2020年1月5日日曜日

2020/1/3 初詣@御岳山・日の出山

新年最初の山は初詣登山と決めている。
始発で伊勢原までいって、大山に下から歩いて蓑毛に降りる計画だったけど……
寝坊。

予定を変更してもう少し軽めの御岳山にしよう。
鳩ノ巣駅からの裏参道はまだ歩いたことが無いので、そちらを。
と、思ったのだが。
特に時刻を調べずに家をでて、新宿駅で青梅特快に飛び乗ったらば。
青梅駅での各駅停車の乗り換えが30分待ちだと。
10分後にホリデー快速でとりあえず御岳駅まできたものの、各駅停車への待ち合わせはやはり30分後。
もういいや、表からいこう。


滝本駅(ケーブル下)はにぎわっている。
駐車場に入りきらない車の渋滞ができていた。
三峰神社なんかもそうだけど、田舎の人間というのは自分の脚で歩くとか公共交通機関に乗り合わせるという発想がなく、どこにだって自分の車で行けなければ承知しないものなのだ。


さて。さすがにケーブルカーでは山登りにならん。
正月休みでなまった体にもカツを入れねばならん。
ここから歩いて行こう。
そういやこの道を徒歩で行くのは初めてだな。


道なりに地名の解説がある。
くねくねと曲がる道がろくろっ首だと。


うまたてば。
馬もくたびれるので休ませたと。



憎々しきもの。
己の乗らぬケーブルカー。


おおまがり
傾斜が緩くなり、カーブの曲がりも大きくなる。


山上集落に向かう郵便屋さん。


遠目には馬のように見えた枯木


なかみせ
麓の鳥居と山上の御師集落との中間点で茶屋があった。


ケーブルカーの下をくぐる。


だんご、どう?


環境庁VS大自然


じゅうやっくば
重薬(ドクダミ)の生える窪地


だいこくのお
急な登りもほぼ終わり楽になる場所。
大黒様の”お”かげ、大黒の”お”ね、のダブルミーニング。


あんまがえし
盲人は急坂が終わって平らなここを御岳神社の境内と勘違いして、ここでお参りして帰ったから


やまのかみ
昨日と今日は箱根を走っているよ


くろもん
御師集落の入口。
地名解説の標識は以上。


ついた。


きれいになった茅葺屋根。
あ、この家ってお店だったんだ。


では。


御岳神社前は何度も通過しているけど、中にはいってお参りするのはこれが二度目


参拝行列


おおしいしし
いや、山犬か


妙に列が進まないな?と思ったら。
一人(一グループ)が参拝している最中は次の人が参拝せずに、前の人が参拝を終えるまで待ってるんだ。
別に横に並んで同時に参拝したって構わないと思うんだが。
信仰の薄い現代だからこそ、めったにない信仰行為が特別に感じて他人のそれを侵さないようにという配慮があるのかな?


お正月ですので


大吉増量サービス中


ア、ハイ


一番奥には奥宮の遥拝所


よき日です


神社前の仲見世でコーヒーをいただく
茶うけにゆずのマーマレード

一息ついてから隣の日の出山に向かう


久しぶりの日の出山
青梅駅周辺から奥多摩にかけて、関東平野の眺めの良い山はいくつもあるけれど。
やっぱり日の出山はよいなあ。


少し遅くなったが昼飯。


アルファ米のキムチビビンバ。お湯をそそいで15分。
その間にスープパスタを食べる。


地球が丸いことが分かる


なにか一か所ハゲてるところがあるな?


あれ、以前行ったこともある赤ぼっこだろうか?


キムチビビンバができた。
ビビンバか?と言われれば到底納得できないけど。
インスタントの韓国風五目御飯だと思えば、まあそれなりに。



日の出山から南への下り、何年も前には酷く荒れてしまってどうしょうもないところだったんだが。
きれいに階段を作り直したんだね。


通常の尾根沿いの道ではなく、林道終点の方に降りてみた。
傾斜の急な舗装路だが、路面には滑りにくい加工がしてあって助かる。


ここから長い林道あるき。


つるつる温泉はものすごい混み方で洗い場に待ち行列ができるほど。
けれどその割に食堂・お座敷は混んでない。


お座敷の方でくつろぐ。
ここの豆腐はねっとりと濃厚な味でうまいんだ。


機関車風のトレーラーバスも復旧していた。
五日市駅もほどよい待ち時間でホリデー快速があった。


新年最初にふさわしいよき登山でした。
去年は海沢探勝路でてこずったからなあ。

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