2025年2月24日月曜日

2025/2/10(月) 岩殿山・稚児落し(ゆるキャンキャンセル)

大月市の某所で、以前通りかかった時に「テント泊するのにとてもよさそうな場所だな」と感じた所があって。
今回はそこでゆるキャンきめたいと思った。
直に向かうと歩く時間が短いので、久しぶりの岩殿山をからめて。


水2L込みで13.0kg。
このくらいなら重くはないが、寝袋がかさばる。


大月駅。-1℃。寒い。
冬に郡内(山梨東部)にくるといつも言ってるが。



教習所前でバスを降りる。
自販機があるのであったかいコーヒーを胃に入れていく。


バス停の20m先に岩殿山の畑倉登山口。
岩殿山は3つある登山口のうち、南と東の2か所がずっと閉鎖中で、ここしかないのだ。
ないし西の稚児落しの方から縦走してくるか。





道の状態は良好。



沢が凍ってる。



岩殿山到着。
随分昔に2回ほど来ているけど、そういえばここ、一番高い本丸跡には来ていなかったな。


本丸から一段下ったとこ。


大月市街。


大月や上野原にくると。
市街地と桂川の流れる谷底との落差の大きさにはいつも感心する。


今日の目的地方面を見やる。


下っていく。



南の通行止め。
もうずっと長い事閉鎖されている。
岩殿山は大月市の顔ともいうべき山だというに。
復旧が難しいのだろうか。


兜岩東側の鎖場一段目。
花崗岩質で岩角が立っておらず、ある程度鎖に頼らないといけないが、鎖を頼るのであれば難しくはない。
ただ……


見ての通り崖の途中から鎖に取り付くような塩梅。
下りだと、下っている途中で左にひょいと避ける必要がある。
下りに使うにはちょっと嫌だね。


鎖はしっかりしている。


すぐに二段目。
ここはチムニーの右手にコの字状の鉄が打ってある。


ただ真下までくるとごらんの通り、その鉄が妙に斜めになった状態で。
そこに足をかけてはしごのように登るのはかえって面倒。
ただ大月市の観光協会のHPでは、そこをはしごのように登る案内をしているのだよな。
私も初めて来たときはそれを見てまねて難儀した。



北側に巻き道もある小ピーク。


さて。兜岩は現在通行禁止になっている。


崩落の為、とはいうが。
10年以上前に来た時と比べ、特にどこが崩落しているのかは不明。
元からこんな場所じゃなかったかな。
枯葉や砂は積もっているが。
まあ、落ちたら死ぬところだし。


兜岩北側の迂回路も道は良くない。
ロープ頼り。



岩殿山~稚児落し間には南北にいくつか作業道も見えた。
鉄塔巡視路もあるが、道の状態は良くない。


稚児落し。



久しぶりに来たが、岩殿山は短いながら楽しい山だった。
さて。


この後は北へ向かう。



道は迷うという程ではないのだが。
所々「これで実線コースか?」と思うような悪い所があった。


写真を撮る余裕がなかったが、笹平を過ぎて次の鉄塔のあるピークへの登り、ちょっとしんどかった。
砂ザレの急斜面に分厚く落ち葉が積もっている。
鉄塔巡視路ゆえ、急斜面に足場材を打って階段状にはしてあるのだが。
その足場材も崩れたり砂に埋もれたりで。
登り切ってから振り返ると「ここを降りるのかよ」とビビる。
何となれば尻を地面につけて滑り降りるが、ここは砂と落ち葉ばかりで、掴んで滑落を制動する木の根とか岩角とかが乏しいので。



ここの下りなども。
実線コース?これが?

昨年12/25の花咲山はここのすぐ西側で、破線コースから実線コースに格上げになったという話をしたが。
個人的には花咲山よりもこっちの方が道が悪かったな。




トヅラ峠に降りて小休止。
スマホの機内モードを解除すると、メールや着信履歴がドっと入る。
(写真を撮ったり地図をスクショしているのは別の古いスマホ)
会社からで、インフルの為に人員の都合がつかず、明日の泊りに入って欲しいとのこと。
むむむ。
明日の夕方からの勤務なので、予定通りに山中で一泊してもギリ間に合うか?とも考えたが。
なんだかんだ山欲も満たされているし、今から下山すればちょうどバスもある。
下山しましょう。


林道スケートリンク。



金山地区に下山。


大月駅前で田舎うどんを食う。
汁も具材もうまかったが、麺は……乾麺茹でただけだな。


大月始発東京行きのグリーン車に陣取る。
3月15日までは無料。
いつものくせで、酒とおつまみを買ったが。
考えてみれば酒もおつまみも手つかずでザックにあるのだったな。







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