2017年10月28日土曜日

2017/10/27金 琴平丘陵


0650 池袋 ちちぶ3号
0813 西武秩父 1472円
0826 御花畑
0829 影森 170円

影森駅(257m)~札所27番大淵寺~護国観音~岩井堂~長者屋敷跡(394m)(休憩)~武甲山西参道入口~戸沢峠~羊山公園~祭りの湯(235m)
守屋地図で、距離6370m、登降差170m、時間2時間半

祭の湯で入浴 980円




 芝桜の時に一度歩いた琴平丘陵を再度
朝の影森駅
平日なので山歩きの格好は我々だけ


 駅近くの酒屋の自販機
瓶のビールなどを売っている自販機って、都心では見かけない


 札所27番大渕寺の裏から山に入る


 札所26番の奥の院、岩井堂


 その後長者屋敷跡で休憩したが、しばらく写真を撮り忘れる
ここはもう下山下場所


 羊山公園を通る


西武秩父駅前にできた祭の湯
ようやく入る事ができた
泉質的には横瀬の武甲の湯に近いか?
しばらく入っていると肌がキュッとしてくる
ホルモン焼きやらしゃくし菜やら食べて、すっかり満腹になってしまった

2017年10月9日月曜日

2017/10/08日 高峰

2017/10/08日 高峰


高峰と言ってもそれだけではどこのことだか分からないだろう
奥多摩の御岳山から東へ、日の出山、三室山、日向和田駅へと続く尾根の途中にあるピークだ
通常ならば登山目的地と認識されることはない所
なぜそこに行ったかというと……

 三連休だが土曜日は休日出勤
他にやるべきこともたくさんあるが、半日ぐらいはいいだろうと山に行くことを考える
この高峰に北側の尾根から登るルートも一度行きたいと思っていた
ただ前日が結構な雨だったのと、破線ルート(守屋地図だと紫実線)のため状態が悪い時は避けた方がいいだろうと悩む
結局どこに行くかを決めかねたまま電車にのってしまう


 ホリデー快速に乗って、御岳駅に来た
御岳山に登ってから、奥多摩のもえぎの湯か、日の出のつるつる温泉に降りようと考えたのだ
ところが駅前のバスのりばが見たことのない長蛇の列で、バスも増発でどんどんピストンしているようだが、それでも1時間待ちとのアナウンスが
これは堪えられん
予定を変更して駅から直接高峰に登り、そこからつるつる温泉に降りよう
駅から橋を渡り、何年も前に伐採された斜面を目指す


 橋を渡った先、横断歩道の所の細い道を入り




 あぜ道のような所をすすむ


 手製の標識だろうか?
ちょっと洒落た細工


 畑と崖の間の縁のような場所を行くのだが


 こいつはヤブい



 畑の裏手、山道の始まりのような場所が少し開けている
ここで準備する




 雨による路面の悪化はあまり無いが、そのかわり元からして悪い
踏み跡がとにかく分かりにくいのだ
伐採と植樹の作業時の踏み跡が残っているのと、植樹した木が人の背丈ほどにまで成長して視界を塞ぐため、元々通行する人も少なく薄い踏み跡が一層わかりにくくなっている


 隣の山の伐採面
下から見上げた時は分からなかったが、横からみると作業道がくっきり



 難儀しながら高度をあげていくと、ようやく森の入口に着く


 そこから御岳駅を振り返る


 森に入るとまずは背丈の高い笹に覆われた雑木林
相変わらず急斜面だが、だいぶあるきやすくなる


 それから杉の植樹帯になる


 杉の植樹帯と、伐採面との境界を通る


 眺めが良いのでここで休憩
コーラとサンドイッチを摂る
駅の標高が250程度で、高峰が750m、ここが500m程度
ちょうど中間点だ

高水三山の周回コースは奥多摩の定番コースだが、私は高水山・岩茸岳と入ったあと埼玉県堺の棒ノ折山に縦走して、最後の惣岳山には登ったことが無い
御岳駅の裏の鉄塔の建っている場所から惣岳山へのルートは結構な急斜面に見える


 充分に休憩してから出発


 伐採面の中に一本だけ残っている木がある
カラスが二羽飛んできて羽を休めている
落雷時の避雷針代わりに残しているのだろうか?


 手製標識
25分は無理だろ






 高峰到着
ここでお昼にしてもいいのだが、確か南側の巻道の方にベンチがあるはず
そちらへ行ってみよう
いったん西(日の出山)側へ降る


 高峰南面の巻道は随分と状態がいい
作業車両が通るのだろうか


 セリ
セリ科の花はそれ以上調べる気が湧かない


 ヤマジオウ(シソ科オドリコソウ属)かな?




 南面のベンチは一つしか無く、老夫婦が使っていたので通過する


 さて、つるつる温泉に林道で降りる場合、梅ノ木峠まで行くと少し遠回りになる
守屋地図では黒破線の近道なルートがあったはずだが、


 それがここのようだ
うーむ、これまたヤブい
踏み跡は見えてはいるが、どうしたものか



間違いない、たしかにここだが
地形図にはルートなし
守屋地図でも確か黒破線
(赤実線→赤破線→紫実線→紫破線→の順で道が悪い。黒破線はそれより悪いか、未調査・ノーコメントな所)
しばし逡巡したが、安全の為梅ノ木峠へ向かう
峠ならば腰をおろして食事出来る場所もあるだろうし



 峠近くの電波塔
アンテナは南の五日市方向を向いている


 梅ノ木峠
オープンカーが停まっていると思いきや、三室山のほうから外人さんのカップルが降りてきて、ドアを開けずに飛び乗って下っていった


 後ろの石碑が鈴木都知事の名前だ


 天気は良好とは言えなかったが、都心方向はかろうじて見える
ベンチもたくさんあるので、ここでお昼を食べる


 林道を下りだすとすぐに、山側の塀に切れた場所が作られていて、ここから出入り出来るようになっている
ひょっとしてここが?



そうだ。行くまいかと逡巡した道が、ここに降りてくるのだ。
下から森を覗き込むと、随分と無茶な急斜面で踏み跡はほぼ無い。
地面もやや湿っている。
たぶんこの道を降りてきたならば、滑って服を汚す程度は覚悟せねばならなかったろう。もっとひどいことになる可能性も。
避けて正解だったな。



 途中に山道の案内が出ている
はて、山地図には何も無かったはずだが?



地図を見ると、ここを降りていったほうがつるつる温泉には近道のようだ


 この道を通る人は少ないのか、地面は柔らかく、蜘蛛の巣ばかりで、木の階段は腐ってしまっている
それでも自然にできた山道ではありえない道幅で作られていて、
おそらくつるつる温泉ができた時、地元の行政がそれなりの予算をつけてあわせて整備したのだろう
ただ継続した予算はつかないため、放置されているのだと見た



 東屋を過ぎると、つるつる温泉へ西側の山から下山することとなった
なるほど、ここに出るのか


 久しぶりのつるつる温泉
たしか玄関の右手に靴の洗い場があったと記憶していたが
なくなっていて、代わりに自転車置場(ロードバイクを掛けるためのパイプハンガー)ができていた
そういえば梅ノ木峠でもバイク乗りが随分といた
ヒルクライムの大会の案内の看板もあった
はやりなのだな


 帰りに新しい靴を買った
今のはもう3~4年位はいてくたびれていて、何より昨年の冬に北高尾を歩いていてアッパーに穴を開けてしまったままなので

キャラバンのC01-02を3回続けて買うつもりだったが、廃盤になった模様
後継モデルのC01-02sを買った
ソールも5000円するいいものを買い、お店でカットしてもらった

このCシリーズは軽登山靴のカテゴリーで、もう1万円出せば本格登山靴のGKシリーズも買える
つま先とかかとを持って、力を込めるとCシリーズは若干たわむのに対して、
GKシリーズはほとんどたわまない堅牢な作りになっている
少し欲しくなったが……
冷静に考えて、重いテント泊装備を背負って何泊も縦走するなんて事はあまりしないし、冬山もやらないしアイゼンを取り付ける事もない(せいぜいが6本爪の軽アイゼン)
私には軽登山靴で充分だろう