飯能三山というのを最近しった。
『山ノススメ』関連でね。
柏木山・龍崖山・多峯主山を指してそう呼ぶらしい。
天覧山の裏である多峯主山は有名だが、他の二つは知らなかった。
ちょうど登山地図ではカバーしにくい場所というのはあるが、それだけにしては妙に情報が少ない。
ともあれ一つ一つは子供や老人でも登れる低山なのだが。
幸い3つとも近い場所なので、3つまとめてちょうどいいくらいだ。
飯能駅からバスにのり、永田大杉バス停が3つの山の起点となる。
あっというまに龍崖山。
ハイキングコースの案内看板には柏木山がのってなく、誰かが勝手にマジックとテプラで書き足している。
南の龍崖山公園への案内に従って降りてきたはずだが。
元の北側に下りてしまった。
まあいいや。
南面180℃がひらけた展望のいい山だ。
一番奥の大きな山体が川苔山か。
なんとも奇妙な山だな。
地元の有志で手入れされている山・登山道というのは珍しくないが。
それにしてもこの山は「好き放題やってる」感じが強い。
ネット上や登山ガイドに情報が少ない事、
龍崖山山頂の飯能市の看板にも柏木山が乗っていない事、
今歩いて来た茜尾根のコースは、北側のゴルフ場との境界のフェンス沿いであること。
などなどを諸々考えるに……
推測だけど、地権者の意向が強いのではなかろうか?
行政や登山地図製作者に対しては協力的ではない一方で、
地権者の意向を受けた有志が好きにやってる……よく言えば手作り感あふれる山になっているのかな。
いや、これはあてずっぽうにも程があるけど。
穂高連峰の、西穂~奥穂~涸沢に見立てたジョーク。
いや、ジョークにしたって立木にペンキで書き込むなんて他ではちょっと無いよ。
ふたたびドレミファ橋を渡って永田大杉バス停に戻り、次に向かう前に大里屋本店で四里餅を仕入れる。
ぱっと見、秩父餅に似ている。
ただ秩父餅ほど柔らかくはなく、あっちよりもだいぶでかい。
人気なのも分かる。
今日は行きたいとこがあるのでまた今度。
12時前の混まないうちに入店できた。
想像以上の大盛だった。
通常のうどんでいうと3玉くらいあった。
お餅食った直後にこれは重い。
このあと新島田屋で焼き饅頭も食べたかったが、うーん、ちょっともうお腹に入らないな。
そっちもまた今度。
(2021/12/06追記)
柏木山のあの謎オブジェたちに対し、飯能市から撤去通告の張り紙が張られているという話を聞いた。
あまりに好き勝手にやってるようなので、私はてっきり地主の了解のもとで地元有志がやってるもんだと思っていたのだが。
まさか市有林に本当に勝手にやっていたらしいのだ。
だとしたらちょっと擁護のしようがないなあ。
立木にペンキでジョークのようなアレコレを書くのも。
そりゃあ、市のハイキングコース看板や、民間のハイキングコース紹介で取り上げられにくいわけだよ。
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