2025年7月3日木曜日

キャラバンの靴とモンベルの靴

前回の矢岳で靴がもう限界だったので。
新しい靴を買いました。
キャラバンのGK8X。
最新モデルのGK8X_FFFの一個まえのモデルなので、セール価格で買えたのです。

山登りを始めてからの(メインの)靴の遍歴を振り返ると
1.ABCマートで売ってたHAWKINSのトレッキングシューズ
2.キャラバンC1_02
3.キャラバンC1_02s
4.キャラバンC1_02s
5.モンベルテナヤブーツ(ワイドサイズ)
6.モンベルアルパインクルーザー800BOA
7.コレ

1.のはまあ、初心者ゆえの失敗。1年持たずに靴底に穴が開いた
3.4.は2.の後継モデル。この3つは足ににもしっくり来て気に入っていたのだけど。
どうにもソールが滑りやすいのと、重い荷物を背負っての縦走だと後半足裏が痛くなってしまって。それも靴の固いやつが欲しくなった。
5.はそれでモンベルに浮気した。BOAで靴紐操作が必要ないのに惹かれたが、思いのほか良くて、
それで次も後継の6.にしたのだが。
これがどうも色々とおかしい。
それで今回キャラバンに戻ってきた。
軽登山靴のキャラバンシューズではなく登山靴のグランドキングに。


かなり固い。


前4つがループで、後ろ4つがフック。
その為ガバっと大きく開く。
BOAに慣れきってしまっていて、紐の靴に戻るのに不安があったが。
紐靴のなかでは脱ぎ履きはしやすいほうかも。


履いてみる。
うん、やはりキャラバンの靴型は私の足になじむな。
頼もしい固さだ。




そんなわけで初回の足慣らしに高尾山へ。
3時間ほど歩いてみた感想。

やはり私の足にキャラバンは相性がいいようで、3時間歩いても靴擦れの気配がほぼない。
モンベルの靴は初回(どころか3回目くらいまで)は3時間も歩けば踵が剥けて痛い思いをするのだが。
一方で。6号路では踏まれて磨耗している濡れた石につま先側を乗せてぐっと踏み込むと、簡単に滑る。
あー、そうだった。確かにC1_02もこんなだったっけ。
モンベルの靴に変えて何より感心したのが、濡れた石や木の根でも吸い付くようにフリクションが効くことだった。
いくら何でもソールの性能でここまで違うとは思えず、靴全体の固さの違いによるものかなと思っていたのだが。
固いグランドキングでもやっぱり滑るんだ。

道具に慣れる・道具を使いこなすというのは良くも悪くも道具の性能を当てにした動きになるということなので。
モンベルの靴に慣れて、モンベルのソール(トレールグリッパー)性能をあてにした雑な歩き方になっているかも。
しばらくは軽率な足さばきはしないよう注意だ。


・靴型
キャラバン:甲高巾広な私の足にちょうどあう
モンベル:通常サイズだと爪先側が入らない、ワイドサイズのだと踵ががばい

・ソール
キャラバン:濡れた路面や石で滑りやすい
モンベル:濡れた路面でも驚くほどグリップする

いやほんと、キャラバンの靴にモンベルのトレールグリッパーを張れればいいんだがな。