2022年3月18日金曜日

2022/2/6(日) シタンゴ山

 シタンゴ山自体は寄バス停近くの手軽なハイキングコースの山ではある。
今日は丹沢湖からのマイナールートでつなげてみる。



新松田駅からバスにのり、丹沢湖の東の端、玄倉バス停から。


登山道ではない場所なのではっきりとした道は無い。
林業者の踏み跡があっちこっちへと錯綜し、雨水の流れる場所と踏み跡との区別がつきづらい。
柔らかい土の急斜面にてこづり、いくらかでも歩きやすい踏み跡をたどっているうちに、どうも右へ右へと流されてしまい。
結局本来のルートらしい尾根通しの末端からではなく、尾根を横から急斜面を登ることになってしまったようだ。
(しんどくて写真撮る余裕なし)




ともあれ尾根上にのることができた。


尾根にのったらしめたもんよ。
あとは尾根上を行くだけだから迷いようがない。
と思ったのだけど。


尾根上が比較的まだ新しい鹿柵に囲われていた。
しかたなしに柵を左手方向に迂回し、柵の左側の急斜面を這い上がっていく。


どうにか登り切った。
土が柔らかく、靴をけりこんでステップを作ってもなお足が長される。
登りだからよかったけれど、下りは勘弁だなあ。





鹿柵地帯を過ぎれば表情豊かな尾根で、歩いていて飽きない。



日影山(ブッツェ平)に到着



名前に反して陽当たりのいい山頂で腰をおろして休憩。



東へ。急斜面を慎重に下る。




この辺りは山中に林道が多い印象。


このあたりは穏やか。



富士山は雲がかかっていた。



尾根筋を右に外して下る。
道しるべが無いとちょっと分かりにくいかな。




そしてこの崩落地帯。
尾根の北側が複数個所、広範囲にわたって崩落している。
この崩落のせいで、現在このルートは登山道としての紹介は控えられているらしい。
崩落のへりに近づかないように通過する。



細いヤセ尾根の途中に分岐点。
地形図を見てもわかるが、この秦野峠の当たりは複雑な地形をしている。


木にシートのようなものが巻いてあり。
なんだろこれ?とツンツンしてから「さわらないでください」と書いてあるのに気づく。
ジュースのパックなどに「よく振ってからお飲みください」と書いてあるのを飲み始めてから気付くタイプの人間。



林道秦野峠に出た。



すぐにまた山に入り、




ダルマ沢の頭で休憩。


林道を横切ってシダンゴ山へ。
ここでようやく本日初めて人と出会った。




シダンゴ山到着。



山頂は広々として、一面を馬酔木に囲われている。
小田原を見下ろすこともでき、なかなかいい感じ。
馬酔木の咲くころに、気軽にピクニックにきてもよさそうだ。



里山、という風情の道をくだり、



寄バス停へ下山。
ロウバイ祭りの期間中だが、それはまあいいかな。
(私の地元も同種の祭りをやっているので、あまり目新しさを感じないのだ)


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