2024年5月31日金曜日

2024/5/30(木) 曽我丘陵

 二宮の吾妻山、ないし湘南平から西を望むと一番手前に左右(南北)に延びる低い尾根がある。
小田原と平塚を隔てる曽我丘陵だ。
その丘陵がずっと北、秦野盆地の南の渋沢丘陵まで続いているように見えるもので。
通して歩いているのも面白いかな、と思ったのだ。

2024/2/13(火) 吾妻山公園/湘南平・高麗山



そんな訳で今日は国府津駅から。
逗子駅同様、国鉄味のする駅舎。
もう少し待てば7:30駅前のパン屋さんが開くが、そのために待つのもなんなのでNEWDAYSでおにぎりとサラダチキンを買って行く。


駅のすぐ北側まで山が迫る。
南は海で、ここは東海道の隘路なのだ。



光明寺の脇から山に入っていく。
地形図を見ての通り、このあたりの丘陵は山の上まで車道農道が入り組んでいる。





舗装された道を行くと、雑木林の中に耕作地や果樹園が混じっている。





眺めもまずまず。



西山農道の両脇は特に現役(?)の畑が多く。
8時頃ともなると農家が軽トラでやってくる。


これから向かう曽我山。



このあたりを歩いていてやたらと目につくのがこういった農作業小屋。
採光と換気を兼ねていると思われる、小さな上げ棟屋根がちょこんとついてる。
こういう小屋が多い、めちゃくちゃ多い。
畑一つに小屋一つってくらい多い。
単なる農具置き場にしては大きくて立派だ。
なんだろう?
かつて山の上に住んでいた名残りとか?
農作業の繁忙期に滞在するとか?

あてずっぽうだけど。
戦後の高度成長期・自動車化社会の中でインフラの無い山での暮らしに堪えかねて麓に降りてくるのはどこも同じだが。
この地域は農家が共同出資して農道を整備し、山へ自動車で通えるようにして故郷の畑を維持したのだろうか。




六本松跡まではハイキングコースに指定されていて、案内標識は豊富。
ここまでは迷わずにこれた、のだが。



その先は表記の類が急になくなる。
この不動山への入口も、ここまでの感覚で左に進んだら違った。
道はじきに西へ下りだし、ここまで引き返す。
ここは右だ。


ようやく土の地面。
国府津駅からさっきの分岐までずっと舗装路だったのだ。


不動山は東側にまき道があったが。
せっかくだから山頂を踏んでいこう。
ややヤブっぽくて蜘蛛の巣が張ってる。



不動山で腰をおろして、毎度頭の悪いnewdaysのおにぎりを食べる。
このあたりの山を曽我山とか曽我丘陵と呼ぶらしい。
ここの西側の麓が「曽我兄弟の仇打ち」の、あの曽我の庄なのだ。


浅間山の電波塔のあたりから、再び舗装された農道になる。



通行止め。
農道を拡幅改良して、アスファルト舗装・側溝・歩道・ガードレールを備えたいい道に作り替えている。
さっきすれ違ったカメラマンっぽい人が「車両通行止めとあったので歩行者はいいのかと思って通ったら怒られた」と言っていたのはここの事か。
私が行きたいのは北西の方なので、左・西に迂回するが。
結果から言えば右・東側に行くべきだった。




どこもかしこもメガソーラー。




西の方へすんごい迂回を強いられた。
そして東名高速までくると山と高原地図の「丹沢」の範囲に入る。



篠窪の集落から、今度は渋沢丘陵に入る。



大山と三ノ塔がみえてきた。



渋沢丘陵も山の上まで農道が通っているのは一緒だが、雰囲気はだいぶ違う。
桜の樹が多いな?と思ったら。
ここらのは食用の桜葉を作っているとのこと。




頭高山。
最近綺麗に手入れされたようだ。



東屋から西は松田の街が、
北東は秦野盆地と丹沢大山の眺めがいい。

渋沢駅近くの頭高山は一度は来たいと思っていたのだ。
まあ、国府津から来るつもりではなかったのだが。

ベンチに座り、しばし休む。
曽我丘陵はハイキング目的だとそこまで魅力的ではないかもしれないが、
他ではお目にかかれない、この地独自の光景を見れたのは良かった。

さて。元気があれば渋沢丘陵を東に渡って震生湖まで行っても良かったのだが。
今日は舗装路歩きが多くて足が疲れたのと、汗を結構かいて早めに風呂に入りたいのとで。
渋沢駅に下ってしまった。
このところ温泉欲が減衰しているのと、軽めの山が続いていたのだけど、ぼちぼち風呂で汗を流したくなる陽気だ。


渋沢駅で箱根そば。
枝豆入りのかき揚げとアスパラベーコン巻きの季節メニュー。


新宿駅でC&C。
コロッケカレーwithらっきょ。
欲しがりません、カツまでは。

2024年5月17日金曜日

2024/5/12(日) 龍崖山ピクニック

 飯能駅。
北口のバス乗り場で集合。



飯能駅からバスに乗り、永田大杉で下車。


バスを降りた目の前にドラッグストアがあり、その横から龍崖山の山頂がもう見えている。
が、先に大里屋に寄って四里餅を買って行く。



入間川の吾妻峡へ降り、元祖ドレミファ橋を渡る。



八耳堂から山に入る。


休み休み登って、



すぐに山頂。


ソーセージやラム肉を焼いて酒を飲む。



あいにくと曇り空だったものの、都心方向は見通せた。