雪の融けぬ間に。
1.留浦バス停~雲取山
2.テント泊
3.雲取山荘~三峰神社
4.下山後
1.留浦バス停~雲取山
ダイドーのコーヒー、少し前は鬼滅だったんだけど。
奥多摩湖の湖面がうっすらと凍っている。
鴨沢のものはもうボロボロになっていたが、小袖乗越のはまだいくらかきれいなまま残っていた。
標高をあげるにつれ寒くなってきた。
アウターの手袋も装着した。
手袋は
・薄手のメリノウール
・ソフトシェル的なやつ
・スキー用の
の3枚重ね。
マムシ岩のところでザックをおろし、合羽の上だけ着る。
雲取山荘で分けてもらえるはずだが、一応。
ブナ坂十字路に出た時点であらかじめチェーンを装着しておく。
南(左手)から雪まじりの風が吹き付けて、寒い。
早々に退散した。
2.テント泊
積雪は10cm程度。
16時以降に水のタンクを玄関に出しておくので、テント泊者は一人2Lまで汲んでいいよという方針。
あまり早い時間だとただの通過者が水を持っていくからだろうか。
ちょっと後悔。
張るのに微調整の要る非自立式テントは設営に手間がかかって。
寒くて震えるような時には良くないなあ。
生き返るぜ。
至福。
このあとどうしたわけか、日本酒たったの2本(400ml)で酔いが回って眠くなってしまった。
足の裏にホッカイロを貼って、寝袋に潜り込む。
うーん、このテントは4シーズン用とはいうが。
インナーがほぼメッシュな3シーズン用に対して、メッシュが天井近くにしかないという意味であって。
やっぱりメッシュのところから風が吹き込むんだよね。
のそりと起きてお湯を沸かす。
どうにも外が寒すぎてテントをでるふんぎりがつかない。
ストーブの火にあたりながらぼーっとする。
真冬のテント泊は撤収が一番つらい。
3.雲取山荘~三峰神社
芋ノ木ドッケの西側巻き道もまだ凍結は無く、チェーンで十分。
両神山はみえるが、浅間は雲の中かな。
向こうにゴールの三峰神社が見えてくる。
朝テントで溶かしておいたはずの水筒の水が再度凍っていた。
チェーンはここで外してもよかったかな。
ただ霧藻が峰の北側にはまだまだ踏まれた雪があったので、つけてても良いかと思う。
ちょうど13:30のバスが行ってしまったばかりだ。
このテーブルを借りて荷物を片付ける。
4.下山後
三峯神社~西武秩父のバスは1時間20分もある為、なんとしても座りたいところだけど。
今日は山に入ってくる人も少なかったし、神社に居る人たちはどうせマイカーだから、並んでなくてもヘーキでしょ!
バスに増発便が出たおかげで座れた。
こんにゃくの煮物が旨そうなので(大)550円を頼もうとしたが。
前の人がそれを受け取っていて、丼に山盛りなのをみて(小)350円に変更した。
こんにゃくだけで腹いっぱいになりそうな量。
秩父小次郎というのは初めて飲んだ。
ツンと酒くさい辛口の酒だった。
祭りの湯はやや混んでいてサウナは遠慮したが、露天風呂を充分満喫することができた。
芦ヶ久保駅にも停車して、結構な人が乗ってくる。
氷柱の時期だったね。
そういや三十槌のバス亭でも結構な乗降があった。
あっちの氷柱はまだ見たことがない。
その中に突っ込んである水筒類をだしたら、なんとまだ凍っていたよ。