0435 王子
0453 神田
0501 神田
0611 高尾
0614 高尾
0706 笹子 1980円
笹子駅 600m
↓2:45
角研山 1377m
↓1:30
本社ヶ丸 1630m
↓3:05
駅
自粛下のマイルールにのっとり、地元の集落・民家を避けた所を。
中央線笹子駅から南の山は民家を避けてすぐ山に入れる。
本社ヶ丸へのいくつかあるルートの一つ、庭洞山・角研山へ登ってみる。
一応本社が丸へのコースも確認しておくが、このところの体力低下もあり、角研山まででもいいかな?
近所の公園。
始発の電車で行くのは久しぶり。
4:15頃だが、もうこんなに明るい。
夏至まであとひと月ほど。
中央線の電車は、同じ車両に登山者っぽい人は5人ほど。
笹子駅は降りる人も少なく、私を含めて3人。
自販機で缶コーヒーを飲む。
線路と山の間の林道をいけば。
標識もあるので間違えようがない。
特段このあたりで熊が出るとは聞かないが。
人間の出入りが減って、人間と野生生物との境界が崩れているかもしれない。
尾根を横切るが小さな鉄塔だ。
後ろから登ってきた人に追い抜かれる。
今日山中で出会ったのは彼一人だけ。
元々静かな山歩きが好みでチリンチリン煩い熊鈴は嫌なんだ。
それで比較的煩くない、カラコロ鳴るこの鈴を選んだのだけど。
ザックに括り付けても、腰に下げても、鈴が揺れなくて音を立てないんだ。
歩きがゆっくりで、身体を激しくは揺らさないからだろうか?
そうはいっても熊に聞こえない熊鈴に意味はない。
手で持てばストックをつくたびに多少は鳴るが、ずっと持っているのもうっとうしい。
腰に下げておく。
秀麗富岳十二景の12番目だが、今日は展望なしだろうな。
地形図を見るに、下って行けるようには見えないが?
笹子峠は山梨県東部(郡内地方)と山梨県中央部(甲府盆地)を隔てる山脈で、北の大菩薩と南の三つ峠と、ずーっとつながる。
笹子側から臨むと「甲州街道最大の難所」と呼ばれたのも納得の高い壁だ。
今はもちろん、甲州街道(R20)も中央自動車道もJR中央本線もみんなトンネルだ。
ただ地図を見れば峠越えの道も車道にはなっているようだ。
随分と山肌が荒れているなあ、などと思っていると標識があり。
え?ここから登るの?
もっと急で荒れている場所に作ってほしいな。なぜここに?
目の前に二つ目の鉄塔。
鉄塔周辺の土壌の保全の為に階段を作っているのだろう。
昨日の夜みた山梨の天気予報では、降水確率は0%・日中の最高気温25℃という話だったが。
ずっと薄曇りでTシャツ2枚のみだと若干肌寒い。
動いていればちょうどいいのだけど。
事前調査の通り、展望はない。
山と高原地図で2:45の所、休憩込み(最初の身支度の時間は除く)の実タイムで3:00。
良くは、ない。
少し早いがここでお昼にしよう。
朝コンビニで買ってきたおにぎりとサラダチキンだが、山で食うとうまい。
ところでこの山名、どういう意味だろうと思っていたが。
さっきの山頂直前の岩、たぶんあれだ。
岩の隙間を縫うように歩くので、例えば角の立派な牡鹿が通れば。
角を岩でこすってしまうだろう。
1:45……いや、休憩込みで2:00かかるかな?
体調的には行ける気がするが。
登り5時間というのは、このところのたるんだ足腰には刺激が強すぎるかもしれない。
急な下りで膝に来るかもしれないし、今日のところはここまでとしておこう。
展望はあまりない尾根だが、なかなか美しい森じゃないか。
道は……
おおむね良く踏まれていて迷う個所は無い。
ただところどころ少し荒れて、急斜面で滑りやすい土に足を置かないといけない場所があった。
雨の直後などは避けた方がいいかも。
それと腰をおろすのにちょうどいい倒木・切り株・岩などは少ない。
庭洞山と角研山の山頂くらいか。
腰をおろして休みたいなら敷物があった方がいい。
少し手前の最初に身支度した場所で、同じく下山前の身支度を行う。
上から下まで全部脱いで着替える。
汗で濡れているのに風呂がない場所では仕方ない。
さて、次の電車の時間は?と調べると15分後。普通に歩いてちょうどの頃合いか。
その次の電車は?とみれば1時間以上開く。
仕方ねえ。
着替えた直後に汗をかきたくはないが、すこし早足で駅へ向かう。
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