今回はそこでゆるキャンきめたいと思った。
直に向かうと歩く時間が短いので、久しぶりの岩殿山をからめて。
このくらいなら重くはないが、寝袋がかさばる。
冬に郡内(山梨東部)にくるといつも言ってるが。
自販機があるのであったかいコーヒーを胃に入れていく。
岩殿山は3つある登山口のうち、南と東の2か所がずっと閉鎖中で、ここしかないのだ。
ないし西の稚児落しの方から縦走してくるか。
随分昔に2回ほど来ているけど、そういえばここ、一番高い本丸跡には来ていなかったな。
市街地と桂川の流れる谷底との落差の大きさにはいつも感心する。
もうずっと長い事閉鎖されている。
岩殿山は大月市の顔ともいうべき山だというに。
復旧が難しいのだろうか。
花崗岩質で岩角が立っておらず、ある程度鎖に頼らないといけないが、鎖を頼るのであれば難しくはない。
ただ……
下りだと、下っている途中で左にひょいと避ける必要がある。
下りに使うにはちょっと嫌だね。
ここはチムニーの右手にコの字状の鉄が打ってある。
そこに足をかけてはしごのように登るのはかえって面倒。
ただ大月市の観光協会のHPでは、そこをはしごのように登る案内をしているのだよな。
私も初めて来たときはそれを見てまねて難儀した。
10年以上前に来た時と比べ、特にどこが崩落しているのかは不明。
元からこんな場所じゃなかったかな。
枯葉や砂は積もっているが。
まあ、落ちたら死ぬところだし。
ロープ頼り。
鉄塔巡視路もあるが、道の状態は良くない。
さて。
所々「これで実線コースか?」と思うような悪い所があった。
砂ザレの急斜面に分厚く落ち葉が積もっている。
鉄塔巡視路ゆえ、急斜面に足場材を打って階段状にはしてあるのだが。
その足場材も崩れたり砂に埋もれたりで。
登り切ってから振り返ると「ここを降りるのかよ」とビビる。
何となれば尻を地面につけて滑り降りるが、ここは砂と落ち葉ばかりで、掴んで滑落を制動する木の根とか岩角とかが乏しいので。
実線コース?これが?
昨年12/25の花咲山はここのすぐ西側で、破線コースから実線コースに格上げになったという話をしたが。
個人的には花咲山よりもこっちの方が道が悪かったな。
スマホの機内モードを解除すると、メールや着信履歴がドっと入る。
(写真を撮ったり地図をスクショしているのは別の古いスマホ)
会社からで、インフルの為に人員の都合がつかず、明日の泊りに入って欲しいとのこと。
むむむ。
明日の夕方からの勤務なので、予定通りに山中で一泊してもギリ間に合うか?とも考えたが。
なんだかんだ山欲も満たされているし、今から下山すればちょうどバスもある。
下山しましょう。
汁も具材もうまかったが、麺は……乾麺茹でただけだな。
3月15日までは無料。
いつものくせで、酒とおつまみを買ったが。
考えてみれば酒もおつまみも手つかずでザックにあるのだったな。
0 件のコメント:
コメントを投稿