2021年2月9日火曜日

糖尿病その後

目下の悩みである膝について書く前に、糖尿病の事を整理しておく。

11月の検査の時点で、血液と尿の検査結果は「ほぼ」正常になってはいたのだ。
1.2項目が基準値を超えていたが、ごくわずかで。
それも1月の検査結果ではれて全て正常値になった。
ただ未だ標準体重よりも重いのは確かであり、減量に取り組まなければならず、よって血糖値とコレステロール値の薬の処方は続く。
当初飲んでいた血圧の薬と違って、こちらはあまり副作用は感じない。
時々低血糖と思われる立ち眩みはするが、特に支障はない。

減量の方はといえば、順調……でもないがかろうじて結果は出しているといった塩梅。
以前は一日平均2300kcal程度食べていても、月に3kg程度は落ちていったのだが。
12月に入ってから壁にぶつかったかのように体重が減らなくなった。
打開策を練る為に食べているものの記録をカロリーだけから、PFCの量も記録するようにしてみた。
その結果分かったのは、脂肪の摂取量がとても多いということ。

油脂分は控えているつもりだったのだが。
揚げ物はもう食べないし、炒め物も油を沢山使うものは控えている。
お肉なども脂身の少ないものを選んでいたのだが。
それでも脂肪の摂取が多い。

PFCバランスについては厚生労働省のガイドラインがある。
P(タンパク質):13~20%
F(脂肪):20~30%
C(炭水化物):50~65%
となっている。

仮に一日の摂取カロリーを2000kcalとするならば、それぞれの摂取量は
P(タンパク質):65~100g
F(脂肪):44~66g
C(炭水化物):250~325g
となる。

実際にメニューを組み立ててみると分かるのだが。
タンパク質を上限の100g取ろうとおもうと、どうしたって脂肪も66gを越えてしまう。
世間一般で良質なたんぱく源と思われているもの、牛乳・卵・大豆加工品などにも意外なほど多くの脂肪分を含んでいて。
これらだけでタンパク質を満たそうとしても脂肪分が超過してしまう。
いわんや、肉など食べていては。

そこで、どうしても加工食品が必要になってくる。
脂肪を除去した高タンパクの加工食品で必要なたんぱく質を摂取し、あとは炭水化物でカロリーを調整する、という組み立てになる。
つまりプロテインだ。
無脂肪の牛乳に、体重の増えにくいソイプロテインを入れて飲む。
ついでに食物繊維も摂る為イージーファイバーも入れて飲む。
これがこのところの朝飯。

盲点なのが生野菜。
ずっと、晩飯には大量の生野菜を食べていた。
治療以前には肉でもご飯でも晩には腹いっぱい食べていて。
満腹にならない事には寝付けなかったのだ。
その代替措置として、野菜で腹いっぱいになっていたのだが。
野菜を大量においしく食べるにはどうしたって油脂分を必要とする。
ドレッシングであれ、肉魚などのトッピングであれ、油脂分がないと大量の野菜は食えないものだ。
これが脂肪摂取の多い理由の一つでもあった。
現在は肉魚も控え、低脂肪のドレッシングで無理なく食べられる程度の量の生野菜を食べている。

山に行く日はどうしたって3000kcal以上食べてしまうが。
平日は1600~1800kcalに抑え、これでもってようやくまた体重が減少し始めた。
あまり、身体が省エネモードに入るのはよろしくないような気もする。
先々でリバウンドしてしまいかねない。
これについては将来的に検討しなければならないが、ともあれ今は減量に邁進しております。


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