぎたとこ。
帰りのバスの15:30まではまだ時間がある。
帰りの時間を縛られるのは面倒だな。
下り途中の小屋でお茶など飲んで時間を調整しよう。


でっかいオニアザミ。もう秋だね。

結局堀山の家も観音茶屋もやってなくて。
膝に負担をかけないよう、ゆっくりと降りた。


大倉で顔と頭部を洗い、シャツだけでも着替えた。
高速バスに乗るなら風呂をあびて着替えたいところだけどね。
YAMACAFEでカレーライスを大盛。

10分前にバスがきた。
神奈中のバス停におもいっきり停めているが、どういう仁義の通し方をしたのか。


帰りは東名が多少混んでいて。
渋滞とまでは言わないが、スイスイとはいかず。
定刻より26分遅れで東京駅日本橋口に到着。
まあ中央道の常態化している渋滞に比べたらどうってことはない。
ちなみに帰りのバスは霞が関でも降りることができる模様。
東京駅よりも地下鉄の方が良いならば霞が関で降りてもいい。


東京駅のラーメンストリートに出店している支那そばやで醤油らぁ麺をたべる。
あっさりとして地味な、私好みの味だ。

昨年の糖尿病治療開始前から、あまり外食でラーメンは食べない。
食べるなら家で作る。

どうも若者が行列を作るようなラーメン専門店のラーメンは味が濃すぎて苦手で。
脂もそうだが、特に塩分。しょっぱすぎる。
だから強いて食べるとすれば、ラーメン専門店ではないところのラーメンがいい。
富士そばの煮干しラーメンとかはわりと好きかな。

だからかの高名な支那そばやのラーメンが私の好みの味だったのには少し驚いた。
この味で、ちゃんと支持を集められるのかと。
ただ、このラーメンに1000円(味玉つけたので1250円だった)はちょっと。
よい素材にお金をかけているのは分かるんだけど。
ラーメンってそういう食べ物じゃないよなって考えてしまうんだ。
味は好みでも思想が合わないというか。


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話が脱線したが、高速バスね。
乗客数は行きは10人で、帰りはその場で運転手から座席を購入した人も含めて8人だった。
昨日(運航開始の初日)の今日でこれだけか。
厳しいね。
でも今時はどこの路線もこんなものなのかな。一部のドル箱路線を除けば。
(改めて冒頭の案内板の写真をよく見ると、新宿からなら超人気路線の河口湖富士急ハイランド行ですら空席がある。)

やはりずっと座ったままで目的地に着くのは楽だ。
鉄道よりも運賃は高くなるが、道がすいていれば鉄道よりも多少早い。
帰りはともかく、行きならば利用価値はあるかもしれない。
アリかナシかで言ったら、当初思ったほどナシではなかった。

ただやっぱり東京駅から大倉、というのは訴求対象が狭すぎるような気がする。
私の家からならば、行ならば利用してもいいかもと思わせるけど。


そうそう。こんなニュースもあった。

復調遠く 高速バスの今 コロナ禍で進む減便・統合 でも新路線は意外と多い?

今回の東京駅~大倉の運航にも触れている。
秦野市的には新東名が開通してからが本番だろうけど、新東名でも路線バスを走らせるかは厳しいのじゃないかな。
バス会社も補助金なしではやらないでしょ。

あと鉄道利用でくれば、駅前や日帰り温泉なんかでお金を使うけど。
直行バスだと大倉周辺の店でしかお金を使わない。
秦野市にとってそれはうれしくないのではないかなあ。





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