また雲取山に登る埼玉側の登山口でもある
近年はパワースポットだとかなんとかで紹介され、若い人も結構来るのだとか
雲取まで行く余裕はないが、ちょっと覗いてきた
昨日と同様、秩父の降水確率は10%
しかし低い位置に雲がかかって武甲山が隠れている
これも昨日同様
朝の西武秩父駅前ロータリーはゴルフ場の送迎バスでいっぱい
日曜日だからね
通常の9:10の一便目の前に、夏季の土日祝だけ8:30の臨時便がある
トイレによってたら結構列が伸びている
座れるかな?と心配だったが、大型のバスでなんとか座れた
途中、秩父鉄道の終点・三峰口駅に寄る
が、ここから乗ってくる人は少ない
ここまで鉄道で来たところで、どのみち西武秩父駅から来るバスに乗るしかないのだから一緒
ならば「三峯神社~西武秩父駅」ではなく、
「三峯神社~三峰口駅」で運行すればいいじゃないかって?
そこはほら、西武バスの運行なので
秩父湖
ダムの上を道が通る
連日の雨で貯水量は充分ありそう
三峯神社駐車場に到着
標高1050m
主要な停車場にしか停まらぬ特急バスだが、それでも西武秩父駅から1時間15分もかかる
ビジターセンター
ちょいとのぞくと動物の標本などが展示してあった
でかい茶屋がある
帰りに覗こう
最初は舗装された道を行く
特徴的な埼玉”県”の設置の山頂標識
雲取山頂にも同じ型のものがある
ここから山道に入る
身支度してから出発
妙法ヶ岳分岐
小雨がぱらついてきた
まずは奥宮・妙法ヶ岳へ向かう
すぐに小雨はやんで、薄く陽がさす
霧の立ち込めた森に木漏れ陽がおちる
スマホの小さなレンズとセンサーではこの美しさの1/10も再現できぬ
カメラ持ってくれば良かったな
ここから奥宮・妙法ヶ岳へピストン
来る途中にも一つあったけど、なんだろ?
岩っぽい痩せ尾根を、右に左に巻きながらすすむ
道なき場所には木の階段が作られているのだが、
結構傷みが激しい
うーん、これはちょっと
落ちたら危険な崖を巻く桟道なのにここまで傷んでいるのは
最後の急階段をのぼると、5mほどの直登の鎖場がある
下りの人に道を譲られて写真をとる間がなかった
妙法ヶ岳山頂、三峯神社の奥宮に到着
晴れていれば裏手から秩父盆地を眺められるのだが
今日も真っ白
水を飲んで小休止
来た方
降る
手すりや鎖があるのでどうということもないが、それらがないとちょっとしんどい程度の岩場
高名な寺院・神社の奥の院・奥宮と称するものが、結構険しい山頂にあるのも珍しくはない
でもここは、おじいちゃんおばあちゃんがお参りするには厳しいね
あずま屋に戻ってきた
次に霧藻ヶ峰へ向かう
尾根上から結構降って
あれ、おかしいな?地図を見ようか、と考えだした頃に炭焼平へ出た
ふと気になって地図を確認する
ちょうど12時だ
今日はあまりコースタイムの事とか考えずに来たが……
ここから霧藻ヶ峰まで往復2時間とすると、三峯神社に戻るのは15時近くになるか
そこから温泉に入るとなると15:35のバスには乗れぬ
その次は最終の17:30のバスになる
ちと帰りが遅くなるな
ここで引き返すとしよう
上空が晴れてきたらしく、森が明るい
妙法ヶ岳分岐に戻ってきた
あとは来た道
では三峯神社にお参りする
珍しい三つ鳥居
武蔵国の例に漏れず、ここも山犬だ
遥拝殿
ここから奥宮・妙法ヶ岳を見ることができ、そちらまで登らずとも参拝できる
今日は雲の中に隠れているが
何か不安になってくる頭身バランスの日本武尊命
随身門
カフェ小教院
ここにも寄るが、まずは
興雲閣でお風呂
参拝者のためのホテル、というか宿坊というか
いつもならまず温泉に浸かって汗と砂埃を洗い流すのだが
お腹がすいてしまったので先に食事
朝6時頃にマックでマフィンを一つ食べたきりなもので
霧藻ヶ峰で食事がとれるので、パンおにぎりのたぐいを持ってこなかったのだ
”五望天そば”とレトロな瓶コーラ
小さいけれど、いい湯でした
麓の大滝温泉から湯を運んでいるのだという
休んでからこちら
「コーヒーハウス
いにしえの館
小 教 院
土足禁止 」
カフェというにはあまりにも
元は寺院の何かの建物だったのを転用したものらしい
名物のコーヒーゼリーと「夢」ドリンク
80年台のラブコメ漫画でしかお目にかかったことがない、アレ
カップルがちゅーちゅーする、アレ
この2016年に実在しているとは!
きらびやかな本殿
朝見かけた茶屋
2階は三峯講の団体が宿泊するのかな
帰りのバスに乗る頃には結構晴れていた
南西の方角に奥秩父の秘境たる和名倉山(白石山)の巨大な姿が見える
帰りのバスの車窓から
秩父湖から1kmほどの場所に埼玉大学の山荘があり、そこから渓谷に降りていくとあの吊橋を渡れる
ただ渡った先にまともな登山道はなく、和名倉山へのバリエーションルートとなる
西武秩父駅に戻ってきた
ニュースで知ってはいたが、ここから秩父鉄道お花畑駅へと抜ける仲見世がすべて潰されて工事中
かつて仲見世の中ほどの広場に置かれていたテーブルと椅子が、ロータリーの脇に放り出されている
日帰り温泉と複合商業施設を作るらしい
高尾山口駅と同じパターンかな
三峯神社は思ったりも、こう、なんというか
参拝者は多いのだけれど、広い森の中に点在するように分散しているので意外と落ち着いた場所だった
東京の高尾山や神奈川の大山のようににぎにぎしい場所だと思っていたよ