ただ今日のは軽めのハイキングコースなので、高柄山東尾根みたいな難所はないはずだ。
久しぶりに立川駅の長田本庄軒で朝飯。
かけそばとすじこんカレー。
ここのそば、出汁がかなり独特でそばとは思えないあじわい。
上野原駅からバスに乗る。
富士急バスの親切な案内人のおじさんも健在。
要害山の登山口である鏡渡橋バス停で4人降りて行った。
その二つ先の尾続バス停で降りたのは私一人。
バス停に案内がある。
尾続バス停~尾続山~コヤシロ山~要害山~鏡渡橋バス停という周回コース。
富士急バスのHPでハイキングコースとして紹介されているやつですな。
私の駄文よりそっちを見てもらった方が早いかと。
https://www.fujikyubus.co.jp/pdf/hikingbus/coursemap/area10_201910.pdf
数件の民家とお寺や畑のあいまの道をぬけ、
すぐ山に入る。
落ち葉の積もった地面はまだ柔らかいが、良く踏まれていて明瞭なコース。
尾続山到着。
老夫婦が南側をみている。
おお、なるほど。
これはいい。
次の実成山へ
実成山の手前、東の肩にも眺望の良い場所があった。
上野原の街も。
守屋地図にも書いてある。
実成山。
ここの眺望もけっして悪いわけではないが。
前後が良すぎるのだ。
次のコヤシロ山との鞍部。
明らかに峠で南北に明瞭な踏み跡があるんだが。
地形図の破線もなければ、守屋地図でも触れていない。
コヤシロ山。
これまた素晴らしい。
ここから南へ、要害山へ向かう。
が、ちと疲れたな。
腰をおろして休憩にしよう。
立川駅の朝食がきいているのかお腹がすかないのでお昼はとらないが、
魔法瓶の白湯を少し飲む。
ハイキングコースと整備する過程で、山頂南西面を伐採して展望をよくしたみたいだ。
富士山の右手前、なかなか面白そうな山があるな。
不老山か。ふむ。そのうち行ってみようか。
コヤシロヤマから南に下ると、山頂ではないが岩っぽい眺めの良い場所があった。
風の神様というのか。小さなお社がある。
ここ。
下に談合坂SAが見える。
左が下りSAで、右が登りSA。
たしかそこに高速バスのバス停があるんだよな。
なんとか登山と組み合わせられないものか。
登下の集落だ。
鞍部の峠をすぎ、
緩やかな登りをゆけば、
広々とした山頂についた。
ここが要害山。
駅みたいな山頂標識だ。
南面が広々とした180度の展望。
中央線のすぐ北側の山はみなそうだが、ここも素晴らしい。
ピクニックにも最適だな。
多分上野原の子供たちは遠足でここに登るんじゃないかな。
お腹はすかないので食事はいらないが。
魔法瓶のお湯で紅茶をいれてのみつつ、30分ばかりぼーっとした。
いい山だ。
小さなお社
戦国時代には大倉砦という山城があったらしい。それで要害山。
ただなあ。
甲斐の武田が関東に侵攻することはあっても、関東の北条が甲斐に侵攻することってあったかなあ?
故に八王子の城山や滝山城は有名でも、こっち側の城ってあまり聞かない。
もちろん戦略的な価値があるから砦を築いたのだろうけど。
西から織田の侵攻を受けた時もこっちまで来ることなく、天目山で滅んだわけだし。
東へ降りていく。
いかにも里山といったのどかな趣。
集落まで降りてきた。
ここらで振り返ると?
さっきまでいた要害山が。
要害山、またの名を「おっぱい山」。
男ならいつか挑まねばならぬ山だと思っていたが……
乳飲み児をあやすがごとき優しい山でした。
バス停近くまでくるとちょっと違った見え方。
さて。鏡渡橋バス停にきたが。
この通りなので。ここからバスに乗れるとはあてにしていない。
バス停一つ分(といっても1kmはあるが)市街地に向かって歩けば次の新井バス停で別の路線と合流するのでそっちがあるかも。
鏡渡橋を渡った南側から。
新井バス停。
30分おきにバスはあるが、残念、3分差で行ってしまったばかりだ。
事前に調べておけば5分くらい切り詰めるのは造作もないが。
まあこういうあてのない行き当たりばったりの行動も悪くはないですよ。
それが許される場所ならば、ね。
今回はこの通りバス停一つ移動すれば30分おきにバスのある場所だし、
何となれば上野原駅まで5.6kmで歩きとおすことだってできる。
だからあえて計画を立てなかった。
とはいえ上野原の市街地はずれのこの場所は、デイリーヤマザキがあるきりで25分つぶすのはしんどい。
駅に向かって歩いてみよう。
歩いていけば市街地の中となり、商店も増えてくる。
中央道の近くまで来たところで次のバスが追いついてくる時間となったので、バスにのった。
上野原駅ホームであったかいコーヒーを飲みたくて自販機で買う。
今の自販機はカップに蓋まで自動でかぶせて出てくるのか。
高尾行の中央線に乗ると、妙に混んでいる。
皆、長野や山梨のお土産の袋をもって……
ああ、そうか、帰省のUターンか。
バスの窓からみた中央道も渋滞していたもんな。
乗り換えの四ツ谷駅で、いつもの中華屋に。
実は昨日の日の出山の帰りにもよってみたが、まだ開いていなかった。
きゅうりと干し豆腐のあえもの。
ごま油とニンニクの風味がとてもよい。
お通しの旨い店は信用できる。
クミンと唐辛子の利いた羊串肉。
ガチ中華屋ならではの料理だけど。
まさかサイゼリヤが同じようなものを出してくるとは思わないよなあ。
白菜と餅の炒め
豚肉と赤ピーマンも入ってうまみがありながら優しい味付け。
季節の素材を使った日替わりメニューがうまいのでこの店は重宝している。
比較的いつもすいているし。
自宅最寄駅に掲げられていた謎の書道。
投降するベトコン兵か何かだろうか。
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