0655 神田
0743 立川
0811 立川 ホリデー快速秋川3号武蔵五日市行
0848 武蔵五日市 994円
0900 武蔵五日市駅 西東京バス 五10 数馬行
0919 元郷バス停下車 420円
瀬音の湯 900円
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奥多摩で○○三山といえば、入門向けと言われる高水三山が有名だが、もう一つ、戸倉三山と呼ばれる山もある
旧戸倉村をぐるりと取り囲む山々のなかでも特に目立つ、刈寄山・市道山・臼杵山の三つを総して戸倉三山と呼ぶ
ここもそのうち、いつかは行こうと思っている山なのだが
一番高い臼杵山でも842mしかないが、縦走するとなるとアップダウンが激しく、累積の標高差は1300mにもなり大倉尾根以上となる
私は以前からこういった、登って降りて登って降りてを繰り返すのが苦手なのだ
行きは登るだけ、帰りは降るだけ、というのが好み
これは元々運動不足の解消のために山登りを初めたのであって、自分の体力の限界に挑戦するような登山をしてきたから、ということもあるかもしれない
行きが登りだけならば、途中でへばってしまってもそこから引き返せばよいのだから
(無論これとて褒められたものではない、下りのほうが危険であり、注意を要する)
さておき、そんな理由でなかなか脚が向かなかった戸倉三山だが、この所の好調子ならばアップダウンの激しい標高差1300mでも行けるのでは?と、真面目に候補に考えていた
だが今日は
前日残業で帰りが遅かったのと、昨夜雨が降って山道の状態が良くないのでは無いかと思わるのとでちょっと敬遠したい
前日残業で帰りが遅かったのと、昨夜雨が降って山道の状態が良くないのでは無いかと思わるのとでちょっと敬遠したい
そこで偵察がてらに臼杵山だけを見てくることにする
ちなみに臼杵と書いて「うすぎ」と読む
ちなみに臼杵と書いて「うすぎ」と読む
ぼっかけ(牛すじとコンニャクの味噌煮込み)カレーとかけそばのセット550円
ここのそばは出汁がかなり独特で旨い
関東ではお目にかからない味、関西風ともちがう
なんと言ったらいいのか、串カツ屋のメニューの「肉吸い」、あれにいりこだしと醤油を加えてそばつゆに仕立てたような感じ
武蔵五日市駅から数馬行きのバスは長蛇の列
そんな気はしており、上養沢行きか北秋川方面のバスなら空いているのではと思ったが
ホリデー快速の到着に合うバスが数馬行きなのだから仕方ない
バスは増発もきて2台だったので座れた
元郷バス停で下車
途中の道端にあった気温計の表示は「1℃」
五日市駅前では陽射しが暖かかったが、山間の日影となると一段と寒く感じる
バス停が即登山口
私の他に5人位降りたが、皆バスを出て足を止めず躊躇なくここに入っていった
慣れているのだな
私は自販機で温かいコーヒーを飲んでから出発する
元郷バス停から臼杵山まで
霜が降りて白い
意外と急な道で心拍数があがってしまう
ペースを押さえて
集落近くではあるがとても静かで、森の梢の上の風鳴がやけに大きく聞こえる
山の上の方は寒いかもな
沢沿いから尾根にあがる
陽射しはあるが、ひんやりとしている
体を動かす分にはこのくらいがちょうどいい
一つ目の電波施設
山間の集落でTVの難視聴地域のための中継ブースターのようだ
ここ、電気が来ておらず、ソーラーパネルだけでブースターの電力を賄っている模様
右手を見ると、笹尾根(東京と神奈川の県境尾根)の向こうに富士山がチラチラと見える
ただ富士山側が伐採されて展望のいい場所は無かった
両側にロープの張られた、急斜面
ここが結構長い
昨夜の雨だろうか?
こっちでは雪だったのか
急斜面を登りきると、2つめの電波施設……があったのだが
保安上の理由で撮影禁止・SNSにもあげるなとの警告あり
一応映らないように配慮しとく
ゆっくりくつろげる場所ではないが、なかなかの展望だ
大岳山から南東に伸びる馬頭刈尾根
昔、奥多摩駅から鋸尾根・大岳山・馬頭刈尾根を通って瀬音の湯まで歩いたことがあって、随分とくたびれた記憶がある
一日で最も長時間歩いたのはその時ではなかったかな
あきる野市方面
霞が強くて遠くまでは見えないが、かろうじて筑波山らしき山影は肉眼で見えた
その先はややなだらかになる
小さなお社があった
ここが臼杵神社
神社のすぐ脇が分岐になっており
そこから200mほど南が山頂
昔買ったヤマケイの奥多摩ガイドブックでは、高さの違う3本の杭をあわせた東京都独特の山頂標識だったはずだが
新しい重厚な標識になっている
臼杵山の山頂も富士山方向の展望はないが、北東方向は伐採されていて展望がいい
結構急な登りではあったが、道の状態は思ったほど悪くなかった
正直、歩き足らない気持ちはあるが
この次の市道山まで行ってしまうと、戸倉三山縦走するか、南へ下って陣馬山手前の和田峠に出るしかなくなってしまう
戸倉三山縦走するのはまた今度
体力も万全な時に、もっと朝早く出てこないとな
しばし眺めていたが、風が冷たくて体が冷えてしまう
山頂
下山口は決めてないが、瀬音の湯がゴール
下り出しが結構急だが本日はストックを持参していない
落ちてる適当な枝を拾って適当な長さに折ったものを当座の杖にする
採石場というのは独特の迫力がある
中央が白く見えるのは、石灰だろうか
左手に秋川沿いの街を見下ろせる
喉が乾いて気づいたが、今日は登山口の缶コーヒー以降水分を取っていない
ザックの中にはコーラの1.5Lペットボトルがある
深く考えずにザックに入れてきたが、喉の乾かない冬場なら7~8時間歩くような一日登山で飲みきる量だ
今日程度の山には過剰だったな
近所のスーパーで158円で買える安いものだが、なんとなくもったいなくなって開けずに持ち帰ることにする
余談だがコーラのカロリーは100mlあたり45kcal
1.5L全部飲んでも675kcl、牛丼並盛り程度
一日歩き続ける際の、水分補給を兼ねた即効性のエネルギー補助としては手頃だ
荷田子峠
ここから北へ下ればすぐに街道にでるが
もうちょっとあるきたいので十里木まで行くことにする
荷田子峠より東側は、2013年版山と高原地図では破線ルートになっていて「荒廃」と書かれている
途中の展望の良いピーク
西の方に三頭山がみえる
391ピーク
地図には書いてなかったが、盆堀山というらしい
空腹感と脚の疲労もちょいとでてきた
冬にこういう緑の葉と赤い実をつけるのは
なんとなくアオキだと思っていたが
調べると結構色々あるようで
まあこれは、実が細長くないのでアオキでないのはわかるが、ちょっと調べても分からない
巨大な高架鉄塔の麓が十里木に降りる峠
荷田子峠からここまで、特段道が荒廃しているということはなかった
踏み跡が薄い、というヶ所もそんなにはない
ただ細かいアップダウンが続いて歩きにくいのと、
城山まで続く尾根の本線(というのかな?)から支尾根へ向かう方向にも同じくらいの踏み跡があって、地図と方角をよく見ないと間違えてしまうような箇所がいくつかあった
瀬音の湯をゴールに下山するならば、荷田子峠から降りてしまったほうが楽なのは間違いないだろう
民家の裏の竹林を通って
十里木バス停に下山
瀬音の湯はぬめりの強い、いい湯
やや空腹・やや喉が乾いている・ほどよく疲労・温泉上がり、とビールの旨くなる条件が揃っている
するすると喉を通る
瀬音の湯の食堂は、和食ダイニング「川霧」などとご大層な名がついていて、
結構なキャリアのシェフを料理長に迎えているらしい
予約の必要な会席料理や、個室のお座敷などもあってちょっとお高い
これは予約の不要な通常メニューの中では看板メニューらしい?
瀬音膳1080円、HPからコピペすると
主 菜 国産さば竜田揚げとチキンカツ
副菜一 明石蛸と野菜のマリネ
副菜二 インゲンの胡麻和え
ご 飯 特別栽培米ひとめぼれ(宮城県栗原市産)
汁 蜆 汁(しじみじる)
香の物
空腹なのもあるが確かに美味しかった
街なかの定食屋でこれで680円位だったら人気店になるだろうな、とは思う
ただ、日帰り温泉施設の飯にそこまで求めていないというか
物産コーナーでお団子を買って、帰宅後に食べる
甘くない醤油団子、好きなんだけどスーパーやコンビニでは売ってないんだよ
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12/15追記
戸倉三山縦走を考えて、自宅最寄りからのバス便を調べてみる
・今倉山登山口バス停→元郷or荷田子バス停
・元郷バス停→今倉山登山口
のいずれかになる
今倉山登山口バス停は武蔵五日市駅から2kmほど、歩けなくもない
またバスは武蔵五日市駅~京王八王子駅のバスになる
下山してから少ない本数のバスを待つのは嬉しくない話だ
帰りに温泉に入りたければ荷田子バス停に下山したい
だが
A
0546 王子
0603 神田
0609 神田
0658 八王子 799円
0712 八王子駅北口 西東京バス 八20 武蔵五日市行
0747 今熊山登山口 566円
B
0459 王子
0515 神田
0520 神田
0616 立川
0629 立川
0658 武蔵五日市 918円
0725 武蔵五日市駅 西東京バス 八20 京王八王子行
0731 今熊山登山口 216円
C
0459 王子
0515 神田
0520 神田
0616 立川
0629 立川
0658 武蔵五日市 918円
0710 武蔵五日市駅 西東京バス 五滝10 数馬行
0731 元郷 420円
D
0436 王子
0453 神田
0500 神田
0555 立川
0604 立川
0616 拝島
0626 拝島
0644 武蔵五日市
今熊山登山口まで徒歩約2km、0710頃?
始発で行きバスの代わりに歩いても、30分程度のアドバンスにしかならない
今倉山登山口から荷田子まで、ヤマケイアルペンガイドのコースタイムを累計すると8:00
休憩や疲労ペースダウンも考えると余裕をもって10時間見たほうがいいか
冬至の頃にこの計画は……無理だ
もっと陽が伸びてからだな
正直夏に低山をあるきたくはないのだが
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