■行き
0505 王子
0510 赤羽 2番線
0523 赤羽 4番線 高崎行
0655 高崎 2番線
0702 高崎 6番線 小山行
0717 前橋 1980円
0732 前橋駅
0855 赤城山ビジターセンター 610+1200円
■帰り
0935 赤城山ビジターセンター
1020 富士見温泉 1200円
富士見温泉見晴らしの湯ふれあい館
木曜休業、営業10:00~ 520円
1220 富士見温泉(他.1318.1410.1515)
1249 前橋駅 610円
梅雨の時期は天気予報がコロコロかわって、一泊以上の予定を立てにくい。
木曜日の午後に週末の予報が好転したので赤城に行って来よう。
6番のりばから富士見温泉行のバスにのり、富士見温泉で今度は赤城ビジターセンター行のバスに乗り継ぐのだが……
実はこの路線は群大付属小学校の児童が通学に使う路線でもあり、長蛇の列ができる。
全員は乗り切れずに積み残しが発生する。
平日は早めに並んでいないといけない。
晴れてくれたようだ。
トイレと自販機があるので軽く準備。
富士見村の分校?
確かにここから麓の学校に通学するのは大変だろう。
サントリーのビア・ハイランドホールなる看板が。
営業していたら吸い込まれるところだった。
が、関東平野は雲海の底。
なるほど。
高原の避暑地のような雰囲気。
しかし道が細く、濡れた下藪で足を濡らしてしまう。
微生物のせいかな、ここだけ夏場の神田川のようなにおいがする。
北側に大沼を見下ろす。
森の中を歩いていると小さな芋虫や毛虫が身体に引っ付くのだよねえ。
困ったな。
トイレは案内所と離れと2つあるが、飲める水道水は案内所の方。
そっちはスルーして大沼の湖畔側を通るか。
いうほど見晴らしは良くない。
自販機があり、外来食堂もあるようです。
沼田へ20kmとある。
地図を見ると本当にずっと続く長い尾根のようだ。
赤城周辺の山にはこの、赤城神社の箒?が供えてある。
黒檜山が見えてきた。
16時をすぎた。
夏至を過ぎたばかりでまだまだ明るいが、膝の疲労もある。
踏み跡をさらに外れ、尾根上の平らな場所を見繕ってツェルトに入った。
本当は湖畔のキャンプ場を使いたかったが、6月はまだ営業していないようなのだ。
4時近くになると雨も弱まったようで、朝ごはんを食べ、撤収。
市境をはずれ、黒檜山の西尾根へ。
ガレ場のトラバースになると踏み跡は分からなくなるが、ロープやリボンが頼りになる。
少し北の展望地にも行ってみよう。
中央に上州武尊、その左後ろに谷川連峰。
沼田と利根川。
榛名山に前橋高崎の市街地がちらり。
堪能したので戻る。
分岐を東の花見ヶ原方向へ少しだけ進むと
西の筑波はほんとうにうっすらと。
本当はしっかりと回復するまで山は控えるべきなんだろうが。
来月以降、しばらくは山に行けるかどうか怪しいので。
そこで休めればよかろうと。
ここも眺めがいい。
南東方向。
太田の市街地の中に唐沢山・金谷がうかぶ。
赤城が2500mあったというのはそれなりに。
登ってくる人たちは別の場所を歩いて来たりするし。
これでようやく赤城を一周。
いいとこだけど、「小尾瀬」は言いすぎかな。
サウナは故障中だった。
ここは聖酒造という渋川の酒蔵のを置いてる。
関東の華(特別純米)
と
赤城姫(普通)
値段は同じで「どちらにします?」と聞かれたら、両方飲まざるをえない。
前橋駅まで戻ってきたら、この日は6月の気温としては観測史上初とかで桐生で40度越え。
前橋駅のホームでもサウナのような熱風に吹かれて参った。
高崎で一度改札をでてお土産コーナーで地酒を、駅ビルの登利平で鳥めしを仕入れてグリーン車で優雅に帰るのだった。
赤城、なかなか楽しかった。
整備された道で気軽に登れる展望の山があり、
避暑地のような湖畔があり、
静かで地味な細い路があり、
険しくて登りごたえのある尾根もある。
一つの山でこんなに表情豊かなのは初めてだ。
鈴ヶ岳をスルーしてしまったし、また来るかも。
忠治親分の決め台詞は言わずにとっときましょう。
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