2022年10月28日金曜日

2022/10/23(日) アヒージョ@塔ノ岳

転職とかもあって、今年の夏はあまり山に登れなかった。
ダイエットして落とした体重もすっかりリバウンドしてしまった。
これはいけない。
こんな時はいつもの訓練場、大倉尾根だ。
しかもちゃんと(?)山頂で料理もしよう。
荷物は多くなって10kg。
歩き方を思い出しながらゆっくり慎重に足を運ぼう。


とはいえ。
なまった体に10kgの荷物で大倉尾根はキツイ。
花立山荘の脇で腰をおろして休憩だ。





山頂到着即乾杯!
3時間以上かかってしまった。
一番体重が軽くて調子の良かった頃は2時間10分で登れたんだがなあ。


今日のおひるはアヒージョ。
鍋にたっぷりのオリーブ油とたっぷりのニンニク。
塩と唐辛子で味を調えて、


銀鮭とシーフードミックス。


ブロッコリーは家できってくるのだったな。


菊正宗のセセシオン。近所のスーパーでみかけて買ってきた。
最近はやり?の白ワインみたいな酒だ。
このタイプの日本酒は香りは面白いが、どうにも甘ったるい。
これは比較的甘さ控えめだが、それでも甘い。


第二ラウンドはラム肉とマッシュルーム。
マッシュルームは油泥棒だ、たくさんかけても吸ってしまう。

食った後のニンニクオイルはどうするのかって?



ここにバケットがあるじゃろ?


新デザインの菊水ふなぐち。
あとオイルサーディンの缶詰もあったのだけど。
もうお腹いっぱいだ。
椅子にもたれて温かい陽射しをあびた。









山の気(と飯と酒)を堪能してから下山。
丹沢の上の方はもう秋の装いでした。


メンテ明けの弘法の里湯でひとっぷろ。
メンテ明けといっても給湯まわりのトラブルの対処だったようで、特に何もかわってはいません。
私が入館した時はさほど混んでいなかったけど、お座敷でひと眠りして帰る頃にはこんな感じに。


2022/10/11(火)伊豆山(熱海)

 昨年の土砂災害の場所を見に


始発できた熱海。
伊豆山神社まで路線バスがあるが、途中の土砂災害の場所を直接見てみたいので歩くことに。


向こうに見えてきたのが伊豆山。







土砂の流れた谷筋。
まだ復旧工事は続いている。
TVのニュースなどで盛んにうつされたのは、ここよりも少し南の国道沿いのほう。

この辺りは北から南へ延びる幾筋もの尾根が海まで突き出していて。
その間の谷筋を土砂が流れたのだな。




立派な伊豆山神社。
トイレをお借りしてここから山に。




道は広く歩きやすい。


裏手の山は公園になっている。


この伊豆山神社のある山も、南北に延びる尾根なのだが。
例の土砂災害の発生した西側とちがって、東側は住宅地・リゾートマンション・企業の保養所として開発されているのだ。



例の崩落した盛り土の場所といい、その隣のメガソーラーといい。
開発業者による土地取得などもあって、昔からの登山道が通れなくなったりしている模様。



本宮社。
その裏手へ行くと




岩戸山が見えてきて、また例の盛り土の現場への入口がある。



地形図によれば、この尾根の東側の住宅地の一番上のあたりから、岩戸山へ直に続く破線が引かれているだが。
どうもこの道は現在は廃道らしく。
また災害復旧の工事車両や作業員が多数いて、どうにも入っていきづらい。




おとなしく東の方へ迂回することにしましょう。

途中、「あれ?ここから山に入れるのでは?どこかしらで岩戸山から東に延びる尾根にあがれるのでは?」
と思える場所がいくつかあったが。
少し偵察してみた感じではどうにも荒れていて、服が汚れる覚悟がいる。
諦めて引き返した。
写真を撮り忘れたがこれは山道が荒廃したのではなく、開発業者が山の上のギリギリまで開発しようとして調査の段階で道を作ろうとして断念した、といった感じに見えた。


企業の保養施設がならぶのも納得の立地。

尾根の東側は比較的なだらかで陽当たりが良く、山の上の方限界まで開発されている。
一方で土砂災害のあった尾根の西側は急峻で開発されておらず、下の方(南の海沿い)しか人が住んでいない。
つまり本来なら人が住んでいるとこのはるか上の方に盛り土するなど(素人考えでは)ありえないのだが。
尾根の東側は上の方まで開発されていて、その開発が尾根を越境して西側にまで広がったのが今回の現場である……と、実地を見ればなるほど理解できた。



山と高原地図2022年度版の通り、ニトリの研修所まで歩かされた。
この裏から西へ折り返す。



ここから山道に入る。


静かな山道……と思いきや。
低空をヘリコプターが行きかう。
しかも妙に多い。
これは下山後にニュースで知ったことだが。
例の崩落をおこした盛り土を行った小田原の業者が現地の復旧に応じない為、この日熱海市による強制代執行が始まったのだそうな。



岩戸山東側のまき道は通行止め。
しかしそれなりに、いや、かなり通行はあるような感じだ。




岩戸山、到着。


賞味期限の切れた缶類のおやつ。
月桂冠の甘酒などは1年以上前だ。
ほのかに酸っぱいが……まあへーきでしょ。



人間の背丈よりもはるかに高い笹藪が密集していて迷路のようなありさま。
箱根とその周辺ならではの光景ね。



姫の沢公園の北東の端にでた。
ここから南下して来宮へ降りる事もできるが。
せっかくなので十国峠まで行ってみよう。




梨っぽいなんかの実。



湯河原との分岐。
尾根の上とはいえ道は広く、お地蔵様などもある。
歴史ある街道なのだろう。



日金山東光寺。


の、裏手で倒木あり。
電力ケーブルが切れそう。



十国峠の手前でなにやら工事をしている。
キャンプ場……いや、コテージ村?
そんな感じにみえる。


十国峠。
現在はケーブルカーの頂上駅として整備されている。


主張の激しい看板。



こんな風にちゃんと10ヶ国分の方向案内がある。


伊豆国方向。
天城連峰を北からみると、結構な壁のようだ。
んあまぎぃ~~ごえぇぇ~~♬



沼津アルプス。街近くの低山ながら、手ごわそうにみえる。




源実朝の歌碑というのはどこかな?と探したら。
例のキャンプ場工事現場の端っこにありました。





姫の沢公園内を下っていく。
公園と言ってもコースによってはほぼ山道なのだが。
所々にこういったアスレチック的な何がが道脇にあり。

さて。
来宮神社に参拝して熱海駅まで歩くつもりでいたが。
姫の沢公園を南の入口まで降りた所でバス停の時刻表をみたら、5分後にバスが来る。
そこそこいい時間になっていたし、いいや、バスを拾ってしまおう。

熱海市役所でバスを降り、日航亭大湯へ入ろうとしたが。
うっかり。
日航亭は火曜日休みでした。


代わりに大江戸温泉物語に。
こちらは歴としたホテル。
日帰り入浴もやっているとはいえ、熱海に登山文化はない。
入口脇で泥まみれの靴を洗えるような場所があるわけでもなし、かといって絨毯の敷かれたロビーをこきたない靴で歩くのは忍びなく。
ウェットテッシュである程度ぬぐってから入るのだった。
お湯はまあまあ。



近年の熱海は観光客が戻ってきて賑わいがある。
しかも若い人がたくさん来ている。
一件目はなるべく観光客むけではなさそうな海鮮丼屋にはいって、バラちらしに生しらすをトッピング。
それと伊豆の地酒。
しらすや具をつまみながら酒を飲んでいたら、酒を飲み終わる頃に赤だしをもってきてくれた。


二件目はいかにも観光客向けなお店で。
金目鯛のテリマヨダブルバーガーと地ビール。


地元の食材を生かそうという意気込みは買いたいが、バーガーとしての完成度は低い。


三軒目は駅ビル内のお店で浜松餃子。
休日の熱海を堪能しました。