2020年11月3日火曜日

2020/11/3火 復調のきざし@塔ノ岳

間に大菩薩と鍋ピクニックなどを挟んだが、
本来ならまだ高尾山でリハビリの最中なのだ。
最期に高尾山に登った時もわずかに頭痛があり、万全ではなかった。

だがこのところ妙に調子がいい。
大菩薩もそうだったし、ジムでトレッドミルを走っても・荒川の川沿いをジョギングしても体が軽い。
これならば高尾山以外の山に行動を広げてもよさそうだ。

ではどこに?
高尾山が標高差400mならば、800m位のところ?
様子を見ながらなので、できれば慣れている山がいいのだが。

ところで私が高尾山の次によく行く山といえば、塔ノ岳の大倉尾根だ。
標高差1200m、日帰りのコースとしてはそこそこタフな方だろう。
だが小田急からのアクセスの良さと、整備された道の(比較的)安全さから人気のコース。
私はここを良くトレーニングコースとして利用してきた。

しかし高尾山の次が塔ノ岳かぁ。
いくら何でも1200mは無理では?という気持ちと、
ジョギングなどでは糖尿病の治療以前よりもむしろ体が軽い最近の傾向と、
なんとも判断がつきかねる。
まあ行ける所までいって、無理ならそこでお昼食べて降りてくればいいや。


小雨の大倉バス停。
少し自宅を出遅れたせいで始発のバスには間に合わなかったが、2本目のバスには乗れた。
天気予報では6時までの降水確率が70%、12時までが40%、12時以降が10%
降っても朝までで、あとは回復すると踏んでいたのだが。
雨具の用意はない。
仕方ない、ウィンドシェルを着る。


7:24に大倉を出発


いくらか透湿性があるとはいえ、来ていると蒸れる。
霧雨のような塩梅に落ち着いてきたので、観音茶屋の前でウィンドシェルは脱いだ。


一本松のベンチで最初の休憩。
糖分補給に切山椒を食べる。
先日大菩薩の湯で買ってきたやつだ。
切山椒はうどんみたいな見た目のものしか知らないが、これは短く太い。


雨のせいか。
秋のハイキングシーズンだというのに妙に人が少ない。


トリカブト


堀山の家で2回目の休憩をとる。
堀山の家より上に行くと紅葉も目立ってくる。




大倉尾根の後半は階段との対話。
只管打座の心境。


花立の階段を登る前に。
雨が強くなってきたので再びウィンドシェルを着る。


花立山荘の上。
流石にここまで来ると呼吸があがることもあるが。
なかなかいい具合にペースを保てている。
身体が軽い。

とはいえ標高差1200mを登るのは久しぶりだからか。
金冷やしから塔ノ岳へ向かう途中で左の腿がすこしヒクヒクしだした。
まだ大丈夫だが無理は禁物。
下りはゆっくりおりないと攣ってしまうかもしれないし。


慌てずじっくりと足を運ぶ。
余裕があってもペースをあげずに山頂到着。
時間は……11:07
え!?大倉から3時間43分??
これは想像以上にいいタイムだ。

たしか過去最高のタイムが3:40だったから……
いや、3分差とはいえ内容的には今日の方が良く歩けていた。


風景は虚無っぷり。


鍋野菜セットと、豚ロース赤身肉と、鍋キューブを持ってきた。
コイツでお昼にしよう。
野菜がちと多かったかな?(510g)


まあいい、白菜は飲み物。


ようやく雨もあがった。
だがウィンドシェルは脱げない。
中のジャージは汗で寝れているため、冷たい風にさらされるとあっという間に体温を奪われる。

小雨の降る中での登山になったが、今日の好調は嬉しいなあ。
このブログで書いているとおり、8月9月はちょっとした里山でも薬の副作用?に苦しみ、リタイアがあったので。
よくぞここまで戻してこれた。
一番きつい血圧降下剤の服用をやめたのも大きいが、
内蔵が健康に戻りつつあり、体重も10kgほど落とせたのが大きいのだろう。


豚ロース、脂肪の少ない赤身肉も煮えた。
本当は大量の白菜をトロトロになるまで煮たいが、さっさと食っちまいたい。


(((力が欲しいか?)))
野菜が多すぎたので結構です。


名水はだの富士見の湯は冬季の間は大倉への送迎バスはなくなる。
鶴巻温泉の弘法の里湯が改装が終わったようなので、鶴巻温泉駅で下車する。
今日ばかりは雨と汗とでべたべたなので風呂に入りたい。


以前1階のそば屋だったとこ。
一の屋という食堂に代わっていた。
秦野駅の南口にある、地元の老舗の飯屋がここに出店しているらしい。


実は下っている途中で濡れた石でスリップしてしまい、久しぶりにすっころんでしまった。
その際左手に持っていたストックをへし折ってしまった。
ちょうど1年前に同じく大倉尾根でデビューしたやつなんだが。

2019/11/2土 初心の鍋@塔ノ岳

その際左の肘も打ち身したようでヒリヒリしていたのだけど。
服を脱いだら血が滲んでいて、どうも思ったよりも強かに打ったようだ。
打ち身こそ温泉で癒したいとこだが、まだ生傷でヒリヒリして湯に浸せられない。


とりあえず道具袋に入れてある大きな絆創膏を貼った。
いつ入れた絆創膏だったかな?
医薬品は定期的に替えないとだめね。

ストックは折れてしまったが。

ストックが折れた
ストックに折れるほどの荷重がかかった
折れたとはいえストックがその荷重を一旦は受け止めた
自分の身体が地面にたたきつけられる衝撃を、ストックが一部肩代わりした
自分の怪我をストックが肩代わりしてくれた

くらいに思っておこう。

さて折れたストックはどうしよう。
たぶんサポートに連絡すれば修理か・折れた下の段の部分だけ売ってもらえるだろうが。
1年使ってみた感想では、あんまりしっくりくるストックじゃないんだよなあ。
やっぱりLEKIのやつを買うか。


一の屋に入って枝豆とひれかつ丼を頼む。
今日は頑張ったし、これくらいはいいよね。
味は……随分濃いめの味付けだった。
いや、私が食事制限を続けている為、私の味覚がおかしくなっている可能性もあるかもだが。
とくにこういう高カロリーな飯は久しぶりだしな。

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