0529 新宿 中央線高尾行
0557 武蔵小金井
0602 武蔵小金井 中央線・青梅線直通青梅行
0649 青梅
0650 青梅 青梅線奥多摩行
0713 御嶽
0730 御岳駅 西東京バスケーブル下行
0755 滝本駅 御岳登山鉄道御岳山行
御岳山駅(ケーブル)835m
大岳山 1266m
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新年最初の山は初詣も兼ねて
山歩きを初め、高尾~陣馬を踏破して「次」を探してヤマケイアルペンガイドの『奥多摩・奥秩父』を購入し、奥多摩を中心に歩いていた時期があった
中でも御岳山はケーブルカーで上がれる為、とっつきやすい
いきおい御岳山の隣の大岳山にも足がのびる
大岳山は奥多摩三山の一つで、東西に鋸尾根と馬頭刈尾根を従えて、頭だけが尖った特徴的な形は遠目にもすぐ分かる
昔は東京湾を行き交う漁師が目印にしたと言う
そんな山なので当然信仰の対象であり、山頂近くの大岳神社への参道がいくつもある
ただ現在では廃れてしまい、隣の御嶽神社とは随分差がついてしまった
ともあれここ数年足が遠のいていた奥多摩の、大岳山にもう一度行ってみたいと思う
青梅線の御岳駅
御岳山や高水三山の登山口であり、この付近の渓谷はボルタリングのメッカでもある
大きなマットを背負った人も見かける
バスを乗り継ぎ、ケーブルカーに
さすがにこの時間はすいている
ケーブルカー上の御岳山駅前の広場
ここで身支度
都心方向は霞んでしまっている
上空は晴れているものの、風が冷たい
上下ともにエントラントのスーツを着込む
ケーブルカー駅から御岳山まで1kmほど
山上に宿坊旅館や土産物屋などがあつまり、小さな町になっている
途中、通学しに行く高校生とすれ違う
この時間はさすがにまだ閉まっている
この階段を上がれば御嶽神社の社殿だが、そちらにはいかずに左手へ進む
御岳山から大岳山方向へはいくつかルートがあるが、もっともアップダウンの少ない中間道を行く
途中、新しいトイレができている
東屋を過ぎると登りにさしかかる
西からの冷たい風がゴウゴウと吹きつける
カッパを着込んでいないとあっという間に体温を奪われる
鍋割山の南側・芥場峠にでると、行く手の南側に大岳山が見えてくる
大岳山の北側から東側に回り込むように高度を上げていく
岩っぽい道になってくるが、悪路と言うほどでもない
だがケーブルカーのある御岳山の隣とあって、初心者がやって来やすい場所柄を考慮してなのか、随分とおどかしてくる
手すり代わりに鎖が打ってあったりもするが、見ての通り足を乗せやすいように岩が切ってあるので必要性は無い
随分昔に休業したらしい山小屋・大岳山荘
隣のトイレは使える
お腹が鳴ったので缶コーヒーとおにぎり一つを食べる
御嶽神社からここまで誰にもあわなかったのだが、休んでいると4.5人後からやって来た
たぶん次のケーブルカーで上がってきた人たちだろう
展望台は崩落の危険があるため、立入禁止になっている
一部、休憩所として使えるらしい
奥には山仕事をする人たちの?ホワイトボードも見える
大岳神社
簡素な無人のお社
拝殿で初詣をすます
山の安全を祈願
狛犬がアリクイにしか見えない
このタイプのデザインはこのあたり・他でも見かけた記憶がある
拝殿の後ろに社殿?がある
神社から山頂までが、短いながらもちょっとした岩場になっている
少し急ではあるが、岩が切ってあるので危ない所は無い
大岳山山頂
急な岩場を登ってきたわりに、意外と山頂は広い
そして南面の展望が抜群だ
少し早いがお昼にする
魔法瓶に熱湯を入れてきたので、これで緑のたぬきとインスタントコーヒーを入れる
富士山を眺めながらの昼飯は格別
ヘリノックスのチェアも快適
900gの荷物の甲斐はある
山頂は昼時は人が多いが、ベンチは2つしか無い
大岳山頂でお昼を取るならば、敷物を用意した方が良いだろう
椅子にもたれてのんびりコーヒーをすすっていると、時間が経つのが早い
随分静かになっているので振り返ると、10人ほど居た人たちはもう殆ど居なくなっている
最後に西側、
・御前山(中央やや右、奥多摩三山の一つ)
・三頭山(中央やや左、奥多摩三山の一つ)
・大菩薩(三頭山の後ろ)
を眺めてから下山する
そう言えば御前山はまだ行ったこと無いな
御嶽神社まで戻ってから小休止
このカッパのベンチ、なんだか石抱き責めに見えて、どうにも座り難い
この時13時半
隣の日の出山へ行き、三ツ沢に降りてつるつる温泉に入ろうかとも思ったが、
三ツ沢まで2時間、温泉に入って出るのが17~18時、ちと遅くなる
このままケーブルで降りよう
ケーブル駅で片付けしつつお茶を飲んでいると、頭上からパキンパキンと割り箸を割ったような音がして、何かがときおり落ちてくる
何か、豆類の豆がらが、乾燥して割れて落ちてきているのだった
青梅線の御岳駅
ちと待たされる
乗り換えの立川駅でおでんそばを食べて帰る
勤め先が立川だった頃によく食べたのだ
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