2019年1月19日土曜日

2019/1/14月 長淵山ハイキングコース

昨日同様、今日も二度寝の為軽めの山にせざるをえず。
青梅の南、日の出町との境である長淵山ハイキングコースにしてみる。
途中眺めの良い場所があるらしい。


9時過ぎに家を出て、マックで朝飯を食ってから来たらば、
宮ノ平駅を出たのがこの時間。
何たる堕落か!


通りの飯屋の看板
このキャッチコピー、随分昔に聞いたことがあるぞ。
たしか小学校の先生からだったような……
だとしたら随分昔からあるんだな。

余談だが、その先生は山登りをする人で、時々山の話をしてくれた。
山奥の子供は山登りをしないので、いまいちピンとこないものだったが。
年をくって自分で山登りをするようになると、ふと何十年も忘れていた先生の話を思い出す事がある。
人の記憶とは不思議なものだ。
そしてその記憶が本当に先生が言った事なのか、留保は要るだろう。
人の記憶とは簡単に捏造されるものでもあるので。


車道を下っていく。


昼近い事もあって暖かい。
多摩川の様子はもう春めいている。


稲荷神社。
青梅駅から吉野へ行くバスのバス停がある。
乗り換え次第では宮ノ平駅から歩くより、バスのほうが早いかも。


神社を左に曲がり、少し行くと……ここを登るのか?


いや、地図には「橋手前より入り沢を渡り作業所南側を辿る」とある。


じゃあこっちか。
ふーむ、思ったより道が悪そうだな。
靴紐を締めて準備する。
ストックを持ってきても良かったかもな。


作業所の南側
橋手前じゃなくて、橋の先から入った方が早そうに見えた。
たぶん橋の向こうはこの作業所の土地で、作業所脇をハイカーが通行することに好意的ではないのだろうか。


作業所の先は酷いヤブ。
足元を見えれば踏み跡は分かるものの、真冬でこれでは夏など歩けたものではないなあ。


ヤブを抜けると杉と竹の登りになる


急斜面が砂ざれで、やや滑りやすい。
木の根があるので足の置き場所に気を使えば下りでも転びはしないだろうが。


ここが愛宕山か


古びた標識


東面の木が伐採してあって、以前は青梅市街方向の眺めが良かったのだろうが。
低木が育ってきて展望を遮るようになってきている。
うーん、入り口の難もあるし、あえて選択するほどのコースでもないかな。


愛宕山から更に先へ


案内標識が出た


ここから一般ハイキングコースになる
「展望良い」とは?


こっち?


青梅市街方向じゃなくて、南の日の出町方向の事か。
ちょっとだけ、富士山も覗いている。


石のお社もあった。


途中、木が伐採され作業用の道が作られている場所などがある。


行政の設置した公的な標識で「!」が使われているのは初めて見たよ。


その脇、地面に落ちてた……なんだこれ?


途中のピークの三角点


やけにピンクテープがあるな、と思いきや。
こっちにも「地籍調査」と書いてある。
いや、調査は分かるんだけど。
そのへんの木の枝にテープをつけて、地面にぶっ刺すのはどういう意図で?


天狗岩というのを見ていこう


北へ伸びる支尾根を下り、岩っぽい場所を登り返すと、


天狗岩の標識があった。


標識の後ろが大岳山方面。


北を見ると青梅市の西部の町並みがみえる。


まずまずの眺めだが、岩場の舳先なので落ち着いての休憩には向かない。


コース上に戻り、次の赤ぼっこへ
ここが眺めが良いと聞いていた場所なんだ。


こちらは天狗岩のような岩場ではなく、平坦に歩ける


おっ?


おお、これはすごい。
西の大岳山方向から北の青梅市街、東の都心方向まで一望じゃないか。





ベンチがあるので、ここで遅いお昼にしよう。
最近こればっかだな。


更に東へ進むと、フェンスが出てくる。


フェンス沿いの道を進むのだが。
フェンスに写真のパネルなどがかけてあって、明らかに通常の山と「お金(予算)の使い方が違う」
地図をみてなんとなく把握していたが、これはアレだな。


見えてきた。


東京都が日の出町に作ったとかいうゴミの処分場。
ここの事だったのか。
もっとこう、なんというか、夢の島的な場所だと思っていたが。
ゴミをプラントで砂状に加工して、この地を整地しながら処分しているのかな。
周囲を山に囲まれた荒野の中にポツンとプラントがあって、なんとも奇妙な光景だ。


馬引沢峠に到着。


地元の小学生がこの周囲に木を植えた的な活動報告の写真パネル。
まあ、迷惑施設を作るとなれば、いろいろあったのだろうね。



ここまで来るとプラントが近く、ゴーという操業の騒音が聞こえてくる。


駒木野1林道コースで下山


このコース、雨水が道を侵食して居るのだけど。
こんなふうに奇妙なえぐれ方をしている。


ここも。


程なくして林道に下山。


あとは駅まで歩くだけ。

万年橋の手前にバス停があり、青梅駅~東青梅駅を周回するバス路線があった。
東青梅駅方向のバス停の時刻表を見ると、1時間に1本程度。
青梅駅方向のバスはどうかな?とは思ったが、そこそこ交通量のある車道を反対側まで渡るのも面倒なのでチェックせずに通過した。

その数分後、バスが通り過ぎていったのはご愛嬌。
まあ、駅まであと1km程度ですし。


青梅駅前のセブンイレブンに氷点下のコーラが売っていたので買ってみた。
少しだけ凍ってシャリシャリしている。
これニュースで知ってはいたものの、都内のどこでも見たことがなかったのに。
青梅にあるとは。



ところでこのコース、守屋地図には「長淵山ハイキングコース」と書かれていたけど。
長淵山ってどこ?
地図をみると尾根の東のはてに、青梅市長淵という町名があるので、そこ由来?
長淵の集落の裏の山ってこと?

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