2026年6月17日水曜日

2026/6/4(木) 渋沢丘陵

 秦野盆地の南側を区切る、渋沢丘陵を西から東へ横断しに行く。


新松田駅の朝といえば箱根そば。他に選択肢が無いともいう。


いや?
いままで気づかなかったが、JRの松田駅改札前に渋い喫茶店が朝からやってるな。
次来た時に寄ってみるか。


東へ。



小田急の線路の南側を歩き、門谷畜産のお馬さんたちをみたらすぐ。
秦野市との境の場所が今日の登山口。
近くに「神山滝」バス停があるが、これは使えない。
新松田駅~寄 の路線の、お昼の一本だけが国道ではなくこちら側を迂回するという意図が見えないバス停なのだ。


元、つれこみ宿だったと思しき場所から。
入りづれえ。


門の前で仕事しているお爺さんがいたので、「神山滝」への道を乞う。
門の左手の木戸を開けていくらしい。
道…道か?


水路のへりの上を歩いていく。


これが神山滝か。なるほど。ちょっとした名所って感じだ。


左手を見ると、急な崖だがジグザグの踏み跡がある。
少し頼りないが。
前日の雨を吸って柔らかくなっている道を踏む崩さぬよう慎重に登っていく。


尾根筋にあがってみれば、わりとはっきりした踏み跡が左右に走っていて。
あー、これはたぶん正規の登山口が別にあったな。
ともあれ、これなら今日はあとはゆるふわハイキングだろう。






前言撤回、そうでもなかった。
たぶん過去に一度は登山道としての手が入ってはいる。
だが倒木やら道が崩れてやらで、迂回の踏み跡が出来て。
その迂回も倒木やらでもう踏み跡があっちこっちに散らばってしまっている。
どこが歩きやすいかは現地でキョロキョロしながら探る必要がある。
とはいえ、危険って箇所は無い。
細めの尾根筋を登っていくだけでルーファイが必要でもない。
ただちょっとめんどくさい。
バリルートとしては入門編くらいかな。


頭高山の山頂周回路に出た。



来た道を振り返ってみても、テープがあるだけで特段道は見えない。



何年か前にきれいになった頭高山。
秦野盆地と丹沢大山を眺めながら朝食。



渋沢丘陵を東へ。



2年前に国府津駅から曽我丘陵を北上してこちらまで来たことがあった。
(2024/5/30の記事を参照)
この辺りは丘陵の上まで農地として開発されている。
ただ曽我の方が現役の農業やってる感じがするのに対し、こちらの方は細々とした印象を受ける。


下を見ればわずかに長ネギと里芋が育っていた。



ここは茄子。
自分の家で食べる分だけ、という感じだ。




えぐれた道を降って、栃窪に出る。
ここは現住の集落だ。
お寺やも民家も立派な屋根が見える。
何度か言ってるが、昔は山の仕事がお金になったのだ。


栃窪を過ぎて、再び丘陵の畑地帯へ。
向こうに海が、相模湾が見える。


ぼちぼちあじさいの季節。


しっかりと土を起こした畑。


ひとまずの下山点。


震生湖の入口なのだ。
2年前に国府津駅から来た時に、ここをゴールにするつもりだったが、
思いのほか時間を食って疲れてしまったので。
その時は頭高山から渋沢駅に降りてしまったのだった。
今日はそのやり残しでもある。


下っていく。



ここが震生湖の西側の湖尻。
震生湖は名前の通り、関東大震災でできた湖。
上高地の大正池と同じだ。
見ればなるほど、丘陵地帯の細い尾根と尾根の間の谷戸のような場所が、地震で下部がせき止められたのだろうな。


震生湖の周りはぐるりと一周できる道があるが。
あまり観光地っぽくはない。
神社があり、釣り人が2人、あとは工事の人くらいだ。



さて。帰りはどうしよう?
確か震生湖の方に来るバスは今年廃止になったのだよな。
ググル先生に聞くと、もっと東、南が丘の住宅地の方まで行ってバスを拾えと。
うーん、それなら直接駅まで歩くよ。



渋沢丘陵の畑の中の道を市街地へ下っていく。


白笹稲荷の鳥居前を通過。

秦野駅の南口に着いた時、ちょうど昼時だ。
見れば一の屋が目に入る。
鶴巻温泉駅の近くの日帰り温泉、工房の里湯に入っていて何度か食べたっけ。
その本店がここ、秦野駅の南口だ。
寄って行こうかと玄関口まで行き……
あー、うん……
そんな気はしていたけど、一の屋って”いいお店”なんだね。
値段が高いのは別に構わないが、山から下りてきた小汚い恰好で入るのはためらわれる。
服はともかく、土まみれのブーツでは。


そんな訳で、北口に回って気安い王将で。

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