2024年2月2日金曜日

2024/1/19(金) 高尾周辺マイナールート(宝珠寺尾根・拓大尾根・初沢山)

 


小仏バス停から。
今日は宝珠寺尾根を登ってみようかと。
霊園の左奥から尾根に取り付きます。
実のところ尾根の最末端にテープも踏み跡も見えていたのだけど。
そこはお墓のすぐ裏の擁壁をよじ登ることになるので。
お寺さんにもお墓にも失礼かなと。



取り付きはちょっとアレだけど、すぐに踏み跡があります。




踏み跡は尾根筋を素直に辿り。
多少急なとこもあったけど、普通に山道と言って良いかと。
それなりに表情も豊か。



尾根筋を明瞭な登山道が横切る。
ああ、これが。
使ったことはないけど城山東面の巻道か。
長いこと通行止めになってるという。


そこから数十mで見覚えのあるとこに出た。
早いな。
どこかしかの駅・バス停から小仏城山に登るのに、千木良からと同じくらいの最短径路かも。


さて小仏城山。
景信山の青木茶屋が城山に移ってくるという話がある。
こっちの春美茶屋が廃業するのでそこに入るのでは?という意見もあった。
一昨年ちょっと話題になった「国立国定公園内の山小屋の営業許可は誰が出しているのか」に関連するような話に思われたのだけど。


そもそも私有地のようだ、ここは。
すると営業許可を奪われた丹沢の大倉高原山の家は私有地ではなかった、ということかな。



のんびりお茶を飲んでるうちに雲がはれて富士山が顔をみせた。




おなじみの南高尾。
道中至るところにベンチがあって、皆思い思いの場所でちらばって飯を食ってるゆるい空気がいい。
そこいくと高尾陣馬はおおよそ飯スポットは決まっている感じがする。




下山は拓大分岐から。
拓大尾根は初めて歩く。
暗く単調な四辻までと比べると、
明るく裏山感があり、時々右手に都心方向がチラ見えしていい。
ただずっと有刺鉄線のフェンス沿いなのがアレだが。

この尾根の東側の地権者が動物(人間含)の侵入を拒んでいるということか。
しかし遠目に見てもスマホの地図で見ても、採石場・ゴミ処分場・ゴルフ場といった施設は見えない。
何もない谷あいの山林だ。



拓大の脇までずっと同じフェンスが続いているので。
あの谷あいも拓大の敷地なのかも。

そうか、ひらめいた!
昨年末に町田の相原で熊が出たってニュースになった。
草戸山まで都県境の山が奥多摩からずっと続いているのだから、その麓の相原で熊が出てもそこまで不思議ではないのだけど。
この南北に長いフェンスに阻まれるから、熊としても相原の方に誘導されてしまうのか。
してみるとこの物々しいフェンスもキャンパスに野生動物が降りてこないためのものかも。




紅葉台住宅地の奥に下山。



住宅地を抜け、カーブミラーの所から、



配水所にあがる。



その奥の初沢山。



そこから北へ下る。
なにやら立派なお社の裏にでた。
すぐ下に見える浅川小学校の校庭から子供たちの元気な声が聞こえてくる。



高尾天神社というのか。


電車から見えるあの黄色い仏舎利塔も。


さて、高尾駅南口に良さげな和食の店を目星つけといたのだけど。
お店は中休みの時間だったようで。
第二候補のダイエーの2階の店で乾杯。
このフロア初めて来たが静かで落ち着いてるな。


名物らしいドイツ風コロッケを注文。
芋のコロッケですな。
ジャガイモ=ドイツのイメージなんだろうけど、それは西側諸国の中では比較的ドイツが芋を食うってだけで。
ジャガイモの本場はポーランド・ベラルーシ・ウクライナといった東欧なんだよね。
加えていうと、フランス料理のクロケットのベシャメルソースをじゃがいもで代替するのは日本の考案だし。

ザクリと硬い衣に、中はイギリス式のよく潰したねっとりしたマッシュポテト。
デミグラスソースかけ。
付け合せはフレンチフライ(この料理名はベルギー由来)
それをお箸で食べる。
不思議なお店だが居心地はいいな。


有線だと思うが松坂慶子の愛の水中花が流れてるような日本式洋食屋。
多花美さんでした。
なぜか表のダイエーの看板には表記がなかったな、と出てから改めてみるに、あった。
表記が違ってたのか。


池袋でもう一杯飲んで帰った。

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