寝坊した。
涼しくなってきたことだし、軽く低山のマイナールートでも歩いてみよう。
中央道にかかる中宿橋。
高速が作られる際に、土地を分断される地元対策でこういう徒歩橋が作られるのだろうが。
あんまり使われてる感じはしない。
最近では老朽化したこの手の橋は補修でなく撤去される傾向にあるようだが。
太鼓曲輪尾根。
八王子城の沢を挟んで南側を東西に伸びる尾根を天然の要害にしたものと思われる。
入り口の怪しさに反して道は手が入っている。
マグボトルが落ちてたのはあれだな、ザックのサイドポケットに突っ込んでたんだな。
あそこはどう見ても水筒やペットボトルを刺しておくようにはなってないのだが、やる人は多い。
メーカーもそういうニーズを汲んで、サイドポケットを深めにしてもよさそうなもんだが。
太鼓曲輪は防衛施設なので尾根上をとっとこ進軍されては困る。
そこでこういう堀切がいくつも切ってあるが。
妙に幅が広い。
これでは通常時に橋をかけるにも難儀では?
戦国時代にはもっと狭い堀切だったのが、長い年月で侵食されたのだろうか。
短い間隔で5つの堀切を越える。
先週の名郷が寒かったので。
少しあったかめの手袋をしてきたら、熱くて汗が縫い目から染み出る。
今の時分は服装の選択が難しいね。
さて。
今日は軽くで、八王子城の方に降りるつもりだったけど。
脚がのってきて北高尾山稜へと突き進む。
北高尾はおなじみなので特にいう事もありませんが。
はて?
と見回すと左手の方に踏み跡と、切り株の上に
「至陣馬高原下」
の標識が置いてあった。
鞍骨沢左岸尾根のコースから、山下屋コースの分岐を見落とすまいと注意していたのだけど。
結果からいえば踏み跡をたどっていれば自然と陣馬高原下へ誘導され、
むしろ尾根通しの踏み跡の方が分からなかった。
沢筋の中のジグザグ道を下っていくと、バス停の目の前に出た。
ああ、ここにつながっていたのか。
鞍骨沢左岸尾根と山下屋コースは守屋地図で青実線。
普通の山道で特に歩きにくいところはない。
堂所山から最短で下山できはするが、緊急時のエスケープになるかというと、それはちょっと微妙かも。
非常時には最短よりも安全確実である事が優先される場合が多いし。
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