2021年5月18日火曜日

ツーポールテントを試すその2@小金沢連峰

前回はこちら
ツーポールテントを試す@奥秩父


5000円程度の安いワンポールテントの「フライだけ」をフロアレスシェルターとして使用する、という事を長らく行っていた。
なにせローカスギアのクフとか高いしね。
色々と工夫はしてみたが、中央に柱があるのはやはり邪魔だ。

そこで目に留まったツーポールテント、3FULのランシャン2を購入し、前回試してみた。
おもしろいテントではあるが、フライと地面との隙間が大きくフロアレスシェルターとして使用するのは厳しいかなとも思ったが。
同時にこれはワンポールテントの亜種というよりは、ツェルトをダブルウォール化したものだという印象も受けた。

それならば。
インナーテントを使用しない前提で、フライを「ツェルトの要領で」張ることはできないだろうか?
フロアが6角形であることはガン無視して、長方形の四角に張ってしまうのだ。


つまり、こう。
出入口のある長辺側をひっぱって、ポールを短く立てる。
出入口側は垂直になってしまうが、それはツェルトも一緒でしょ(アライのツェルトなら)。


中はこんな感じになる。


驚くほど天井は低くなるが。寝ている分には支障ない。
また短辺方向は天井への傾斜が緩くなることで風への耐性が強くなったようだ。
フライと地面との隙間は小さくなったが、やはり多少の吹き込みはある。
今は暖かいからいいが、寒い時期には対策が要る。


中で上体を起こして酒を飲む。
身長178cmの私で頭が天井に軽く接触するが、特に窮屈な感じはしない。
これでもワンポールテントよりは快適だ。


何故か内側のループなどにまで反射材が使われている。


翌朝。
結構風は吹いていたが、たるんだりすることなく一晩もってくれた。
ただ出入口側が垂直になってしまい、風をもろに受ける点だけは注意がいるか。


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