2021年1月3日日曜日

2021/1/3日 初詣@鋸尾根~大岳山~馬頭刈尾根

新年最初の山は初詣をかねて。
奥多摩駅スタートで鋸尾根を登り、大岳山を経由して馬頭刈尾根を下り、瀬音の湯がゴール。
以前一度歩いたコースだ。

いつだったっけ?とこのブログを見返したが該当なし。
このブログを始める以前か、結構経ったのだな。
そこそこ長いコースで、記憶では秋の遅い時期に歩いて、始発できたものの、瀬音の湯に着いた時はもう暗くなってしまったはずだ。

お正月に実家で食いすぎた分を絞るにはちょうどいい、と言いたいところだけど。
このところ膝の調子がいまいちだからな。
もし途中で膝の具合が悪くなったらエスケープしよう。

ちなみにコースタイムだが。
2018年版山と高原地図では8:35(奥多摩駅から十里木バス停まで)
これはわかる、まあだいたいいつもの山高地図のタイムだ。
守屋地図がちょっとよくわからなくて、地図に書いてあるタイムを足すと
 奥多摩駅~大岳山の登りが4:50
 大岳山~瀬音の湯バス停の下りが3:40(ただし鶴足山の西の分岐~馬頭刈山の区間のタイムが抜けている)
と、なっていて。
しかしコース解説を読むと、
 奥多摩駅~大岳山の登りが4:10
 大岳山~瀬音の湯バス停の下りが3:30
となっている。
守屋地図の性格からして山高地図のタイムより短いというのはありえない。
おそらくコース解説のタイムが間違いで、地図に書いてあるタイムの方が正しいものの、そちらも鶴足山の西の分岐~馬頭刈山の区間が抜けているのだと思われる。

ここ最近の調子からいえば、休憩込みの正味の時間で山高地図のタイムと同じくらいだろう。
7:30に奥多摩駅を出発すれば、16時には瀬音の湯に降りられるだろうか。



始発で来た奥多摩駅。サムイ。
トイレが新しくなっていた。
あまりに寒いので暖房のきいている待合室で支度させてもらった。


あったかい缶コーヒーをお腹にいれ、7:32に出発。



何度見ても愛宕神社の階段は無茶で笑ってしまう。


愛宕神社。
お賽銭を入れて、しばし困る。
この年になると考えてもどうにも結論がだせない悩みが積滞していて。
何を祈ってよいのか見当がつかないのだ。
いや、だからこそ人は祈るのだろうか。
シンプルに山の安全だけ祈っておいた。


鋸山到着が9:53
守屋地図で3:00の所を2:21。
軽快に歩けているが、ちと急ぎすぎたか脚に疲労感が出てきた。
山頂のベンチで休みたかったが、あいにく全部埋まっていたので先に進む。


富士山の見える中岩山に、座るのによさげな岩があったので腰をおろす。
空気が冷たいので、薄い手袋の上に防寒テムレスをオーバーグローブとしてはめている。
ここでゼリーとサンドイッチとおにぎり一つを食べる。
また膝の保護の為、遅まきながらストックを出す。
鋸山からの下りの時点で出すべきだったな。


11:08、大岳山到着。
西の肩からの岩場は相変わらずだ。ちと疲れた。
まずまずの富士山を眺めながらおにぎり2個とカニカマを食べ、ウィスキーのお湯割りを飲む。



そういや山頂から直接南へ下る道を歩いたことなかったと思い、そこを下ってみる。
そこそこ急斜面で、砂ざれ気味の部分が下りでは滑るが。
岩場が無いので東西から登るよりもむしろ安全かも。


馬頭刈尾根を進んでいくと、南の秋川側の浅間嶺の支尾根の上に何かが目についた。


時坂峠の北方に突き出た573ピークの手前、鞍部のあたり


なんだろう、あれ?


航空写真をみると、時坂峠のあたりから車道が通じているような……
ああ、そうだ。時坂峠の少し西側に北へ続く車道があったような。
何らかの業者の資材置き場か何かだろうか。
しかしわざわざ車道をこしらえてまであそこに資材置き場をつくる理由があるだろか?


つづら岩


鶴足山から下る。
アップダウンを繰り返すのが地味にキツイ。


馬頭刈山。


さほど展望の良い山でもないが。
大岳山からこちらへの来し方を振り返ることができる。
ベンチもあるのでここで最後の休憩。
おにぎり2個とウィスキーのお湯割りを飲み、残った水は捨ててしまう。

ん?
そういえば正月に食べ過ぎた分を絞るつもりだったけど、いつものように朝コンビニで食べ物を仕入れて、いつものように食べてしまっているな。
まあいいや、そのせいでお腹もすいていないし、温泉上がりはビールだけにしておこう。


馬頭刈山から東へ下りだすと都心方向の展望が開けるところがある。
この時14:09。
前半飛ばしたせいか、後半バテてきたが。
それでも予定より大分早く下山できそうだ。

と、思った直後。
ここまで異常の無かった膝が、しかも両膝同時に軋みだした。
まだ痛むって程でもないが、段差を降りると嫌な感触が膝に走る。


高明神社跡。
立ち止まって休んだり、屈伸したり、大きめの段差は横向きに降りたり、とだましだましながら降りていく。


民家のある場所に出て、つり橋を渡る。
こっからがまだ長いのだよなあ。


瀬音の湯に降りたのが15:34。
大幅にペースダウンしてしまった。
でもまあそれでも予定よりは早かった。
良しとはできないけれど、温泉に浸かってきましょうか。


1/3は休日ダイヤ。
16:56のバスだと忙しいかな?


十里木まで歩けば17:15もあるが……
ビールだけなら16:56のバスでいいか。


湯上りに一杯。
ここのレストランはどこぞのホテルの料理長を招いたとかで結構いい飯をだすのだけど。
今日は行動食を食べてお腹がすいていないのでビールだけね。
山密はなかったけど、風呂はそれなりに密でした。





2020年12月29日火曜日

2020/12/29 藪とシャブ@三浦アルプス下沢尾根

0813 池袋 湘南新宿ライン逗子行
0922 逗子
0930 逗子駅 逗26湘南国際村センター行
0936 川久保
※川久保への次のバスは無い。逃した場合は下記バスに乗り、長柄交差点から800m歩き
0935 逗5横須賀市民病院行
0945 逗15衣笠駅行

◆登り
川久保バス停~森戸林道~下沢尾根~南尾根~ソッカ 約80分

◆昼食
ソッカで昼食

◆降り
ソッカ~仙元山~葉山教会~風早橋バス停 約40分

◆帰り
風早橋バス停~逗子駅




友人と軽くメシ登山。
三浦アルプスの森戸林道から下沢尾根を登って南尾根へ上がるルート。
の、つもりだったのだが……



森戸林道に入る


この車の停まっているすぐ先がゲートになっていて、一般車両はその先に入れない。


林道とはいうが、すぐに道は細くなり、車両が通れる道ではなくなる。



下沢尾根へのとりつきはここだな。
地形図では途中まで破線が引かれている。
その先に実際は道が続いているのだろう(と、この時は思った)
道の入口にとおせんぼの印として木の棒が横たえてある。

(※この2枚の写真は後で言及するので覚えておいてください)


沢沿いの破線へ、はっきりした道を入っていく。


ところが倒木と藪が急に濃くなる。


写真には写っていないが、堰堤があり。
その上に立っている。
ここで少し悩む。
地形図を見るに、下沢尾根に上がるためにはここを右手に登っていかねばならないはずだ。
だがそちらの踏み跡は……あるといえばあるのだが、異様に藪が濃い。(写真右半分の正面)
一方堰堤を降りて沢沿いに行けばまだしばらくは道が明瞭そうだ。

まず堰堤を降りて沢沿いに進んでみる。
30m程進むと急に地面が柔らかくなり、それ以上は踏み固められていないように見える。
またそれ以上沢沿いを進むと谷にはまって急峻な右手の斜面を登れるようにも見えない。

堰堤の場所まで戻って、異様に濃い藪の踏み跡をたどっていく。


最初はそれでも藪をかき分ければ、地面に踏み跡がみえていたのだが、



斜面の傾斜が強くなってくると、踏み跡も見えなくなる。
急傾斜の柔らかい地面に倒木が横たわり、ゆっくりと慎重にのぼる。
ただわずかに人間が通行した痕跡はあるといえばある。

この時点で道間違いを確信していた。
『新バリエーションハイキング』の基準でいえば、こんな場所をルートとして紹介するはずがない。
ただ情報が古い為、紹介した後に道が荒廃した可能性も……完全にゼロではない(まあ、ありえないけど)のと、また地形図を読み・現地でルートファウンディングするに、
「下沢尾根の尾根上に上がってしまえば確実な踏み跡があるはずだ」
「ここの斜面も場所を選べば尾根上まで上がることは可能だろう」
と判断して強行している。



尾根上が見えてきた。
慎重にすすむ。



下沢尾根の尾根上に上がれた。
案の定、しっかりとした踏み跡が南北に続いている。
これだけしっかり踏み固められているルートが、いま登ってきたような斜面とひと続きのルートであるはずもなく。
やはりどこかで道を間違えたのだろう。


下沢尾根を南へ進む。
歩きながら左手の沢から上がってくる道がないか注意していたが、それらしきものは無し。
すると……私たちが尾根上に上がったポイントよりも北側に本来のルートがあったのだろうか。


主コースの一つである南尾根にでる。
ここから西へすすみ、ソッカで昼ごはんにするつもりだった。

ソッカの山頂では林業者?作業者?が木を切ったりして作業していた。
ソロの高齢男性が作業者に
「この踏み跡を北に降りるとどこに出るのですか?」
と質問し、
「いえ、どこにも通じていません。私有地ですし勝手に立ち入らないでください。好き好んで道なき道を行く人も居るでしょうけれど。」
と辛辣な回答をもらっていた。

世間一般では、知らぬことを人に聞くのは恥ではない、と考えられているが。
自己責任の部類である登山に関しては「人に尋ねてはいけない」事もあるし、「その人に尋ねてはいけない」対象もいる。
地図を見れば川久保か森戸川へ降りていくことは見当がつくだろうし、人に聞かねばそれが分からないような人にはその道を歩く資質が無い。
また仮にその作業者が親切心から教えて、それに従って本来のハイキングコースではないルートで遭難したら誰の責任になるのか?
そう考えたら山で仕事をしている人が不案内なハイカーに迂闊なことを言えないのは当然だろう。
仮に同じハイカーである私に尋ねたのならば、私なら
「私は歩いたことないですが、おそらく川久保に降りるはずですよ」
と答えただろう。
それで彼が遭難しようが私の知ったことではない。
彼自身の自己責任であり、ハイカー同士の問題だ。
だがその山で仕事をしている作業者が教えたとなればそうはいかない。
だからその意味でも聞くべき対象を間違えている。

さて。
山頂の平らな場所でお昼の準備をしていると、くだんの作業者がやってきて言う。
「この場所は地主の意向で火気厳禁だ」と。
ふむ……
正直に言えば、内心不快だ。
火事を気にしているのは当然だろうが、こちらは不心得なキャンパーなどではない。
なにも裸火を使うわけではなくガス缶とストーブで鍋を沸かすのだ。
土地所有者がハイカーが立ち入る事によるあれこれを快く思わないというのは珍しい話でもないが。
だが、だったらなぜこの場所の西面を伐採して江の島や富士山の展望を良くし、ベンチまで作っているのか。
とはいえ確かに私有地をよそ者が立ち入る権利があるでもなし、好意によって通行を黙認しているような状態ならば……地主の意向とあればおとなしく従うべきだろう。

と、同時に色々と合点がいく点もある。
休憩適地が乏しい三浦アルプスにあってこの場所、ソッカないし189ピークと呼ばれる場所はかなり好展望かつ休憩適地なのだが。
『新バリエーションハイキング』でもヤマップと京急の地図でも、不自然なほどにこの場所について言及がない。
紹介が一言くらいあってしかるべき場所なのに、何も無いのだ。
色々問題があって、この場所についてコメントしずらい事情があったのだろうか。


結局仙元山まできた。
家族連れで賑わっている。
ここでお昼にしよう。


今日はしゃぶしゃぶ。
野菜と薄切り牛肉と刺身盛り合わせ。
ぶりが欲しかったのだが、昨日スーパーにもうなく、刺身盛り合わせを買ってきた。
締めはラーメン。


あいにくと曇り空で江の島よりも先は見えなかったが、風もなく暖かな陽気でのんびりと過ごせた。


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下沢尾根のとりつきについて。
帰宅してから『新バリエーションハイキング』を読み直す。
139pから引用する。
「森戸林道の目標番号20番から山道をたどって下沢尾根に取り付く。設置ロープで110㍍圏のコブに乗り、尾根伝いに南に進む。」
短い文章だが、地形図と照らし合わせるとなんとなく見えてきた。

我々は沢沿いの道に入り、沢筋から斜面にとりついて、110m圏のコブの南側の鞍部に上がったのだが。
そもそも地形図の破線に従って沢沿いに入ったのが間違いで、たぶん尾根沿いの踏み跡があったのだろう。
写真を見返していて思ったのだが、

この赤丸つけた場所。
気づかなかったというか、木の枝を横渡しした道に気を取られていたが。
ここから尾根筋に取り付けたのではないか。

我々の強行した青線の斜面ではなく、赤線のあたりに本来の道があったのではないか、と。

おそらく我々の強行した斜面にわずかに残っていた人の通行した痕跡は、同じように間違えて・しかし同じように「行ける」という判断で強行した人のつけた痕跡だったのだろうと思われる。

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ソッカ・189ピークについて

調べたらこういうものが見つかった。
あえてリンクは張らないので、気になる方はURLコピペで確認を。
基本、善意の人たちなのだろう。
だが善意で何かを進める以上、調整対象である権利者・関係各所の意向を優先せざるを得なく、ハイカーに対して厳しい事も言わねばならないのだろうと理解する。

https://www.futagoyama.org/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88%E6%B4%BB%E5%8B%95/%E3%82%BD%E3%83%83%E3%82%AB%E5%B1%B1%E9%A0%82/

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