東武東上線に乗り小川町駅で降りると、なにやら騒がしい。
酒蔵まつりというのをやっていて、シャトルバス乗り場の案内を叫んでいるようだ。
小川町は小さな街ながら酒蔵が複数ある。
酒蔵は街の文化の度合いだと思う。
東秩父村の西側はU字に山に囲まれたところながら、道脇の古い建物は街道沿いを偲ばせるところがある。
現在人の感覚では山奥の行き止まりだが、山越えで秩父へ通じていたので普通に街道沿いだったのだな。
ここらも今はもう遺棄されているが、道の脇は山畑だったようだ。
あるいは住宅もあったかもしれない。
車道に出る。
戦後の自動車化社会に伴って、徒歩の山道も車道に付け替えられるが。
地形の都合もあり、すべてが車道に置き替えられるわけでもない。
さっきのように部分的に徒歩の山道も残る。
そういう場所は車が入れないので、住居としては不適になってしまうのだ。
逆に言えば車が使えるなら結構上の方でも現住できる。
ここのソフトクリームおいしいらしいのだけど。
って、あれ?車道?
肉眼でなら堂平山の天文台が見える。
皇鈴山が展望台になったのが、こちらも東面の展望がいい。
左手前に和同黒山、皆野町の市街を挟んで右に皆野アルプス。
奥に両神山。
国破れたら山河も残らんかもな。
ケーブル盗難対策で、配管内にコンクリートを充填。そういうのもあるのか?
山の上だというに、神職も常駐でいるようにみえる。
現在は荒川沿いに国道140号も秩父鉄道も走っているが、
古代にはここ、山越えのルートが秩父往還道であり、それゆえ峠にあたる場所に立派な神社があったのだろうか。
ちょっぴり岩場。
秩父と西上州との国境の山々。
向こうにまだ雪を残した浅間山。
秩父でみかんがとれるとはしらなかった。
寄居で東上線に乗り換えるついでに今井屋のとんかつ食べようかと思ったが。
日曜日はお休みだったな。
乗り返せず熊谷まで出て、そこで何か食べよう。
谷川岳で一杯。
どうも高崎駅の駅ビル運営会社がここ熊谷駅のも手掛けているみたい。
群馬県民なら赤城榛名妙義の上毛三山(じょうもうさんざん)のことだな、とすぐわかる。
だが読みは”さんざん”でなく”みやま”。
さんざん、では語呂が良くない。
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