2021年1月10日日曜日

20210109土 くだらない山@大山南山稜

このところ膝の調子がさえない。
下りでどうしても膝関節が軋みだしてしまう。

昔何度か手ひどく痛めて以来、歩き方には気をつけてはいるつもりだった。
体重を・着地の衝撃を直接膝関節に与えないよう、膝周りの筋肉や足首を使った静かな歩き方を心掛けていた。
それは間違いではないのだろうけど。
ともすれば「筋肉に頼りすぎた歩き方」になっていたのかもしれない。
長時間酷使して筋肉がへろへろになった後の最期の下りで、筋肉が働かずに関節にダメージが入っていたのかも、と思わないでもない。
歩き方の姿勢を見直すべきか。
いや、そもそもオーバーユーズなので休ませるべきか。

こんな時思うのは「山に登るだけ登って、下らなくて良いなら楽なのになあ」。
どっかで聞いた話だが、パラグライダーというのはアルプスに登った人が、登頂したあとの下山が大変なので飛んで降りられたら、と発明したとかなんとか。
私の実感でも日本の3000m級を縦走していて、最終日に一気に大きな標高差を降りなければならないのはとてもツライ。

まあともかく。
高い場所までバスとかロープウェーとかリフトとか、そういうのが来ている場所ならばそれらを下山に使って膝の負担をかけない山歩きというのもアリではないかと。
ずっとそんな山ばかりとはいかないでもね。


始発で来た鶴巻温泉駅。
駅前のファミマで暖かいコーヒーととおにぎりを買う。


6:44出発


陣屋の脇を抜け、東名をくぐって山に入ると後ろから朝日が昇ってくる。


裏山って感じの山だが、人の通りは多い。


「関東ふれあわない道」なんて揶揄もある、関東ふれあいの道の標識。
ここは早朝にも関わらず、散歩をしている近所の老人やトレランの人とか結構いる。

関東ふれあいの道って、バス停等の公共交通機関を起終点とした日帰りのコースといいうコンセプトはいいのだけど。
コースとコースをつなげるという制約の為に結構無茶な……あえてメジャーなルートを外したコース取りになっている事が多くて。
その為オフシーズンの平日ともなれば一日歩いても誰にも会わない事もあったり。




冬枯れの山もモルゲンロートで紅葉したかのようだ。


善波峠を北へ




伊勢原と秦野を南北に隔てる尾根ゆえ、鉄塔が多い。


富士の雪は今年もすくなめ


念仏山。
ベンチがあったので座って小休止。


秦野の市街と箱根の山なみが見える。
富士山方向は開けてなくて見えないのが残念。


多少山道らしくなってきた


NHKの電波施設のある高取山と、その左後ろに大山


高取山は以前北から降りてきたことがあった。
その時はなんとも思わなかった、南から見上げるとそれなりに立派な山容をしている。


結構登りごたえがある。
それにしても寒い。耳がしびれるようでフードをかぶる。
手袋も軍手の上に防寒テムレスをつけているが、指先が凍える。


高取山到着。
北に大山を展望できる休憩場所だ。


南東に伊勢原から平塚方面。
登ってきた太陽が相模湾を金色に染めている。


ベンチに座ってお湯割りを飲み、おにぎりを食べていると。
西の方から犬が2匹やってきた。


猟犬だろうな、ハンターの姿は見えないが。


もう一匹の方はおとなしめ。


では出発。
これから向かう北への稜線の先に大山。
中腹に阿夫利神社が見える。
あそこから山頂へ登るの、結構急だよ。



指が凍えて限界なので、通気性重視でつけていた麻混の軍手をとって、綿の手袋に変える。
いくら空気こそが保温剤といっても、断熱層が無ければ冷たい風に撫でられる表面から冷気が伝わってしまうし、指先のような末端は体幹部分と違って発熱が小さいので。
通気性よりも断熱性の方が必要なのだな。

インナーを綿の手袋に変えたら指先の凍えもおさまった。
私は冬山はやらないのでさほど手袋の性能にはこだわっていないが、インナーグローブとオーバーグローブの組み合わせは検討する余地がある。


蓑毛越。
ベンチにすわって残りのスコッチをお湯割りにして飲んでしまう。


蓑毛越から下社まではほぼ水平。
途中鎖の打ってある場所もあるが、どうということもない。


下社の登山口。
昨日ネットで見たのだが。
緊急事態宣言を受けて、伊勢原商工会議所が大山への「山頂登山はお控えください」という看板を出しているらしい。
その一つがここにもある、のだが。
石灯籠の後ろに隠されるように置いてある。

大山寺と阿夫利神社、ならびその周辺の茶屋や土産物屋は一つの経済圏であり、そこで生活する人々がいる。
そこへ「来るな」とは言えない苦しい事情はわかる。
だが「山頂登山はお控えください」という、参拝客を残すために登山客を切り捨てることで「対策はとってます」というアピールにするの、どうかなぁ。

まあ、こうして置いてはあるが・隠されるように置いてあるところをみるに、商工会議所の考える事と・現地での判断とで葛藤があるのは推測されますな。


下社の脇のベンチで片づけて、マスクをつける。
10:39、鶴巻温泉駅から4時間弱。
さすがに物足らないきもするが、そう思っていられるうちにお終いで正しいのだろうか。



冬晴れの時の下社からの眺めはとてもいい。



ルーメソに熱燗一本。
防災無線から「生活に必要な以外の外出は控えましょう」と流れてくる。
防災無線ゆえ、場所を選んで内容を変えられるものではなだろうが。
観光地でそんなこと言われても。


ケーブルカーで膝に負担なく降りられた。
向こうに江の島や房総まで見える。
正月明け最初の週末にしては寂しい人出だけど、
それでも通常20分間隔のケーブルカーが「1回25人制限」の為に10分間隔で運行していた。

2021年1月3日日曜日

2021/1/3日 初詣@鋸尾根~大岳山~馬頭刈尾根

新年最初の山は初詣をかねて。
奥多摩駅スタートで鋸尾根を登り、大岳山を経由して馬頭刈尾根を下り、瀬音の湯がゴール。
以前一度歩いたコースだ。

いつだったっけ?とこのブログを見返したが該当なし。
このブログを始める以前か、結構経ったのだな。
そこそこ長いコースで、記憶では秋の遅い時期に歩いて、始発できたものの、瀬音の湯に着いた時はもう暗くなってしまったはずだ。

お正月に実家で食いすぎた分を絞るにはちょうどいい、と言いたいところだけど。
このところ膝の調子がいまいちだからな。
もし途中で膝の具合が悪くなったらエスケープしよう。

ちなみにコースタイムだが。
2018年版山と高原地図では8:35(奥多摩駅から十里木バス停まで)
これはわかる、まあだいたいいつもの山高地図のタイムだ。
守屋地図がちょっとよくわからなくて、地図に書いてあるタイムを足すと
 奥多摩駅~大岳山の登りが4:50
 大岳山~瀬音の湯バス停の下りが3:40(ただし鶴足山の西の分岐~馬頭刈山の区間のタイムが抜けている)
と、なっていて。
しかしコース解説を読むと、
 奥多摩駅~大岳山の登りが4:10
 大岳山~瀬音の湯バス停の下りが3:30
となっている。
守屋地図の性格からして山高地図のタイムより短いというのはありえない。
おそらくコース解説のタイムが間違いで、地図に書いてあるタイムの方が正しいものの、そちらも鶴足山の西の分岐~馬頭刈山の区間が抜けているのだと思われる。

ここ最近の調子からいえば、休憩込みの正味の時間で山高地図のタイムと同じくらいだろう。
7:30に奥多摩駅を出発すれば、16時には瀬音の湯に降りられるだろうか。



始発で来た奥多摩駅。サムイ。
トイレが新しくなっていた。
あまりに寒いので暖房のきいている待合室で支度させてもらった。


あったかい缶コーヒーをお腹にいれ、7:32に出発。



何度見ても愛宕神社の階段は無茶で笑ってしまう。


愛宕神社。
お賽銭を入れて、しばし困る。
この年になると考えてもどうにも結論がだせない悩みが積滞していて。
何を祈ってよいのか見当がつかないのだ。
いや、だからこそ人は祈るのだろうか。
シンプルに山の安全だけ祈っておいた。


鋸山到着が9:53
守屋地図で3:00の所を2:21。
軽快に歩けているが、ちと急ぎすぎたか脚に疲労感が出てきた。
山頂のベンチで休みたかったが、あいにく全部埋まっていたので先に進む。


富士山の見える中岩山に、座るのによさげな岩があったので腰をおろす。
空気が冷たいので、薄い手袋の上に防寒テムレスをオーバーグローブとしてはめている。
ここでゼリーとサンドイッチとおにぎり一つを食べる。
また膝の保護の為、遅まきながらストックを出す。
鋸山からの下りの時点で出すべきだったな。


11:08、大岳山到着。
西の肩からの岩場は相変わらずだ。ちと疲れた。
まずまずの富士山を眺めながらおにぎり2個とカニカマを食べ、ウィスキーのお湯割りを飲む。



そういや山頂から直接南へ下る道を歩いたことなかったと思い、そこを下ってみる。
そこそこ急斜面で、砂ざれ気味の部分が下りでは滑るが。
岩場が無いので東西から登るよりもむしろ安全かも。


馬頭刈尾根を進んでいくと、南の秋川側の浅間嶺の支尾根の上に何かが目についた。


時坂峠の北方に突き出た573ピークの手前、鞍部のあたり


なんだろう、あれ?


航空写真をみると、時坂峠のあたりから車道が通じているような……
ああ、そうだ。時坂峠の少し西側に北へ続く車道があったような。
何らかの業者の資材置き場か何かだろうか。
しかしわざわざ車道をこしらえてまであそこに資材置き場をつくる理由があるだろか?


つづら岩


鶴足山から下る。
アップダウンを繰り返すのが地味にキツイ。


馬頭刈山。


さほど展望の良い山でもないが。
大岳山からこちらへの来し方を振り返ることができる。
ベンチもあるのでここで最後の休憩。
おにぎり2個とウィスキーのお湯割りを飲み、残った水は捨ててしまう。

ん?
そういえば正月に食べ過ぎた分を絞るつもりだったけど、いつものように朝コンビニで食べ物を仕入れて、いつものように食べてしまっているな。
まあいいや、そのせいでお腹もすいていないし、温泉上がりはビールだけにしておこう。


馬頭刈山から東へ下りだすと都心方向の展望が開けるところがある。
この時14:09。
前半飛ばしたせいか、後半バテてきたが。
それでも予定より大分早く下山できそうだ。

と、思った直後。
ここまで異常の無かった膝が、しかも両膝同時に軋みだした。
まだ痛むって程でもないが、段差を降りると嫌な感触が膝に走る。


高明神社跡。
立ち止まって休んだり、屈伸したり、大きめの段差は横向きに降りたり、とだましだましながら降りていく。


民家のある場所に出て、つり橋を渡る。
こっからがまだ長いのだよなあ。


瀬音の湯に降りたのが15:34。
大幅にペースダウンしてしまった。
でもまあそれでも予定よりは早かった。
良しとはできないけれど、温泉に浸かってきましょうか。


1/3は休日ダイヤ。
16:56のバスだと忙しいかな?


十里木まで歩けば17:15もあるが……
ビールだけなら16:56のバスでいいか。


湯上りに一杯。
ここのレストランはどこぞのホテルの料理長を招いたとかで結構いい飯をだすのだけど。
今日は行動食を食べてお腹がすいていないのでビールだけね。
山密はなかったけど、風呂はそれなりに密でした。