0705 池袋 西武池袋線快速急行三峰口行
0900 影森 950円
秩父鉄道の影森駅
またやってしまった
秩父鉄道はICカードが使えないのに、池袋からSuicaで入ってしまった
休日の朝のみ、秩父鉄道直通の乗り入れがあって長瀞や三峰口へ行くには大変便利なのだがついやってしまう
それと守屋地図を持ってくるつもりだったが、それも忘れた
スマホに山と高原地図が入っているから問題はないが
意外と沢山の人が降りたな、と思ったら「駅からハイキング」の受付に皆並ぶ
私は無関係なのでゆっくりトイレをすませ、おにぎりを食べ、缶コーヒーを飲んでから出発
札所26番の円融寺から登る道と、27番大淵寺から登る道がある
27番の方へ、西へ向かう
直ぐ側を国道140号が通っていて、ここは裏の生活道路といった塩梅
焼きそば屋(看板にほんとうにそう書いてあったのだ)の前を通ると、
「芝桜祭りの為、5/8まで休業します」
と張り紙がある
お祭りに屋台でもだしているのか
影森のバス停、味わいのある塀の民家のところを南に折れる
踏切を渡ると
すぐ正面に札所27番大淵寺がある
奥のお堂の脇から登山道になる
ヤマツツジが見頃
今日は久しぶりにカメラを持ってきた
この所スマホばかり使っていたが、カメラを構えるのは楽しい
被写体に近寄れないことが多い山での撮影では光学ズームの有無も大きい
陽射しをうける新緑
ちょっとした岩のピークへ登ると
高さ8m近くはあろうかという巨大な観音様
秩父市街地方向
両神山も見える
ヤマツツジが目立つが、シャガも咲いている
観音様からの下り、ごく短い鎖
岩角を掴んだほうが安全
木々の合間から武甲山の北壁が見える
こうして近くから見ると石灰の採掘が終了した部分の植樹が伸びてきているのが見える
何十年か後には武甲の北壁も緑に覆われるだろうか
琴平丘陵ハイキングコースは尾根上のルート故、細かいアップダウンを繰り返す
とはいえそもそもの標高が無いのでトータルでもかなり容易なコースではある
尾根上のコースなのに橋がかかっている
なんだろうと下を覗くと
尾根の岩を切り開いた道との立体交差になっている
車道でも無いのになぜこんなつくりにしたのか
(追記:帰ってから調べた所、この先の長者屋敷が山城跡だと判明。だとするとこれは堀切のようなものだろうか)
左手から階段が合流する
札所26番円融寺の奥の院である岩井堂の手前にあたる
山中とは思えぬ立派なお堂
しかも岩山を削って造ってある
道はお堂の左手へ続いているのでそちらに進んだが
実はこれが間違い
コースはこの階段を登ってお堂の中を進むべきだったようだ
緩やかな下りが長く続き、おかしいな?道を間違えたかな?と気ずく
ともあれ先に大きな神社が見えているし、そこまで行ってから地図を確認しよう
ツツジ科にしては随分背の高い木だなと思ったが
八重桜のたぐいだろうか?
ここは琴平神社
結構立派なん神社だが人はいない
土俵まである
地図を出して確認すると、案の定道を間違えて降りてきてしまっている
もう一回登り直すが、何、たいした標高差でもない
岩井堂の裏手から尾根道に復帰し、進む
座禅石の所から下に開けた場所が見える
岩場の上に修験堂が建っている
マニ車めいた何か
南無阿弥陀仏の六字が彫られたものは初めてみた
お堂から階段を降りて振返ってみると、結構な岩の上に建っていたんだなあ
と思いきやまだ階段の続きがあった
結構高い
長者屋敷跡
東屋があるのでここで休憩、コーヒーを飲む
随分昔に浦山口から武甲山に登った時、「長者屋敷の頭」という地名が出てきて、
「その長者屋敷とはどこだろう?」と思ったものだが
山の北側にあったのか
さて、長者屋敷とは何か?
場所からしてこんな場所に人の住む民家があったとは思えない
ネットで検索してみると、どうも後北条氏に従った滋野氏の居城・根岸城があった場所らしい
その根岸城を土地の人は長者屋敷と呼んだとか
え?バナナ?と思ったが
ホウノキか、これは
気にした事はなかったが、調べてみると朴葉とバナナの葉はよく似ているな
お社の裏、道は右手だが
左の踏み跡へ行ってみると
船の舳先のような岩の絶壁
この先が琴平丘陵の最高点、398ピーク
398ピークには三角点があるのみ
他のグループが休んでいたので写真は取らなかった
398ピークの北側は結構急なくだりになる
じょじょになだらかになり
何かの建物の手前を右に折れると
林道の十字路に出た
なるほど、かつてはここから武甲山へ登る西参道があったのだが、石灰の採掘で登れなくなり廃道となったのか
武甲山入口の石碑が悲しい
昭和60年までは登れたのか
まだ駅までは結構あるな
民家があり、電柱もある
もうすっかり下山完了のつもりだったが
また登りだす
開けた三叉路、戸沢峠
横瀬方面にも続いているようだが、地図には道がない
守屋地図ですら未調査
羊山公園へ向かう
左手のヤブの中に廃屋がある
遺棄されてだいぶ年月が経っているようだ
簡素な作りからして民家ではない、かといって作業小屋でもなさそうだ
よく見ると色あせてはいるが、ファンタの看板がある
してみるとこれは、西参道から武甲山へ詣る人を相手にした茶屋だったのかも
だとすると昭和60年に廃道なので……廃業してから30年経っているのか
ようやく山道も終わりかな
乗馬クラブだ
本格的なやつではなく、観光客を乗せてちょっとあるくだけの
羊山公園に到着
秩父と言えばかならず写真で紹介されている芝桜を見に来たのだ
普段は無料だが、今はお祭りの開催中で、入園料300円
日曜日とあって結構な人出だ
昼時とあってフードエリアは大混雑
おいしそうなものは色々あったが、駅の方で食べよう
菖蒲口から出る
道沿いにヤマブキと屋台
一口にツツジと言っても
ツツジ科も色々ある
羊山公園から駅までは人の列が途切れない
西武秩父駅から御花畑駅へ続く仲見世があったのだが
そこを潰して代わりにできた温泉施設・祭りの湯
先週開業したばかり
ここで温泉に入ろうかと思っていたのだが、受付に長い列ができている
今回はパスしてまたの機会に
お腹が空いたので何か食べていこうかとも思ったが、仲見世の代わりのフードコートエリアも長蛇の列
まいったな、こんなことなら羊山公園で何か食べとくんだった
田舎らしい食材を使ったおいしそうなものが結構あったのに
諦めて13:25の特急で帰る
この特急は結構空いていたが、14時台以降の特急は全席完売していた
これでよかったのかも
GW中で、しかも芝桜祭りの期間中では仕方ないね
琴平丘陵はごく簡単な初心者向けコースだが、存外に歩いていて楽しいコースだった
またこよう
0 件のコメント:
コメントを投稿