当初の計画案は以下の内容だった。
実際は2日目で引き上げとなった。
■行き
0621 王子
0626 赤羽
0632 赤羽
0645 新宿
0700 新宿 あずさ1号松本行
0836 韮崎 2640円+指定席1580円
0850 JR韮崎駅
1009 みずがき山荘 2100円(現金のみ)
■1日目
みずがき山荘(1510m)
↓50分
富士見平小屋(1816m)
テント泊 1000円
富士見平小屋
↓120分
瑞牆山(2230m)
↓90分
富士見平小屋
■2日目
富士見平小屋
↓60分
大日小屋
↓30分
大日岩
↓110分
金峰山(2595m)
↓80分
大日岩
↓20分
大日小屋
↓45分
富士見平小屋
テント泊 1000円
■3日目
富士見平小屋
↓
みずがき山荘
■帰り
0920 みずがき山荘
0939 日帰り温泉増冨の湯 850円(現金のみ)
増冨の湯
10~18時 830円
※増冨の湯から韮崎駅へのバスは2系統ある
山梨峡北交通 ”日帰り温泉増冨の湯”バス停
1053.1153.1323.1443・・・
1370円(現金のみ)
山梨交通 ”増冨温泉郷”バス停(5分ほど歩く)
1040.1220.1340・・・
1250円
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バスの運転手がバスガイドばりに山の案内をしてくれる。
あまりに流暢なので、テープの録音かと思ったら運転しながらそらんじてる!
八ヶ岳に、甲斐駒から北方の尾根に。
トイレをすませてから、では出発。
テント泊2日分の受付をする。
……この写真の左下の案内が見えるだろうか。
山頂付近に凍結があり、チェーンをレンタルしているという。
もちろん私の目にも止まっている。
正直言うと、チェーン・アイゼン類の必要性は念頭にすらなかった。
まして金峰山の山頂付近は森林限界を抜けた、陽の当たる稜線。
日中になれば凍結は融けるだろうと考えてしまったのだ。
安全のために少し大げさに言っているのだろうと。
これが今回の敗因になる。
なんだかんだでこれも結構お気に入りのテントになった。
大型のシングルウォール。魚座型フレームにリッジポール。少しやりすぎなくらい。
シングルウォールのくせに重たい(グランドシート込みで2kg)が、
換気性能もよく、シングルウォールの欠点である結露が発生しない。
仮に発生した所で、これだけ大きいとテントの内側に体が接触することもないので気にならない。
さて、行ってきますか。
うーん、誘惑。
最後の最後は相当に厳しい岩場が待っているものと思っていたけど。
あれ?なんだかすんなりと?
久しぶりに百名山を一つ増やした。
この時間なのか、みんなもう下っていて、山頂を独り占めだ。
あの御立派な岩の下に増冨とかの山間地があり、その向こうに韮崎の平野部がある。
そのさらに向こうは広大なる南アルプスだ。
慎重に下りましょうか。
だがここからが熱燗の本領よ。
隣のテーブルのグループはヘッデンをつけてまで宴会を続行していた。
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今見るとどうってことないな。
昨日の瑞牆山と比べたら、歩きやすいコースですよ。
まあ、どうってことない。ここは。
ここに少し圧雪がついているのをみて、嫌な予感がする。
北側の日影に固めの圧雪がでてきた。
北側の日影の登り。
硬い圧雪の傾斜。慎重に足を置いても滑る。
11月上旬でここまでの圧雪があるとは……想定外だった。
どうする?
登りならばなんとか行けるかもだけど、帰りのここで滑るとそのまま北側の谷に滑落の危険がある。
20秒ほど逡巡したが、うん、今回はここまでだな。
あの圧雪の場所は金峰小屋への分岐よりも先だったので。
金峰小屋に迂回して、北側から山頂へ登ったらどうか?と思わないでもなかったが。
金峰小屋から山頂へも同じような状況だとうと推測されるのと、
今回は完全に私のミスだったので、あたふた足掻くよりは素直に出直してきましょうという気持ちになってしまった。
当初計画ではここでもう一泊し、三日目の朝に撤収して増冨の温泉に入って帰るつもりだったが。
金峰山頂でのんびりする時間がなくなったので、思いのほか早く戻ってきてしまった。
ん~、どうしよう?
今日このまま下るという選択肢もでてきた。
バスの時刻を調べてみる。
温泉には入れないが、平日ダイヤでも最終バスには余裕がある。
ベンチに座って反省会だ。
改めて、異様な山だ。
とても人が登れるような山には思えないのだが。
一度登ってみると、なるほどあそこをああ行ってこう行って……と理解できる。
もちろんそれだって多くの人の手によってルート工作がなされたおかげなのだけど。
目の前のとんかつ屋の看板に「無尽会」とあるのがいかにも山梨。
金曜日夕方の上りのあずさは座席が残り少なかった。
座席未指定券だと途中で立つ事になっていただろう。
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