2018年3月3日土曜日

ガスアダプタ

最初に断っておくと、素人が液化ガスを容器に充填するのは何かの法か条例で禁止されている
部屋の換気を良くして、自己責任で行う事



 こういうものを買った
存在自体は前々から知ってはいたが、アマゾンで2000円程で売っているのを見て、試しに買ってみたのが届いたのだ
これは何かというと



 一般のガスカードリッジは「CB缶」といい、
登山用のガス缶は「OD缶」という
何の略称なのかは知らない

OD缶は極小のストーブ(シングルバーナー)を取り付けて、缶そのものがバーナーの脚になるようになっているのと、
ザックの中で尖ったものに押されても破裂したりしないような頑丈な素材と形状をしている
頑丈というのはすぐ上で火が使われても輻射熱で破裂したりしない、というのも含まれる
(時々ニュースで聞くでしょう、学校の文化祭などでカセットコンロを2台並べて、その上に大きな一枚の鉄板を置いて使用したら爆発したとか)

お察しの通りOD缶はCB缶に比べて結構割高だ
またOD缶のサイズは125ml・250ml・500mlと3種類あるが、ヤマヤの性として荷物は小さく軽くしたい
なので割高であっても小さい125ml缶を買ってしまう
値段の事はさておくとしても、「ガスが残り少なくなった缶」の扱いに困る
山中でガス切れは困るよ
予備を含めて2つ持っていけば解決するが、それでは小さい缶にした意味がない

これまでは、残り少ないガス缶は自宅で酒のつまみの缶詰を手元で温めたりするのに使ってはいたが、使い切れるものでもない
なので「残り少ないガスを別の缶に詰め替えられたらなあ」と感じてはいた
そのためのアダプタがこれなのだ



 上に残り少ない缶を、下に詰め替え先の缶をねじ込んでから中間の弁を開く
耳を当てると微かにガスのシューという音が聞こえる


重力ではなく圧力差で移動するものなので
上の缶を温め、下の缶を冷やさないとガスは移動しないらしい
上の缶にハクキンカイロを置いてタオルをかけたりもしたが……遅々として進まない
1時間位待ったが、移動が進んでいるようにみえないのだ

諦めて一晩放置しておいた所、翌朝には9割型移動が完了していた
それでも上の缶には缶詰1つと飲み物2杯を温める程度のガスは残っていたが、このぐらいならばまあいいだろう

繰り返すが、部屋の換気を良くして、火の気のない場所で、自己責任で
一晩放置するなら部屋の中でなく、外に出しておいたほうが良いかも



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