2020年10月10日土曜日

糖尿病と薬の副作用と運動の関係(3)

10/10日

運動後低血圧(運動後起立性低血圧)というものがあるらしい。 ググれば固い論文から俗な医療系情報サイトまでいろいろあるので適時判断してほしいが。 簡単にまとめると
1.運動時は身体が多くの血流を必要とし、心拍数が高くなる
2.血流が増えたことにより血圧が高くなる
3.高い血圧・増大した血流をうけて血管が広がる
4.運動を休むと心拍数が下がり、血流も平常時に近く下がっていく
5.しかし広がった血管は戻るのに時間がかかる為、一時的に血圧が低くなる
6.場合によっては起立性低血圧症状を引き起こす場合もある

自分の身に照らしても、確かにそうだ。
歩き始めて1時間くらいで血圧が低下し、場合によっては首筋や肩に凝りやだるさが出て、
もっとひどくなると立ち眩みや視界が白くなったりする。
お昼には下山を完了しても、夕方ごろまでは低めの血圧が続く。

おそらく運動後の低血圧自体は誰の身体でも起こる事なのだろうが、
症状の出る低血圧であるならば対処がいるだろうか。
血管の広がった状態のまま血流が減って低血圧になるのなら、水分補給などで血液量を増やせばよい。
それ故運動中・運動後の水分補給が重要なようだ。

ちなみに本日も高尾山、いつもの稲荷山コースで登ってきた。
後半ペースを上げてみたが、案の定首筋がこわばって痛いようなだるさがそこから広がるような。
血圧は先週と同じような変化を見せる。

山頂到着時の血圧。
ペースをあげたと言っても、山頂まで1:25。
いつもと変わらずの鈍足だ。
ペースをあげると症状がでてしんどくなる。
1:30ペースなら無理なく登れるというわけか。


山頂でカップヌードルを食べた。
すぐに血圧が回復(という言い方もおかしいか)するわけではないが、下りでふらつきはなかった。


雨上がりのようでいて、時々ぱらつくはっきりしない天気。


一号路の金毘羅台からろくざん亭のほうへ降りてみる。
この道を通るのも久しぶりだが、静かでいい道だ。


国道20号に出て、高尾山口駅方向へ向かうと
Mt.TAKAO BASE CAMP
がある。まだ比較的新しい施設できれいだ。
440円でシャワーを借りられる。
「今日は温泉の気分ではないが、汗を流して着替えてから帰りたい」という時には極楽湯よりも気軽だろうか。
外国人やトレイルランナーを客層として想定している施設のせいか、妙にオサレ感がある。


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10/12月

本日は2か月目の検査と診察。

栄養指導の方はちと難航した。
平日は総カロリーは2000kcalに抑えられているものの、夜に食べ過ぎてしまう習慣が問題視される。
それと、休日に体を動かしているとはいえ、3000kcal越えはさすがに容認できないようだ。
とはいえ減量は少しずつとはいえ進んでいるし、検査数値も改善しているので渋い顔をされつつも勘弁してもらえた。
・平日は朝昼のウェートを高くして、夜に食べ過ぎないよう努めること
・休日のドカ食いも土日両方でなく、せめて一日にすること
が課題。

問題の診察の方だけど。
ALT(GPT)とHbA1Cがまだ基準値越えだが、それ以外は正常値になっていた。
ALT(GPT)は125→99→60 (基準値は5~45)
HbA1Cは8.6→8.1→7.1 (基準値は4.6~6.2)
なので順調に落ちてはいる。
気になるのは血糖値だ。
147→107→108 (基準値は70~109)
とギリギリ基準値内だがここ1ヶ月で改善がない。

それと血圧の件。
毎朝の数値と、運動時の起立性低血圧と思われる症状とその時の数値データを出したらばあっさりと
「ではアジルバはやめてみましょう」
と処方なしになった。
元々血圧は140/90位で良くはないが劇的に悪いという程でもなく、糖尿病の薬を出すついでくらいだったのだが。
薬を変えてみるか減薬してもらうか、食い下がるつもりだっただけに拍子抜けした。
いや、確かに検査数値から出す薬のコントロールをするだけで話を聞いてくれるタイプの先生ではないので、悩みを訴えるよりもこうしてデータを出した方が早いだろうとは思っていたのだけど。
食事の改善でも血圧は快方へ向かうだろうから、一か月服薬なしで様子を見てみることになった。
こうなれば意地でも来月の数値を悪くするわけにはいかないな。


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10/17土

今日も高尾山。いつもの稲荷山コースで登る。

朝起きたときの血圧が
138/89
登山開始前が
141/83
東屋跡で
109/78
山頂で
118/76
下山時
118/76

火曜日から血圧降下剤の服用をやめているので朝の血圧は上で10~20程度高くなってきているけど。
運動時に以前のようなむちゃくちゃな低血圧(70/50とか)にはならなくなった。
何より身体の枷が取れたみたいに軽い。
服用してたときは稲荷山コースで90分、どんなに頑張っても85分で。
肩や首筋がこわばって痛く、そこから全身にだるさが広がるようだったのに。
今日はそれがない。

で今日は何分だったのかというと……79分。
さして変わらん理由はペースをあげてきた時に頭痛がしてきて。
これは血圧降下剤以外の薬の副作用だったのか、あるいは別の原因なのか。
ペースを落としたら頭痛はおさまった。

ただまあ頭が痛くてタイムが79分とはいえ、身体はかなり軽くて。
頭痛さえなければもっと飛ばせたように思う。
以前の私なら普通に気持ち早めに歩いて70分、飛ばせばその日の調子によっては60分近くまで縮められたのだ。

焦ることはない。
どのみち今年はもうテント泊の時期は逸してしまって冬山日帰りのシーズンになるのだし。
様子を見ながらリハビリしていこう。




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