2020年12月20日日曜日

2020/12/19土 要倉山

0534 神田 中央線快速高尾行
0636 高尾 935円
0655 高尾駅北口 西東京バス霊園32陣馬高原下行
0719 関場 514円



冬は低山・里山が楽しい。
今回も『新バリエーションハイキング』を参考に、以前より候補に挙げていた所を歩いてみる。


朝7時前の高尾駅北口。
陣馬高原へ行く1番のりばは40人くらいの列ができている。
もっとも半分は高校生だ。


関場バス停で私だけ降りる。
他の全員は陣馬高原下まで行くようだ。
バスを降りて歩いていると、あとからもう2台、陣馬高原下行のバスがきた。
増発便?だったのだろうか。


バス停からすぐ、携帯基地局がある。
ここの右手を通って奥へ向かい、


小さなお社の左手にかすかながら取り付きらしきものが見える。


およそ道と呼べるものではない急斜面だが、人が通った踏み跡は見える。


とはいえ踏み固められていない急斜面に分厚く落ち葉が積もっていて。
滑って足を取られるのなんの。



TV用の八木アンテナがある所までくれば一息つける。
守屋地図ではこの場所を「尾根末端の取り付きがが一般的でない」という理由で紹介を控えている。
もちろん踏み跡が薄いのもあるだろうが、悪路だからという理由ではないかもしれない。
携帯基地局の立ってる場所が私有地・かつ民家の裏庭みたいな場所で。
道というか畔みたいな古来から人の歩く場所……ではないからかもしれないな。


多少岩や木の根が出ていた方がむしろ歩きやすい。


今日はストックを持ってきていなかったが。
やっぱり歩行補助に杖が欲しくなって適当な枝を拾った。

もう結構昔だけど、一時期ストックを持たずに木の枝を現地調達することをしていた。

メリットは
・行き帰りの荷物が少なくなる。特にザックが小さい時は外付けの杖がないのがいい。
・グリップによって握る場所が決まっているストックより、グリップがなくて握る場所を変えることで長さを自在に調整できるので、状況の変化に対応しやすい。
・適度に曲がっている枝の方が、自転車のスポークと同じでサスペンションが利く。
デメリットは
・欲しい時に適当な枝が拾えるとは限らない。
・ナイフで削るとかの加工をしないと持ちにくい事もある。
・ストラップがないので他の事に手を使いたいときに邪魔に感じる。
・乾燥しすぎていると簡単に折れるので、迂闊に体重をかけられない。下山口に放置されているようなのはたいていソレ。



ススキ藪の中に38号鉄塔。
少し休憩する。
汗をかいてしまった。


鉄塔の西側は鉄塔巡視路の為、歩きやすい。


鉄塔巡視路の標識がある。
踏み跡は右……北へ下っていくようだが。


そっち、79号鉄塔は醍醐川の方へ下っていく道だな。


するとこっちか。
これまた滑りそうな急傾斜だ。


のぼりきるとしばらくはなだらかな尾根歩きが続く。


北側がひらけている。
峰見通りという市道山から東へ続く尾根。
戸倉三山の一部だ。



都心方向が良く見える。



そこからもうちょい西、守屋地図で「展望良」となっている場所は藪に覆われてしまっている。




要倉山は平坦な山頂だが展望はあまりない。



要倉山の先、伐採地のへりが素晴らしく眺めがいいのでここで休憩にする。
腰をおろすのにちょうどいい切り株も並んでいる。


シュトーレン。ひとつ802kcal。
本物のシュトーレンは食べたことがないが。
これは製パンメーカーの作った・スーパーのパン売り場に置いてあったやつなので。
たぶん「シュトーレン風菓子パン」なのだろう。




573ピークと本郷山のコルはこれまた藪が濃い



本郷山
特に来るほどの所でもなし



最初から本郷山のあたりまで、ずっとこれ。
バラ科の……野イチゴかなんかの藪がやっかいだった。
こまかい棘があって、ジャージのズボンだとチクチクする。
防御力の高いズボンをはいてくるべきだ。


南面が伐採されていて都心方向の眺めがいい。




高茶山で休憩。


マツキヨのプロテインドリンクを飲む。
コンビニで売ってるザバスのアレのパクリ。
常温保存可能なので、山に持ってくるにはいい。
シュトーレンの腹持ちが良すぎて、カップ麺はいらないな。


高茶山から下っていき、



再び登り返すと徐々に傾斜がきつくなってくる。



ここが今日いちばんきつかった。
写真はまだ植林帯だが、この先が広葉樹の落ち葉に埋まった急斜面で。
のぼりだからまだよかったが、下りだと歩いて降りるのは危険・尻セードが必要かな。



急斜面を登り切った所から振り返る。
踏み跡はわからん。


この小さなピークでキャンプ?している人がいてびっくり。


林道におりてきた。
カブが一台停まっているのはさっきのキャンプの人かな?
国立(国定)公園内でなければ、闇テント泊に関してはうるさい事は私は言わないけれど。
場所は選んでほしいなあ。
マイナーとはいえ、登山道上の狭いピークでとか勘弁してよ。
雉撃ちと一緒でさ、登山道からは見えない所で・痕跡を残さないようにやってくれ。


醍醐山への登り口をへて、


和田峠に到着。
茶屋はやっていない。
余裕があれば陣馬山を経由して藤野駅・相模湖駅まで歩いてもよかったのだけど。
やっぱり左膝に違和感が溜まっているので今日はここまで。
和田の方へ降りたかったけど昼時はバスがないので、陣馬高原下のほうへ降りるとする。


山下屋はやってない。
ちょうどバスが来たところだった。


今日は軽めではあったが、厳しすぎないバリエーションというのは刺激になる。


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