2024年7月26日金曜日

トレールフライヤーBOA

新しい靴、モンベルのトレールフライヤーBOAを買った。


現在モンベルのアルパインクルーザー800を使用している。
ハイカットのゴア、十分な固さのある靴でバリルートでも歩きやすい。
ただ何年も前からの悩みなのだが、真夏の大汗をかく時期だと汗が脚を伝って靴の中をぐちゃぐちゃにしてしまうのが嫌だった。

対処法はいくつかある
・(歩き方などで)そもそも汗をかかないようにする
・すその長いズボンで、落ちてくる汗をなるべく靴の外側に誘導する
・諦めて靴の水はけを良くする

最後のはランニングシューズの思想。
ランニングも大量の汗をかくので長時間走ると靴の中は濡れるもの。
なので水が出てすぐに乾くシューズも機能の一つだ。

ならばトレランシューズで良いのでは?
確かにトレランシューズもランニングシューズ同様に防水のものと非防水のものがある。
ただ以前もっていたサロモンのトレランシューズがどうにも濡れた木や石で滑るもので。
どうせ買うなら個人的に信頼しているトレールグリッパーソールのモンベルがいいな、と。
モンベルのシューズで非防水で、ついでに靴紐の手間が無いBOAのものとなると……
このトレールフライヤーになるのだ。



私の足は甲高巾広の日本人足で。
固いアルパインクルーザー800だとワイドサイズの方でないと入らない。
このトレールフライヤーは(というかローカットシューズ全般)ワイドサイズが無くて。
最初は躊躇したのだが、足を入れてみるとアッパーが柔らかい事もあって、入る。
いつもより0.5大きい28.0cmを購入。

試着の時にオッ!と驚いたのは、
左足のBOAのダイヤルが逆方向になっている。
これまでは工具の規格通り、左右とも時計回しで締めるのだったが。
靴を履いた状態で操作するとなると右と左で逆方向の操作が必要になる。
自分の靴で自分しか触らないなら、確かにこの方が合理的だ。

さっそく慣らしとばかりにジョギングに行く。
平地の、濡れてもいない地面では参考にならないものの、
ソールの表面で地面をひっかくようなフリクションではなく、ソール全体でビタッと張り付くようなグリップ力はさすが。
ただ意外なのはアッパーの柔らかさに反して、踵のカップが結構固い。
ローカットの癖にかたいもので、踵に食い込むような感触。
急な登りでたのもしいかもしれないが……
走り始めて30分もう靴擦れになってしまった。
帰りは痛いのをこらえながら歩く。
だいぶ酷く皮がむけてしまった。
ブーツ以上のじゃじゃ馬だ、これは。
念入りに慣らしをしないといけない。
が、まずは踵を治さないと。


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