シタンゴ山自体は寄バス停近くの手軽なハイキングコースの山ではある。
今日は丹沢湖からのマイナールートでつなげてみる。
新松田駅からバスにのり、丹沢湖の東の端、玄倉バス停から。
林業者の踏み跡があっちこっちへと錯綜し、雨水の流れる場所と踏み跡との区別がつきづらい。
柔らかい土の急斜面にてこづり、いくらかでも歩きやすい踏み跡をたどっているうちに、どうも右へ右へと流されてしまい。
結局本来のルートらしい尾根通しの末端からではなく、尾根を横から急斜面を登ることになってしまったようだ。
(しんどくて写真撮る余裕なし)
あとは尾根上を行くだけだから迷いようがない。
と思ったのだけど。
しかたなしに柵を左手方向に迂回し、柵の左側の急斜面を這い上がっていく。
土が柔らかく、靴をけりこんでステップを作ってもなお足が長される。
登りだからよかったけれど、下りは勘弁だなあ。
道しるべが無いとちょっと分かりにくいかな。
尾根の北側が複数個所、広範囲にわたって崩落している。
この崩落のせいで、現在このルートは登山道としての紹介は控えられているらしい。
崩落のへりに近づかないように通過する。
地形図を見てもわかるが、この秦野峠の当たりは複雑な地形をしている。
なんだろこれ?とツンツンしてから「さわらないでください」と書いてあるのに気づく。
ジュースのパックなどに「よく振ってからお飲みください」と書いてあるのを飲み始めてから気付くタイプの人間。
ここでようやく本日初めて人と出会った。
小田原を見下ろすこともでき、なかなかいい感じ。
馬酔木の咲くころに、気軽にピクニックにきてもよさそうだ。
ロウバイ祭りの期間中だが、それはまあいいかな。
(私の地元も同種の祭りをやっているので、あまり目新しさを感じないのだ)
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