2019年9月1日日曜日

2018/8/31土~09/01日 北八ツ再び

8/31土
0645 新宿駅集合
0700 新宿発 特急あずさ1号松本行
0907 茅野着

0930 茅野駅西口2番乗り場 麦草峠行
1037 白駒の池 下車 1450円(現金のみ)


◆行動予定
1100 白駒の池バス停
1120 白駒荘(CT15分)
(昼食)
1150 白駒荘
1250 高見石小屋(CT35分)
(休憩・高見石登る)
1330 高見石小屋
1600 渋の湯(CT90分)

宿泊 渋御殿湯
一泊二食 10800円
チェックイン1430
チェックアウト0930

9/1日
1030 渋の湯バス停発 茅野行
1127 茅野駅 1150円(現金のみ)


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ほんの三週間前に行ったばかりの白駒池だが、今度は友人を案内しての日帰り計画。
特急券と宿の予約をしたはいいが、西日本に大雨を降らせた雨雲の動きが読めず、天気予報がころころと変わる。
随分と気をもんだが前日の夜になってようやく大丈夫だろうという確信を得られた。


 あずさ1号到着後の茅野駅西口バス乗りば。
3週間前よりもだいぶ乗客は少ない。
だが天気は予想よりもかなり良く、陽射しが眩しいくらいだ。


 白駒池入口の駐車場に到着。


 白駒池までは木道が整備され、だれでも気軽に歩ける。
それでも苔むしたしらびその森の美しさを楽しめる。


 北八ヶ岳の山上湖の中でも最大の白駒池。天気と相まって美しいなあ。


 白駒荘の前のベンチでお昼を注文する。


 今日は音楽会があるとかでランチの食事メニューがうどん・そば・おでんのみだった。


 白駒荘で支度をして、高見石小屋に向かって登る。
私はといえば腹の具合がちょっとおかしくて不調。


 見ての通りの北八ツらしい登りなのだけど。
白駒池までは誰でも気軽に歩けるような整備された木道なためか、
「高見石くらいまでちょっと行ってみよう」
くらいに気軽に考える軽装な山を歩きなれてないっぽい人が結構多い。


その後高見石小屋前で休憩したが、お腹の調子が悪くてトイレに駆け込む。
今朝に冷蔵庫に残っていたやや古い牛乳を胃袋に処分してきたが、あれがよくなかったのか。


高見石小屋から麦草峠に向かっていくと、すぐに渋の湯へ下る道の分岐がある。


 しばらくはゆるーい下りが続くのだが、


 急に視界が開けたと思うところから、


 むこうに諏訪を見ながら「賽の河原」の下りに入る。


 振り返って。
後ろの人たちのいるあたりが「賽の河原」の終わりの地点。



北側の尾根と南側の尾根に挟まれた沢筋であり、大きな岩が集まったガレ場が結構長く続く。
岩と岩とを飛び移りながら歩くが、岩の隙間が結構開いていて、足を滑らせたりすると隙間に落ちてしまう。
最悪骨折くらいはありえそうだ。
金峰山の山頂もこんな感じだったろうか。
森林限界上のガレ場を歩きなれていればさほど危険って程でもないが、
・初心者を連れている。
・ひどく疲れていて集中力がもたない。
・雨が降っていて岩が濡れている
などの時は避けた方がいいルートかもしれない。
渋の湯~黒百合ヒュッテのコースの方がまったくもって安全なので。


 それにしてもいい天気だ。
多少の小雨は覚悟していたが、まったく降られない。


 ガレ場の下りが結構長い。
休み休み下る。



 2100mあたりまで下ってきて、ようやく樹林帯に入る。


 樹林帯といってもまだガレ場はあり、気を抜いてはいけない。




 2000mを切ったあたりまできて、ようやく危険はないと判断できる。
一息。



 黒百合ヒュッテからのコースと合流。


 渋の湯に下山完了。今夜のお宿・渋御殿湯です。


 西館のお部屋をとった。

東館が湯時客向けのやや簡素な部屋で素泊まり5000円。
本館西館が新しい部屋で素泊まり7000円。
一泊二食で3000円。
消費税と入湯税150円を加えて10950円。

この渋御殿湯、とにかくお湯の泉質が素晴らしい。
3週間前に入った時は、10時の日帰り入浴OPENと同時に入り、10:30のバスに乗るため急ぎで汗を流しただけだった。
それでも素晴らしいお湯だと思っていたが、とんでもない勘違いをしていた。
私が素晴らしいお湯だと思っていた風呂は加水・加温をしている風呂でしかなく、
ここの本当の肝は冷たい源泉にある。

冷たい源泉に浸かっていると、不思議と寒さを感じない。
のぼせないので長く浸かっていられるはずだが、20分も浸かっていると胸がつかえたような感じがしてきて、あまり長くは入っていられない。
そこで加水加温してある風呂と交互に入るというわけだ。
ぐったりとしつつも心地よい疲労感で部屋に戻るとすぐに横になってひと眠りした。

夕食後にもう一つの風呂に入る。
この渋御殿湯には二つの浴場がある。
一つが西の湯。石鹸を使用してよいのはこちらだけ。
日帰り入浴だとこっちになる。
もう一つが東の湯。
宿泊か部屋休憩の客専用の古い湯治の浴場で、特に男湯は湯が自噴している地面の上に作られているという湯舟があってこれが素晴らしいのなんの。

なので渋御殿湯に入るときは日帰り入浴(1000円)ではなく、部屋休憩(2000円)で入ってゆっくり休みながら沸かし湯と冷源泉とを堪能してほしい。



昨日の心拍数

昨夜の睡眠。
このところ仕事が過酷であまりよく眠れない日が続いていた。
夜中に何度か目が覚めたのは一緒だが。
それでもここしばらくないくらい心地よく眠れた。
温泉は偉大だ。
特に私はこれまで、30℃くらいの冷泉が好きではなく、短時間であったまる熱い風呂が好きだった。
渋の湯ではじめて冷泉を気に入った。


 窓をあけると山奥の朝の空気はもう秋の気配


 宿の本来のチェックアウトは9:30だが。
茅野へ帰るバスが10:30故、10時過ぎまで滞在させてもらった。

この渋御殿湯、旅行サイトの口コミなどだと悪評が目立つ。
古い施設や従業員の洗練さなどで良い旅館と比べたら確かに荒は目立つかもしれないが。
一泊二食で8000円/10000円の宿ですよ?
旅館というより湯治場と思えば大満足でした。
まあ、私の場合評価のベースが山小屋なので。だいぶ他人の考えとは異なるかもしれないが。


 帰りのバス車窓からみた蓼科山。
あそこもいつか行きたいと思いつつ、なかなか。
テント泊だとプランが立てにくい場所なのだ。
あきらめて山小屋泊にするかなあ。


駅前で蕎麦を食べてから帰る。
12:39のあずさの指定席がまだあったので、13:39の特急券を変更してもらった。
一回までは無料で変更できるとは知らなかったよ。

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