2020年12月27日日曜日

2020/12/26土 山納め@明神ヶ岳

0635 バスタ新宿
0835 乙女峠 1880円

乙女峠バス停(795)
↓1:45
金時山(1212)
↓3:10
明神ヶ岳(1169)
↓2:05
道了尊バス停(300)
※コースタイムは山と高原地図
※道了尊バス停から大雄山駅行の最終バスは17:23
 それを逃した場合、駅まで約3kmの歩き



年内最後の山はバスタから


東名山北バス停はこの位置。
糖尿病治療中(今もだけど)に敗退した高松山に再度挑むなら、ここからスタートの方が鉄道&路線バスよりも早いかな。

東名高速に乗ることはほとんどないのだけど、
富士山と手前の山との眺めが変化に富んで飽きない。



乙女峠バス停で下車。
少し林道に入った所で支度。


林道をすこし歩くと登山道の入口がある。


ほどなくして乙女峠にあがる。
御殿場の街と富士山の眺めがいい。
私は北(山梨)から眺める事がおおいが、こちらからみる富士山は端正な末広がりを見せて美しいな。


日影は霜柱が張っている


長尾山のあたりは平だが、その先で下りにはいる。


西から金時


時折風に乗って硫黄の臭いが仙石原の方から流れてくる。


山頂が見えた。


久しぶりの金時山だ。
すこし雲がかかってしまった。


神山~富士まで


芦ノ湖を見下ろす崖のへりで休憩。
スコッチのお湯割りとおにぎりを4つたべる。


東へ


下りはじめてすぐに、小田原の街がみえる。


続いて仙石原を見ながらくだる。
以前来たときよりも道の状態は良くなっているような。


笹藪を割ったみたいな登山道。



矢倉沢峠まで降りてきて金時を振り返る。
ベンチに座ってしばし休憩。
膝がどうも、ね。
先月の小金沢連峰からこっち、なかなか膝が万全の状態に回復しないんだ。
歩き方は気をつけているし、痛むとこまではいかないのだけど。
膝が痛み出すのを100とするならば、
常に20くらいのダメージがのこっていて、山を歩いていると50くらいにまで行ってしまうような。




ではさらに東へ。
背の高い熊笹に囲まれた、とても箱根らしい道だ。
金時山はファミリー登山者も多いが、矢倉沢峠からこっちはトレランの人が多い。


金時を振り返る。
はて、あんなところに駐車場があっただろうか。



迷宮のような道が続く



946ピーク
道がぬかるんで少し滑る。
箱根の山道の特徴をもう一つあげるなら、こういうぬかるみかな。

4年前に歩いた湯坂路などもっとひどかったっけ。



988ピークの北側を巻いて、東にでると、明神が岳への登りが見えてくる。


これを登っていく。
本日最後の登りだ。


後ろを振り返ると金時と富士が重なっている。
金時山って結構すごい形をしている。
東西からなら普通に登れるが、北の足柄峠からの登りは……結構無茶な斜度をしている。


所々荒れた道を登っていく。


途中に北面がひらけたところがあった。
神奈川県の1/6を占めるという巨大な丹沢山塊が一望できる。
さらには奥多摩や大菩薩の方まで見える。


あと少し、あれが明神ヶ岳か。
確かに地味な山頂だ。


一番高い所よりも30mほど東へ進んだところに山頂標識とベンチはあった。
南から西への展望がすばらしい。


金時と富士


芦ノ湖と外輪山の向こうに愛鷹山


箱根神山と大涌谷の噴煙

ベンチに座ってじっくりと休む。
足がくたびれた。膝もね。
今日はおにぎりばかり10個買ってきた。
10個は多すぎたな。1時間につき1個でも十分なくらいだ。
ややぬるくなった魔法瓶のお湯でスコッチのお湯割りをたのしむ。
冬の日帰りでは1Lくらいのお湯は使うが……1Lの魔法瓶だとどうしても後半ぬるめになってしまう。
魔法瓶自体は大きな奴の方が保温性能は高いのだが、一気に全部使うのでなければ分けた方がいいのだろうか。
500mlのを2本とか。
重くなるなあ。


明神ヶ岳から東へ進むとすぐに分岐の標識と、眼下に小田原が現れる。


最乗寺への下りは所々荒れている。


林業者が伐採をしている脇を通る。



荒れているといえば荒れているが、歩きにくいだけで危険なタイプではない。


途中、大山をみたり


小田原をみたりしながら下っていく。
けれどぬるっと滑りやすいのはちょっと厄介。
下山後に温泉の予定がなくとも、着替えは持っていた方がいいかもしれないな、箱根は。


半分以上下ってきた。


明神ヶ岳見晴小屋なる建物。
道志の女の子のチラシがここにも。


中はこのありさま。
避難小屋だったのだろうか。


小屋の前にはベンチもあるのでここで最後の休憩をとる。


林道をよこぎり、


まだまだ荒れた道は続く



2つ目の林道を横切る。


ようやく最乗寺の石段にでた。


とりあえず荷物を片付けてマスクをだす。


小川を挟んで最乗寺。
曹洞宗のお寺だが、相当に古い格式のあるお寺さんらしい。


門前の道路にでる。


ちょうど1分前に16:15のバスが行ってしまったところだ。
次のバスは16:50。
駅まで3kmほどなので、次のバスが来るまでに歩いていけそうではあるけれど。
膝がしんどいのでもうここで休みながら待つとしよう。


西武ライオンズのマークの車体がやってきた。
伊豆箱根バスは西武の系列なんだね。
都内ではもう見かけないややレトロなつくりの車両だった。
私一人の貸し切りかな?とおもったら。
発車間際にぱらぱらと5.6人やってくる。
みんな最乗寺かその周辺の茶屋とかで働いている人っぽい。


大雄山駅の前はわりとにぎやかな街だった。


大雄山鉄道は初めて乗る。


乗り換えの小田原駅で酒とつまみを仕入れて、グリーン車で乾杯。
今日もよく歩いたけど、膝がどうにも心配だ。



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