2017/12/24日 山じまい
0726 新宿 準特急高尾山口行
0815 高尾 360円
0832 高尾駅北口
0853 小仏 227円
先週は風邪気味で体調不良
本日は天候がイマイチ、夕方から崩れるかもしれない
だが先々週の臼杵山が年内最後というのも物足りないし、すこし体を動かしたい
短時間でサッと登ってこられる山となると……やっぱり高尾山か
高尾駅北口のバスのりばは冬でも大盛況
小仏行きのバスは増発便もでて2台だった
南東尾根から景信山に向かう
小仏峠へ上る道ほどでもないが、そこそこ歩いている人はいる
景信山到着
眺めは、ないです
小仏峠で守屋地図の新作を売っていたので購入
山梨東部の山(東編)
北が笹尾根
南が道志
東が相模湖(陣馬は入らない)
西が鳥沢駅(大月駅は入らない)
マニアックな山域だ
高尾山の展望台
冬至の頃は富士山の火口に太陽が沈む「ダイヤモンド富士」の撮影スポットで三脚が林立するのだが
流石に今日は誰もいないだろうな
稲荷山コース~六号路のいつものコースで下山
下山時が12:05
山と高原地図のコースタイム累計が4:05の所、休憩等込みの実時間で3:10か
先々週の臼杵山は地図のコースタイムよりも実時間がかかった
高尾山と周辺はとりわけコースタイムが甘い
駅前の極楽湯につかって、サラダと天ざるを食べて帰る
たぶん、これが今年の山おさめだろう
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では今年の総括など
今年一年、山に関しては上り調子だった
ダイエットに真面目に取り組んで、体重を減らしているのが功を奏しているようだ
単純に重さが減る以上に、体調がよく、スタミナの持続が良くなってきている
これについては努力を続けたい
好調子が維持できるならば、来年あたり槍に挑めるだろうか
もう一つ大きな変化がある
山で食事をとらなくなった
実は一昨年あたりから山での調理をほとんどしなくなっている
山で調理して温かいものを食べる楽しみより、軽い荷物で山を軽快に歩ける楽しみのほうが勝ると考えるようになった
それに加えて、ここ最近の日帰り登山ではパン・おにぎり等の持参もしない
前日の夜にたっぷり食べ、当日の朝も多めによく噛んで食べる
そうすると登山中は別にお腹がすかない
これは過度の疲労で食欲が湧かないのとは違い、充分なエネルギーを体に蓄えてある事による
また行動中にお腹が減ったとして、そこで食べたものがすぐにエネルギーになるわけでもなく、むしろ消化吸収に体力を取られて運動効率が悪くなることに気づいた
アルプスを何泊もかけて縦走する人の記録を読むと、昼飯は食べないか、行動食をかじる程度という人が少なからず居る
最初は訳がわからなかったのが、今は分かる
下山途中にお腹が空いてくるくらいがちょうどいい
私はとにかく運動音痴で、山登りを始めるまで運動を何もやってなかった人間なので
こうしたスポーツ栄養学・生理学的なことは何も知らなかった
山を上り始めて7年経ち、ようやく体で理解してきた所
無論山で何か調理して食べるのが嫌いになったわけではないが
ヤマザクラの花見などの宴会登山と、山を歩く事自体の楽しみとはちょっと別に分けて考えるようになったのかな、と
あともちろん非常食は携行している
また日帰りでも行動時間が長ければ、糖分のある飲み物を飲んだり、おにぎりも何個か持っていったりも
高尾山では必要ないけどね
2017年12月24日日曜日
2017年12月9日土曜日
2017/12/9土 臼杵山
0655 神田
0743 立川
0811 立川 ホリデー快速秋川3号武蔵五日市行
0848 武蔵五日市 994円
0900 武蔵五日市駅 西東京バス 五10 数馬行
0919 元郷バス停下車 420円
瀬音の湯 900円
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奥多摩で○○三山といえば、入門向けと言われる高水三山が有名だが、もう一つ、戸倉三山と呼ばれる山もある
旧戸倉村をぐるりと取り囲む山々のなかでも特に目立つ、刈寄山・市道山・臼杵山の三つを総して戸倉三山と呼ぶ
ここもそのうち、いつかは行こうと思っている山なのだが
一番高い臼杵山でも842mしかないが、縦走するとなるとアップダウンが激しく、累積の標高差は1300mにもなり大倉尾根以上となる
私は以前からこういった、登って降りて登って降りてを繰り返すのが苦手なのだ
行きは登るだけ、帰りは降るだけ、というのが好み
これは元々運動不足の解消のために山登りを初めたのであって、自分の体力の限界に挑戦するような登山をしてきたから、ということもあるかもしれない
行きが登りだけならば、途中でへばってしまってもそこから引き返せばよいのだから
(無論これとて褒められたものではない、下りのほうが危険であり、注意を要する)
さておき、そんな理由でなかなか脚が向かなかった戸倉三山だが、この所の好調子ならばアップダウンの激しい標高差1300mでも行けるのでは?と、真面目に候補に考えていた
だが今日は
前日残業で帰りが遅かったのと、昨夜雨が降って山道の状態が良くないのでは無いかと思わるのとでちょっと敬遠したい
前日残業で帰りが遅かったのと、昨夜雨が降って山道の状態が良くないのでは無いかと思わるのとでちょっと敬遠したい
そこで偵察がてらに臼杵山だけを見てくることにする
ちなみに臼杵と書いて「うすぎ」と読む
ちなみに臼杵と書いて「うすぎ」と読む
ぼっかけ(牛すじとコンニャクの味噌煮込み)カレーとかけそばのセット550円
ここのそばは出汁がかなり独特で旨い
関東ではお目にかからない味、関西風ともちがう
なんと言ったらいいのか、串カツ屋のメニューの「肉吸い」、あれにいりこだしと醤油を加えてそばつゆに仕立てたような感じ
武蔵五日市駅から数馬行きのバスは長蛇の列
そんな気はしており、上養沢行きか北秋川方面のバスなら空いているのではと思ったが
ホリデー快速の到着に合うバスが数馬行きなのだから仕方ない
バスは増発もきて2台だったので座れた
元郷バス停で下車
途中の道端にあった気温計の表示は「1℃」
五日市駅前では陽射しが暖かかったが、山間の日影となると一段と寒く感じる
バス停が即登山口
私の他に5人位降りたが、皆バスを出て足を止めず躊躇なくここに入っていった
慣れているのだな
私は自販機で温かいコーヒーを飲んでから出発する
元郷バス停から臼杵山まで
霜が降りて白い
意外と急な道で心拍数があがってしまう
ペースを押さえて
集落近くではあるがとても静かで、森の梢の上の風鳴がやけに大きく聞こえる
山の上の方は寒いかもな
沢沿いから尾根にあがる
陽射しはあるが、ひんやりとしている
体を動かす分にはこのくらいがちょうどいい
一つ目の電波施設
山間の集落でTVの難視聴地域のための中継ブースターのようだ
ここ、電気が来ておらず、ソーラーパネルだけでブースターの電力を賄っている模様
右手を見ると、笹尾根(東京と神奈川の県境尾根)の向こうに富士山がチラチラと見える
ただ富士山側が伐採されて展望のいい場所は無かった
両側にロープの張られた、急斜面
ここが結構長い
昨夜の雨だろうか?
こっちでは雪だったのか
急斜面を登りきると、2つめの電波施設……があったのだが
保安上の理由で撮影禁止・SNSにもあげるなとの警告あり
一応映らないように配慮しとく
ゆっくりくつろげる場所ではないが、なかなかの展望だ
大岳山から南東に伸びる馬頭刈尾根
昔、奥多摩駅から鋸尾根・大岳山・馬頭刈尾根を通って瀬音の湯まで歩いたことがあって、随分とくたびれた記憶がある
一日で最も長時間歩いたのはその時ではなかったかな
あきる野市方面
霞が強くて遠くまでは見えないが、かろうじて筑波山らしき山影は肉眼で見えた
その先はややなだらかになる
小さなお社があった
ここが臼杵神社
神社のすぐ脇が分岐になっており
そこから200mほど南が山頂
昔買ったヤマケイの奥多摩ガイドブックでは、高さの違う3本の杭をあわせた東京都独特の山頂標識だったはずだが
新しい重厚な標識になっている
臼杵山の山頂も富士山方向の展望はないが、北東方向は伐採されていて展望がいい
結構急な登りではあったが、道の状態は思ったほど悪くなかった
正直、歩き足らない気持ちはあるが
この次の市道山まで行ってしまうと、戸倉三山縦走するか、南へ下って陣馬山手前の和田峠に出るしかなくなってしまう
戸倉三山縦走するのはまた今度
体力も万全な時に、もっと朝早く出てこないとな
しばし眺めていたが、風が冷たくて体が冷えてしまう
山頂
下山口は決めてないが、瀬音の湯がゴール
下り出しが結構急だが本日はストックを持参していない
落ちてる適当な枝を拾って適当な長さに折ったものを当座の杖にする
採石場というのは独特の迫力がある
中央が白く見えるのは、石灰だろうか
左手に秋川沿いの街を見下ろせる
喉が乾いて気づいたが、今日は登山口の缶コーヒー以降水分を取っていない
ザックの中にはコーラの1.5Lペットボトルがある
深く考えずにザックに入れてきたが、喉の乾かない冬場なら7~8時間歩くような一日登山で飲みきる量だ
今日程度の山には過剰だったな
近所のスーパーで158円で買える安いものだが、なんとなくもったいなくなって開けずに持ち帰ることにする
余談だがコーラのカロリーは100mlあたり45kcal
1.5L全部飲んでも675kcl、牛丼並盛り程度
一日歩き続ける際の、水分補給を兼ねた即効性のエネルギー補助としては手頃だ
荷田子峠
ここから北へ下ればすぐに街道にでるが
もうちょっとあるきたいので十里木まで行くことにする
荷田子峠より東側は、2013年版山と高原地図では破線ルートになっていて「荒廃」と書かれている
途中の展望の良いピーク
西の方に三頭山がみえる
391ピーク
地図には書いてなかったが、盆堀山というらしい
空腹感と脚の疲労もちょいとでてきた
冬にこういう緑の葉と赤い実をつけるのは
なんとなくアオキだと思っていたが
調べると結構色々あるようで
まあこれは、実が細長くないのでアオキでないのはわかるが、ちょっと調べても分からない
巨大な高架鉄塔の麓が十里木に降りる峠
荷田子峠からここまで、特段道が荒廃しているということはなかった
踏み跡が薄い、というヶ所もそんなにはない
ただ細かいアップダウンが続いて歩きにくいのと、
城山まで続く尾根の本線(というのかな?)から支尾根へ向かう方向にも同じくらいの踏み跡があって、地図と方角をよく見ないと間違えてしまうような箇所がいくつかあった
瀬音の湯をゴールに下山するならば、荷田子峠から降りてしまったほうが楽なのは間違いないだろう
民家の裏の竹林を通って
十里木バス停に下山
瀬音の湯はぬめりの強い、いい湯
やや空腹・やや喉が乾いている・ほどよく疲労・温泉上がり、とビールの旨くなる条件が揃っている
するすると喉を通る
瀬音の湯の食堂は、和食ダイニング「川霧」などとご大層な名がついていて、
結構なキャリアのシェフを料理長に迎えているらしい
予約の必要な会席料理や、個室のお座敷などもあってちょっとお高い
これは予約の不要な通常メニューの中では看板メニューらしい?
瀬音膳1080円、HPからコピペすると
主 菜 国産さば竜田揚げとチキンカツ
副菜一 明石蛸と野菜のマリネ
副菜二 インゲンの胡麻和え
ご 飯 特別栽培米ひとめぼれ(宮城県栗原市産)
汁 蜆 汁(しじみじる)
香の物
空腹なのもあるが確かに美味しかった
街なかの定食屋でこれで680円位だったら人気店になるだろうな、とは思う
ただ、日帰り温泉施設の飯にそこまで求めていないというか
物産コーナーでお団子を買って、帰宅後に食べる
甘くない醤油団子、好きなんだけどスーパーやコンビニでは売ってないんだよ
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12/15追記
戸倉三山縦走を考えて、自宅最寄りからのバス便を調べてみる
・今倉山登山口バス停→元郷or荷田子バス停
・元郷バス停→今倉山登山口
のいずれかになる
今倉山登山口バス停は武蔵五日市駅から2kmほど、歩けなくもない
またバスは武蔵五日市駅~京王八王子駅のバスになる
下山してから少ない本数のバスを待つのは嬉しくない話だ
帰りに温泉に入りたければ荷田子バス停に下山したい
だが
A
0546 王子
0603 神田
0609 神田
0658 八王子 799円
0712 八王子駅北口 西東京バス 八20 武蔵五日市行
0747 今熊山登山口 566円
B
0459 王子
0515 神田
0520 神田
0616 立川
0629 立川
0658 武蔵五日市 918円
0725 武蔵五日市駅 西東京バス 八20 京王八王子行
0731 今熊山登山口 216円
C
0459 王子
0515 神田
0520 神田
0616 立川
0629 立川
0658 武蔵五日市 918円
0710 武蔵五日市駅 西東京バス 五滝10 数馬行
0731 元郷 420円
D
0436 王子
0453 神田
0500 神田
0555 立川
0604 立川
0616 拝島
0626 拝島
0644 武蔵五日市
今熊山登山口まで徒歩約2km、0710頃?
始発で行きバスの代わりに歩いても、30分程度のアドバンスにしかならない
今倉山登山口から荷田子まで、ヤマケイアルペンガイドのコースタイムを累計すると8:00
休憩や疲労ペースダウンも考えると余裕をもって10時間見たほうがいいか
冬至の頃にこの計画は……無理だ
もっと陽が伸びてからだな
正直夏に低山をあるきたくはないのだが
2017年12月2日土曜日
2017/12/2土 高速バスで行く滝子山寂ショウ尾根
2017/12/2土 高速バスで行く滝子山寂ショウ尾根
0705 バスタ新宿
0828 中央道笹子 1500円
中央道笹子バス停~寂ショウ尾根(南稜)~滝子山 4:00くらい
滝子山~スミ沢~道証地蔵~吉久保~笹子駅 3:00くらい
吉久保バス停時刻表(土休日)
笹子駅方向:1536.1826
初狩・大月駅方向:1318.1555
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前回滝子山~大谷ヶ丸を歩いて(2017/10/1の記事参照)、なかなか楽しかった
また行きたい、ないしは付近の別の山をあるきたい
そう思って大菩薩の地図を眺めていると思うのだが、大菩薩の南部の山々はアクセスが悪い、本当に悪いのだ
登山口はどこも街から遠く、路線バスを使ってもバス停からかなり歩く
マイカーならいいかというと、駐車スペースが地図や標識の案内がなく、実際停められそうな場所も充分でない
タクシーも大月からになり、遠方の登山口は結構な料金になる、ないし中途半端な距離で嫌がられる
そんな中で滝子山は比較的アクセスが良いとされる
初狩駅・笹子駅から登山口まで歩けないことも無い
だが前回の例で言えば
笹子駅~甲州街道~白野下宿バス停 徒歩50分
白野下宿バス停~林道~登山口 徒歩50分
と言った具合
甲州街道は路線バスがあるとはいえ、乗り換えに数十分待てばメリットは小さくなる
そんな中で色々調べているうちにあることを発見した
これは盲点ともいえるもので、滝子山に何度も登っているような人でもほとんどが気づいていないのではないか
それがこれ
中央道を走る高速路線バス、新宿~甲府線の「中央道笹子」バス停が登山口に最も近い
路線バスのバス停よりもさらに近く、
スミ沢ルートや寂ショウ尾根ルートを行く場合ここが最適ではないか?
そんなわけでやってきました中央道笹子バス停
休日の中央道といえば渋滞が気になるが、朝の7時台ならば流石に空いている
新宿から1時間20分、1500円、確実に座れる、素晴らしい
高速バスを利用する人なら知っているだろうが、高速道路上の途中のバス停で乗り降りする人というのはまずほとんど居ない
(都心よりの、中央道で言えば府中とか八王子とかならば多少はいる)
下世話な推測をすれば、ほとんど利用者の居ない田舎の新幹線駅と同様で、高速道路が出来る際に地元への利益誘導とかの政治的なアレコレで作られるのではないかな?
確かに鉄道の通っていない地域ならば、東京名古屋大阪などの大都市圏に出られる手段があるのは悪いことではないだろうが、そういう地域の人はまず間違いなくマイカーを使うし、田舎の駅前なら駐車場にも困ることはないのだ
中央道笹子のバス停がここ
ともあれ私としても高速道路上のバス停を使うのは初めてで、ちょっと新鮮な気持ち
高速道路から降りる所には頑丈な動物避けの扉がある
無論、田畑を守るための柵ではなく、高速道路上に野生生物が入らないようにするためのもの
降りると原地区の田畑
周囲に店はおろか自販機の一つもない
手前の低い山にはまだ茶色い色が残っているが、奥の滝子山は完全に落葉してしまって冬の装いだ
原地区から北へ林道を進めば5分程で寂ショウ尾根への入口がある
案内標識ではないが、達筆な字で「寂」の字が読み取れるので、ここであっているだろう
程なくして小屋が見える
左手の小屋と
右手の小屋
どこかの山岳会が所有している私有の山小屋かな
外壁は古いが、コンクリの基礎のあるしっかりした造りだ
そして林道にあった看板はここのものだったか
図らずも寂ショウ尾根の漢字がわかった
寂ショウ尾根のショウは”りっしんべん”に”尚”と書くのか
(あるいは”悄”?)
常用漢字ではないからカタカナ表記なのか
私は逍か梢だと思っていた
二軒の小屋の間を抜けて奥に行くと、なにやらキャンプ場のような
でも小屋同様しばらく使われていないような?
だが困ったな
いきなり踏み跡が消えたのだ
ご覧の通りなだらかな雑木林なので、ひとまず地図とコンパスを見て、登山道があるはずの方角へ向かって進む
歩けど登山道に出ない
妙だな?と思いGPSを入れる
すると
おや?
登山道はここよりももう少し南側だ
するとあの小屋の手前あたりに右へ折れる道があって、それを見落としたのだろうか
南へ向かって水平移動する
んー、おかしい
GPSでルート上の場所へ移動してきたが、登山道らしき踏み跡が全く無い
そう、全くないのだ
前回滝子山に登った時、山頂でお昼を食べていると寂ショウ尾根側から団体さんがぞろぞろと登ってきたのを思い出す
あれだけの人が歩く道に踏み跡が見えないほど薄いなどということはありえない
どこかに登山道があって、そこから外れているのは間違いない
これは絶対
とすれば
山と高原地図は細かい所が結構アバウトなのは経験的にしっているし、そのことはこのブログでも何度か触れてきた
セカンドオピニオンが欲しくて地形図を出してみたが……そもそも地形図にはルートがなかった
泥縄極まりないが、ここは電波が届くためネットで調べる
今年4月に登った人のブログが見つかり、2軒の小屋の所で「←滝子山」の看板があり、そこを左へ曲がるらしい
左!?
右ではなくて??
それにそんな看板あったかなあ?
地形図を見てしばし考える
目の前の急斜面を直登していっても、どこかで登山道に合流はするだろうし、最悪でも大鹿林道には出る
だが踏み跡の全くない、地面のふかふかな急斜面を登るのはとても体力を消耗するものなのだ
滝子山まで標高差1000mあり、塔ノ岳より200m少ないとはいえ楽という程でもない
また寂ショウ尾根は破線ルートであり、上の方は岩場になっているらしいので体力は温存したい
ここは無理せずに小屋の所まで引き返すべし、と状況判断
小屋の見えるあたりまで戻ってきた時、登山道を発見した
約20分のタイムロス
上の写真の場所がここ、おそ沢沿いに踏み跡があった
そして
道はこのように進む
ぜんぜん違うじゃないか!
山と高原地図が細かい所はアバウト、とりわけ破線ルートはいい加減なのは知っている
(最近だと四寸道でやられた)
破線ルートはある程度自分でルートファインドするものだというのも分かる
でもこれはあんまりだろう
帰ったら昭文社に訂正要求のメールでも送ってやろう
斜面が一段と急になって、道がジグザグになりはじめたココ
よく見れば右手の急斜面からあがってきたかのような跡がある
ははあ、私は引き返したが、頑張って登ってきた人が居るな?
新しい鉄塔の建設現場?
上の大鹿林道から鉄塔まで、資材を運ぶトロッコ用のモノレールが敷設されている
その脇を登っていく
レールの下をくぐり
大鹿林道が見えた
大鹿林道に出る
右手(東側)へ10m程進むと登り口がある
意外なことに大月市の設置した案内標識がある
道迷いのせいですっかり忘れていたが、まだ身支度していなかった
ポケットにゴテゴテ突っ込んだベストを着たままで汗をかいてしまったし、ザックのウエストベルトも締めずに肩で背負っただけ
コーラを少し飲み、靴紐・手袋・ストックなどの準備をする
とりつきは結構急斜面
尾根に出ればなだらか
右手を見れば、前回登った檜平南尾根が見える
明るく開放感のある、いい尾根道だ
正面やや左手にとんがった峰がみえる
あれが浜立山だろうか
ちょうどいい具合に座れる倒木があるので、ここで小休止
ザックをあさっていて思い出す、そうだ、紙の地図も持ってきているのだった
スマホに入れてある地図は2014年版だが、紙のは最新の2017年版だ
どれどれ?
正しいルートに直ってやがる
地図に執筆者の名はあるが、広い山域を一人で調査しきれるわけもなく、地元の山岳会などの協力を仰ぐのが一般的だ
そしてこの寂ショウ尾根の担当をした人は、GPSのトラッキングログを取らず、記憶だけで
「寂ショウ尾根は最初から最後まで尾根通しだったな。よし、エイヤッ!」
と間違った線を引いたのだろう
そしてそれに対する訂正が2014年版と2017年版の間に入ったと
最初は私も憤慨していたのだが、登っているうちに少し冷静になった
専門の山地図が信頼できる所以というのは執筆者の専門家性によるだけでなく、
実際に山を歩く多くの人々のフィードバックの蓄積、集合知による所も大きいのではないか
帰ったら昭文社に訂正要求のメールをしよう、と思った時は”文句を言ってやる”という気持ちがないでもなかった
だが山を登り始めて7年が経ち、こうして破線ルートを一人で歩く程度にはなった
ならばいつまでも「お客さん」でもないだろう
間違っている点については訂正のための情報を出すのもハイカーの務めではないか
(まあ、ここの訂正は既になされていた訳だが)
山道というのは、山登りの文化というは、多くの人のボランティアによって維持されている
私に出来ることなど何もないと思っていたが、その程度の事ならば私にも出来るだろうか
徐々に尾根上が岩っぽくなってくる
左手(西側)を見ると大鹿峠の向こうに南アルプスの白い山脈が見える
後ろ(南側)の富士山は雲に覆われて全く見えないが
この赤い看板の裏あたりから
結構岩っぽくなる
手も使って登るのだが、手を使わないと登れないからではなく、手を置きたいちょうどいい高さに岩角があるからだ
地図上には危険マークがあるが、大したことは無いじゃないか
(と、この時は思った)
そこそこな岩場がずっと続く
合わせて一本、で危険マークなのだろう
だがハテナマークについては納得行かない
道が不明瞭どころか、ずっと細い尾根上の登りで、道を外れようとしても外れることが不可能だぞ?
滝子山から浜立山へ続く尾根に合流する
破線すら引かれていない浜立山への標識があるとは思わなかった
ただこれとは別に「この先危険」との標識もある
細い尾根の登りで、後ろからチリンチリンと熊鈴の音が追い上げてきたのでどうにも急かされてしまい、脚がくたびれてきた
そう言えば腰をおろしての休憩は1回しか取ってなかったな
写真を撮る余裕がなかったが、浜立山への標識以降もそこそこ面倒な箇所はあった
滝子山山頂に到着
お昼時なので15人くらいが休んでいる
北側、大菩薩の山々
南側、三ツ峠は見えるがその先はもう雲の中だ
空いてる岩に腰をおろしてお昼にする
気温は低いのだが風は強くはなく、陽射しもある
前回来た時も思ったが、山頂と麓と標高差が1000mもあるのに、麓がとても近く感じる
中央道を走る車も一台一台が目視できるのだ
鎮西ケ池を過ぎて、大谷ヶ丸との分岐
今日はここを左に、スミ沢ルートで降りる
尾根上が防火帯として開かれている
開放感があってよい
大谷ヶ丸への巻道の分岐
筆文字か
沢沿いになる
橋が崩れいている
まあ、ここは浅いのでどうとでも
ぺしゃんこになった廃屋
木の皮すら剥がしていない丸太の小屋とは
沢沿いの悪路は避けて、曲沢峠側の道を行く
曲沢峠へあがる三叉路の所で若いカップルに山頂までの時間を聞かれる
あと1時間ほどだよ、と教えると驚いたような反応
地図を見せてあげる
うーん、山に慣れた感じではない
だが今からでもまだ日没までには降りられる時間なので詮索はやめておく
ジグザグの急斜面を降りると再びスミ沢沿いに出る
正面にガードレールが見える
ここが道証地蔵
今はもちろん標識があるが、昔はお地蔵様が目印だったのだろう
道証地蔵から5分ほど林道をくだると、道端になぜかこんな水場があった
ストックは畳んでしまってしまったが、知っていればここで洗うのもいいだろう
靴の先の泥を軽く流す
滝子山に登る道ではスミ沢ルートが一番人気があるらしい
なだらかな林道、沢沿いの登り、広々とした尾根道と、変化に富んでいて確かに楽しい
だが、道の状態は決して良くはない
沢にかかる橋が傷んでいたり、斜面の巻き道が崩落気味だったり、滑りやすいぬかるみがあったりと、結構気を抜けない
危険かと言われれば、危険って程でもないのだけど
初心者にはちょっと勧めにくいというか
安全性でいえば、前回登った檜平南尾根の方が(地図では破線だけど)安全だと思う
中央道を渡る橋
目の前に新宿行きのバス停があるが、帰りは高速バスは使わない
高速バスは予約必須だが、初めてかつ長めの山で、下山時間の予測がつかないし、周辺に時間を潰せる場所も無い
それに休日の夕方ともなれば中央道の登りは渋滞するのがお決まりなので
原地区を通り、吉久保地区へ向かう
最後に滝子山を振り返る
寂ショウ尾根、程よい歯ごたえで楽しかった
吉久保のバス停
この時14:55
笹子駅経由の新田行きバスは40分後
初狩駅・大月駅行きのバスは60分後
笹子駅まで歩いても25分程度なので歩いてしまおう
国道20号沿いに立つ笹一酒造
日本酒の蔵元であり、見学者を受け入れつつ直売もやっている
この時も西武のバスと団体さんが来ていた
私は、日本酒はあまり飲まないのでパス
笹子駅前
駅前にあずま屋があると思いきや
直売所だった
まあ、今はご覧のとおりなのでここで荷物整理して片付ける
笹子駅15:35発の電車で帰る
中央道笹子バス停は登山口へ近いのみならず、鉄道よりも安くて早い
もちろん高速バスは道路事情で遅れることがあり、鉄道よりも信頼性で劣る
だが滝子山へ寂ショウ尾根やスミ沢で登るのならば、高速バスの中央道笹子バス停は便のいい選択肢だ
0705 バスタ新宿
0828 中央道笹子 1500円
中央道笹子バス停~寂ショウ尾根(南稜)~滝子山 4:00くらい
滝子山~スミ沢~道証地蔵~吉久保~笹子駅 3:00くらい
吉久保バス停時刻表(土休日)
笹子駅方向:1536.1826
初狩・大月駅方向:1318.1555
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前回滝子山~大谷ヶ丸を歩いて(2017/10/1の記事参照)、なかなか楽しかった
また行きたい、ないしは付近の別の山をあるきたい
そう思って大菩薩の地図を眺めていると思うのだが、大菩薩の南部の山々はアクセスが悪い、本当に悪いのだ
登山口はどこも街から遠く、路線バスを使ってもバス停からかなり歩く
マイカーならいいかというと、駐車スペースが地図や標識の案内がなく、実際停められそうな場所も充分でない
タクシーも大月からになり、遠方の登山口は結構な料金になる、ないし中途半端な距離で嫌がられる
そんな中で滝子山は比較的アクセスが良いとされる
初狩駅・笹子駅から登山口まで歩けないことも無い
だが前回の例で言えば
笹子駅~甲州街道~白野下宿バス停 徒歩50分
白野下宿バス停~林道~登山口 徒歩50分
と言った具合
甲州街道は路線バスがあるとはいえ、乗り換えに数十分待てばメリットは小さくなる
そんな中で色々調べているうちにあることを発見した
これは盲点ともいえるもので、滝子山に何度も登っているような人でもほとんどが気づいていないのではないか
それがこれ
中央道を走る高速路線バス、新宿~甲府線の「中央道笹子」バス停が登山口に最も近い
路線バスのバス停よりもさらに近く、
スミ沢ルートや寂ショウ尾根ルートを行く場合ここが最適ではないか?
そんなわけでやってきました中央道笹子バス停
休日の中央道といえば渋滞が気になるが、朝の7時台ならば流石に空いている
新宿から1時間20分、1500円、確実に座れる、素晴らしい
高速バスを利用する人なら知っているだろうが、高速道路上の途中のバス停で乗り降りする人というのはまずほとんど居ない
(都心よりの、中央道で言えば府中とか八王子とかならば多少はいる)
下世話な推測をすれば、ほとんど利用者の居ない田舎の新幹線駅と同様で、高速道路が出来る際に地元への利益誘導とかの政治的なアレコレで作られるのではないかな?
確かに鉄道の通っていない地域ならば、東京名古屋大阪などの大都市圏に出られる手段があるのは悪いことではないだろうが、そういう地域の人はまず間違いなくマイカーを使うし、田舎の駅前なら駐車場にも困ることはないのだ
中央道笹子のバス停がここ
ともあれ私としても高速道路上のバス停を使うのは初めてで、ちょっと新鮮な気持ち
高速道路から降りる所には頑丈な動物避けの扉がある
無論、田畑を守るための柵ではなく、高速道路上に野生生物が入らないようにするためのもの
降りると原地区の田畑
周囲に店はおろか自販機の一つもない
手前の低い山にはまだ茶色い色が残っているが、奥の滝子山は完全に落葉してしまって冬の装いだ
原地区から北へ林道を進めば5分程で寂ショウ尾根への入口がある
案内標識ではないが、達筆な字で「寂」の字が読み取れるので、ここであっているだろう
程なくして小屋が見える
左手の小屋と
右手の小屋
どこかの山岳会が所有している私有の山小屋かな
外壁は古いが、コンクリの基礎のあるしっかりした造りだ
そして林道にあった看板はここのものだったか
図らずも寂ショウ尾根の漢字がわかった
寂ショウ尾根のショウは”りっしんべん”に”尚”と書くのか
(あるいは”悄”?)
常用漢字ではないからカタカナ表記なのか
私は逍か梢だと思っていた
二軒の小屋の間を抜けて奥に行くと、なにやらキャンプ場のような
でも小屋同様しばらく使われていないような?
だが困ったな
いきなり踏み跡が消えたのだ
ご覧の通りなだらかな雑木林なので、ひとまず地図とコンパスを見て、登山道があるはずの方角へ向かって進む
歩けど登山道に出ない
妙だな?と思いGPSを入れる
すると
おや?
登山道はここよりももう少し南側だ
するとあの小屋の手前あたりに右へ折れる道があって、それを見落としたのだろうか
南へ向かって水平移動する
んー、おかしい
GPSでルート上の場所へ移動してきたが、登山道らしき踏み跡が全く無い
そう、全くないのだ
前回滝子山に登った時、山頂でお昼を食べていると寂ショウ尾根側から団体さんがぞろぞろと登ってきたのを思い出す
あれだけの人が歩く道に踏み跡が見えないほど薄いなどということはありえない
どこかに登山道があって、そこから外れているのは間違いない
これは絶対
とすれば
山と高原地図は細かい所が結構アバウトなのは経験的にしっているし、そのことはこのブログでも何度か触れてきた
セカンドオピニオンが欲しくて地形図を出してみたが……そもそも地形図にはルートがなかった
泥縄極まりないが、ここは電波が届くためネットで調べる
今年4月に登った人のブログが見つかり、2軒の小屋の所で「←滝子山」の看板があり、そこを左へ曲がるらしい
左!?
右ではなくて??
それにそんな看板あったかなあ?
地形図を見てしばし考える
目の前の急斜面を直登していっても、どこかで登山道に合流はするだろうし、最悪でも大鹿林道には出る
だが踏み跡の全くない、地面のふかふかな急斜面を登るのはとても体力を消耗するものなのだ
滝子山まで標高差1000mあり、塔ノ岳より200m少ないとはいえ楽という程でもない
また寂ショウ尾根は破線ルートであり、上の方は岩場になっているらしいので体力は温存したい
ここは無理せずに小屋の所まで引き返すべし、と状況判断
小屋の見えるあたりまで戻ってきた時、登山道を発見した
約20分のタイムロス
上の写真の場所がここ、おそ沢沿いに踏み跡があった
そして
道はこのように進む
ぜんぜん違うじゃないか!
山と高原地図が細かい所はアバウト、とりわけ破線ルートはいい加減なのは知っている
(最近だと四寸道でやられた)
破線ルートはある程度自分でルートファインドするものだというのも分かる
でもこれはあんまりだろう
帰ったら昭文社に訂正要求のメールでも送ってやろう
斜面が一段と急になって、道がジグザグになりはじめたココ
よく見れば右手の急斜面からあがってきたかのような跡がある
ははあ、私は引き返したが、頑張って登ってきた人が居るな?
新しい鉄塔の建設現場?
上の大鹿林道から鉄塔まで、資材を運ぶトロッコ用のモノレールが敷設されている
その脇を登っていく
レールの下をくぐり
大鹿林道が見えた
大鹿林道に出る
右手(東側)へ10m程進むと登り口がある
意外なことに大月市の設置した案内標識がある
道迷いのせいですっかり忘れていたが、まだ身支度していなかった
ポケットにゴテゴテ突っ込んだベストを着たままで汗をかいてしまったし、ザックのウエストベルトも締めずに肩で背負っただけ
コーラを少し飲み、靴紐・手袋・ストックなどの準備をする
とりつきは結構急斜面
尾根に出ればなだらか
右手を見れば、前回登った檜平南尾根が見える
明るく開放感のある、いい尾根道だ
正面やや左手にとんがった峰がみえる
あれが浜立山だろうか
ちょうどいい具合に座れる倒木があるので、ここで小休止
ザックをあさっていて思い出す、そうだ、紙の地図も持ってきているのだった
スマホに入れてある地図は2014年版だが、紙のは最新の2017年版だ
どれどれ?
正しいルートに直ってやがる
地図に執筆者の名はあるが、広い山域を一人で調査しきれるわけもなく、地元の山岳会などの協力を仰ぐのが一般的だ
そしてこの寂ショウ尾根の担当をした人は、GPSのトラッキングログを取らず、記憶だけで
「寂ショウ尾根は最初から最後まで尾根通しだったな。よし、エイヤッ!」
と間違った線を引いたのだろう
そしてそれに対する訂正が2014年版と2017年版の間に入ったと
最初は私も憤慨していたのだが、登っているうちに少し冷静になった
専門の山地図が信頼できる所以というのは執筆者の専門家性によるだけでなく、
実際に山を歩く多くの人々のフィードバックの蓄積、集合知による所も大きいのではないか
帰ったら昭文社に訂正要求のメールをしよう、と思った時は”文句を言ってやる”という気持ちがないでもなかった
だが山を登り始めて7年が経ち、こうして破線ルートを一人で歩く程度にはなった
ならばいつまでも「お客さん」でもないだろう
間違っている点については訂正のための情報を出すのもハイカーの務めではないか
(まあ、ここの訂正は既になされていた訳だが)
山道というのは、山登りの文化というは、多くの人のボランティアによって維持されている
私に出来ることなど何もないと思っていたが、その程度の事ならば私にも出来るだろうか
徐々に尾根上が岩っぽくなってくる
左手(西側)を見ると大鹿峠の向こうに南アルプスの白い山脈が見える
後ろ(南側)の富士山は雲に覆われて全く見えないが
この赤い看板の裏あたりから
結構岩っぽくなる
手も使って登るのだが、手を使わないと登れないからではなく、手を置きたいちょうどいい高さに岩角があるからだ
地図上には危険マークがあるが、大したことは無いじゃないか
(と、この時は思った)
そこそこな岩場がずっと続く
合わせて一本、で危険マークなのだろう
だがハテナマークについては納得行かない
道が不明瞭どころか、ずっと細い尾根上の登りで、道を外れようとしても外れることが不可能だぞ?
滝子山から浜立山へ続く尾根に合流する
破線すら引かれていない浜立山への標識があるとは思わなかった
ただこれとは別に「この先危険」との標識もある
細い尾根の登りで、後ろからチリンチリンと熊鈴の音が追い上げてきたのでどうにも急かされてしまい、脚がくたびれてきた
そう言えば腰をおろしての休憩は1回しか取ってなかったな
写真を撮る余裕がなかったが、浜立山への標識以降もそこそこ面倒な箇所はあった
滝子山山頂に到着
お昼時なので15人くらいが休んでいる
北側、大菩薩の山々
南側、三ツ峠は見えるがその先はもう雲の中だ
空いてる岩に腰をおろしてお昼にする
気温は低いのだが風は強くはなく、陽射しもある
前回来た時も思ったが、山頂と麓と標高差が1000mもあるのに、麓がとても近く感じる
中央道を走る車も一台一台が目視できるのだ
鎮西ケ池を過ぎて、大谷ヶ丸との分岐
今日はここを左に、スミ沢ルートで降りる
尾根上が防火帯として開かれている
開放感があってよい
大谷ヶ丸への巻道の分岐
筆文字か
沢沿いになる
橋が崩れいている
まあ、ここは浅いのでどうとでも
ぺしゃんこになった廃屋
木の皮すら剥がしていない丸太の小屋とは
沢沿いの悪路は避けて、曲沢峠側の道を行く
曲沢峠へあがる三叉路の所で若いカップルに山頂までの時間を聞かれる
あと1時間ほどだよ、と教えると驚いたような反応
地図を見せてあげる
うーん、山に慣れた感じではない
だが今からでもまだ日没までには降りられる時間なので詮索はやめておく
ジグザグの急斜面を降りると再びスミ沢沿いに出る
正面にガードレールが見える
ここが道証地蔵
今はもちろん標識があるが、昔はお地蔵様が目印だったのだろう
道証地蔵から5分ほど林道をくだると、道端になぜかこんな水場があった
ストックは畳んでしまってしまったが、知っていればここで洗うのもいいだろう
靴の先の泥を軽く流す
滝子山に登る道ではスミ沢ルートが一番人気があるらしい
なだらかな林道、沢沿いの登り、広々とした尾根道と、変化に富んでいて確かに楽しい
だが、道の状態は決して良くはない
沢にかかる橋が傷んでいたり、斜面の巻き道が崩落気味だったり、滑りやすいぬかるみがあったりと、結構気を抜けない
危険かと言われれば、危険って程でもないのだけど
初心者にはちょっと勧めにくいというか
安全性でいえば、前回登った檜平南尾根の方が(地図では破線だけど)安全だと思う
中央道を渡る橋
目の前に新宿行きのバス停があるが、帰りは高速バスは使わない
高速バスは予約必須だが、初めてかつ長めの山で、下山時間の予測がつかないし、周辺に時間を潰せる場所も無い
それに休日の夕方ともなれば中央道の登りは渋滞するのがお決まりなので
原地区を通り、吉久保地区へ向かう
最後に滝子山を振り返る
寂ショウ尾根、程よい歯ごたえで楽しかった
吉久保のバス停
この時14:55
笹子駅経由の新田行きバスは40分後
初狩駅・大月駅行きのバスは60分後
笹子駅まで歩いても25分程度なので歩いてしまおう
国道20号沿いに立つ笹一酒造
日本酒の蔵元であり、見学者を受け入れつつ直売もやっている
この時も西武のバスと団体さんが来ていた
私は、日本酒はあまり飲まないのでパス
笹子駅前
駅前にあずま屋があると思いきや
直売所だった
まあ、今はご覧のとおりなのでここで荷物整理して片付ける
笹子駅15:35発の電車で帰る
中央道笹子バス停は登山口へ近いのみならず、鉄道よりも安くて早い
もちろん高速バスは道路事情で遅れることがあり、鉄道よりも信頼性で劣る
だが滝子山へ寂ショウ尾根やスミ沢で登るのならば、高速バスの中央道笹子バス停は便のいい選択肢だ
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