2017年11月25日土曜日

2017/11/25土 過去最高の塔ノ岳

2017/11/25土 過去最高の塔ノ岳

0531 新宿 小田急 急行小田原行
0644 渋沢 669円
0648 渋沢駅北口 神奈中バス 渋02大倉行
0703 大倉 206円

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塔ノ岳大倉尾根については一度記事にしているので細かいことは省略する
過去の記事(2016/11/7)を参照のこと


塔ノ岳は、昔はよく登った山だ
ひどい時は土日に2日続けて登った事もあるくらいに
だが体力の衰えとともに、標高差1200mという日帰りにしてはややハードなこのコースを敬遠するようになり、足が遠のいていた

ここ最近の記事にも何度か書いたが、この所調子がいい
そこで過去によく登ったこの山にもう一度挑戦してみたい、と考えている
果たして私はまだ塔ノ岳に登れるのか




始発で来た大倉バス停
ハイキングシーズンの土曜日、快晴とあって朝の7時とは思えぬ賑わい
まあ、真冬の平日だってそれなりに登山者はいる所なんですがね

支度というほどのものもないので、温かいココアとコーヒーを飲みつつ、ビジターセンターの情報を確認する


では出発(この時7:12)


体が暖まって来たのでベストを脱ぎ、ジャージのみになる


観音茶屋の先の分岐で、大倉高原側のルートを取る


ほんの少しだけ道が長いのでみんな避けるが、こちらのほうが感じの良い道


大倉高原山の家、の裏
山の紅葉は里のそれと違って、一本の木の中で緑から紅へのグラデーションが楽しめる
冷たい山風にさらされて赤くなるので、風の当たる部分から先に赤くなるためだ


広角撮影出来るカメラが欲しい


見晴らし茶屋で手袋・ストック等の準備をする
久しぶりにLEKIのダブルストックを持参
見晴らし茶屋~一本松の間は紅葉がうつくしい


紅葉が見られるのは堀山の家あたりまで
その上はもう枯れている
天神尾根分岐まで来ると霜柱も目立つ


花立の階段地獄は流石に足がつらいが
かなり調子よくのぼれている
そしてかつて無いほどの好天
富士山はもとより御殿場や愛鷹山までくっきり


花立山荘の脇で鹿が草を食べている


デジタルズーム(ただの引き伸ばし)
角が生えかけの若い鹿だ

山での撮影は被写体に近寄れない事が多く、光学ズームが欲しい
スマホのカメラ機能も年々進化しているものの、こればかりはどうしようもない


南天の太陽が相模湾を金色に染め、その中に浮かぶ伊豆大島が神々しい
塔ノ岳に登っていて伊豆大島がはっきりと見えたのはこれが初めてかも


花立山荘で充分休んでから出発
ゴールの塔ノ岳
その左後ろに丹沢山と蛭ヶ岳


到着
かつて無いほどに疲労していない
時間は……11:15!?
4時間と3分で着いたのか
かつて登っていたときのベストは4時間10分だったから自己ベスト更新だ
しかもその時は急いでいて到着した時は精魂尽き果てていたと記憶している
今日は特段急ぐでもなく、休憩ものんびり取って来たのだが

人並み以上に健脚な人からしたら鼻で笑ってしまうようなタイムだろうが、私にとっては小さな偉業なのだ


南北にながーい南アルプスの白き峰々もくっきり
眺めの良さも過去最高だ



あまりに景色が良いので360℃パノラマを撮ってみたり


堪能してから下山
初めて気づいたが、小田原の街を真ん中で分割する川が見えるな
あれが酒匂川か


下りは眺めがいい


花立の階段を下りきったあたりで鹿が草をはんでいる
登山者の撮影会状態だが気にするふうでもなく
禁猟区のため人間を全く恐れない

この時は気づかなかったが、帰ってから写真を見るに
焦げ茶の毛色といい、背中に一筋残った鹿の子模様といい、生えかけの角といい
登っている時に花立山荘にいたヤツだな







紅葉の錦神のまにまに
下りながら撮影していると、高度が下がるほどに赤くなるのがはっきり分かる
今年は紅葉を見るタイミングを逸したかな?と思っていたので嬉しいかぎり


観音茶屋は廃業したと思っていたので、営業しているのに驚く
名物の牛乳プリンを求める
プリンとはいうが、これは寒天だ
缶詰の果物の入った牛乳寒天
ノスタルジックなおやつ
すぐ下の牧場から直に牛乳を分けてもらっている為ミルクの香りがとても濃厚で旨い



大倉に戻ってきてストックと靴の泥を軽く落とす
先月買った新しい靴で4足目だが、思うことがある
登山口の洗い場に置いてある亀の子たわしでこすると靴の生地を傷めてしまう
捨てた以前の靴も随分毛羽立っていた

どんぐりハウスでカレーを食べたかったが、席が全部埋まっている
どうしたものかと思っていると臨時のバスが入ってきたのでそのまま乗り、
渋沢駅前にできていた目利きの銀次に入る
目利きの銀地はモンテローザの経営するチェーン店で、他ブランドと比べると少々お高い
その代わり海鮮についてはそれなりのものを出す
だがいい海鮮を食べたいのでなければ高いだけの居酒屋で、積極的に入りたい店でもないかな

それはともかく
今の体力の状態が、かつての全盛期(と私が思っていた頃)以上だというのが分かった
これは……
この状態を維持できるならば、来年の夏はもう無理だと思っていた槍ヶ岳などにも挑戦できるだろうか


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