2025年3月26日水曜日

2025/3/25(火) 大山三峰山・不動尻のミツマタ

不動尻のミツマタはちょっとした名所らしい。
花のピークの時期に一度見たいと思っていた。


本厚木駅から宮ケ瀬行きのバスに乗り、土山峠から。



バス停の場所は何もなく落ち着かないので。
最初のとりつきを少し上がったところで身支度。




細めの尾根を登っていく。



辺室山はなだらかで広い山頂。



このへんどうも、階段が崩れかけてたり、鹿よけ柵が倒壊してたりと、
過去に整備してから時間が経ってしまってるような感じ。


物見峠へ下るとこ、向こうに大山三峰山が見えた。




物見峠のベンチでおやつ。
昨日スーパーで三割引きだった不二家の福袋。





注文の多い登山道。
どうかいちいちこらえて下さい。



補助ロープの張られた階段を登ってまずは北峰。





北峰からは鎖が多くなる。
鎖は新しく変えられてはいるものの、
どうも……足の置き場から遠かったり、通行姿勢に対して低すぎたりと、掴みにくいのが多かった。
過去に三峰に来たのは10年くらい前だが、こんなだったかな?



中央峰。
ベンチもあり、一息。






もうひと踏ん張りで南峰を越える。
困ったことに左膝に嫌な感じが出てきた。
ここ2.3年はおさまっててくれたのだがな。


膝を気にかけつつ不動尻へ下っていく。
妙に長く感じる。


おおっこれは


あたりに充満する香りがすごい。


大山方面から下ってくる人たちも結構いる。



山歩きの人たちだけでなく、ここのミツマタを見に歩いて来たような人たちも。
多くの人で賑わっている。




思ってた以上にすごかった。
これほど密集して咲くと、むせかえるほどの香りが満ちるのだな。




山神隧道は照明の無い林道トンネルだが、直線の為向こうの出口から光が射す。
ヘッデンは点けなくても平気。


広沢寺温泉へ下山。
バス停までが長い。
しばらくはまた膝の様子をみつつ、だな。

本厚木駅に戻ってきたので旨いホルモン焼きで一杯やるつもりだったが。
ここ数日外飲みが多かったせいか、どうも内臓の調子が良くない。
おとなしく帰りましょう。

2025年3月8日土曜日

2025/03/07(金) 茗荷沢左岸尾根・木下沢梅林(高尾山周辺のバリエーション)

童謡「夕焼け小焼け」の作詞者、中村雨紅は恩方村の生まれ。
つまり歌のモデルとなったのはここ八王子の恩方。




今日はその恩方の恩方中学校バス停から。
将棋の羽生先生の母校でもあります。
昨日(3/6)B級1組から陥落してしまったのは残念でありますが。
(個人的にはまだ引退はしないのではないかと。谷川浩司がB級2組で頑張ってるし。)



ここで身支度し、茗荷沢左岸尾根に取り付く。


取り付きは少しだけ急。
先日の雨雪が残っていて柔らかい土が湿っているのと、濡れた木の根が滑る。
ストックを90cmくらいに短くして登っていく。

こういう短く使いたい場面があるので、ストックは伸縮式。
組み立て式も見た目のスマートさと小さいザックにもしまえるコンパクトさは魅力だけどね。



ここいら、高尾陣馬の支尾根にありがちなのだけど。
取り付きは悪くとも、尾根筋に乗ってしまえば作業者の往来でふつうに歩ける。
岩っぽい地質でもないし。


こうして植林帯もある。



テープの類がやけに多い。
多いとこだと5m間隔であったり。



349ピーク
向こうに北高尾山稜が見えてくる。






特に悪い箇所もなく、細い尾根筋を登っていく。
ただ分岐の多い尾根なので、下りでは小ピークごとに踏み跡が分岐していてある程度の読図は必要。



ブッシュ迷彩なトレイルカム。
一体だれに対する迷彩なの?



林道に出た。





北高尾は板当峠のところで一端車道にでる。
過去にそこで車両を見たような記憶もあるが……(おぼろげ)
一般公開されている林道にしてはちょい、アレだな。


なんたる無差別バイオテロか!




狐沢峠にあがり、






小下沢林道に降りる。
道は丁寧なジグザグで不安なし。
ただスギ花粉の舞う黄色い空気の中で手鼻を噛んだり唾を吐いたり。
わたしはスギ花粉は大丈夫だが、ダメな人には地獄だろうな。



あの小屋はなんだろう?
山岳会の私有小屋らしい。
随分と立派な。

それにしても今日の小下沢はやけに人が多い。
梅を見にきてついでに足を延ばす人が多いのだろうか。


中央道が近づくと、ふわりと梅のいい香りが漂う。
木下沢梅林に寄っていこう。
現在は特別公開中とのことで既定の料金は取らない。
ただ入口に人がいて、募金箱方式。
どれ、小銭でもと財布をだすが小銭がない。
恩方で自販機コーヒーに使ってしまったのだった。
くぅ、北里先生、お願いします。





まだ3~4分といったところかな。
ただ平日なのに多くの人で賑わっていた。



和菓子とお茶の売店がでていたので、桜餅を求める。
関東式の桜餅だが、やや小ぶりの葉2枚を縦に包むのは初めて見た。

ちなみに「小下沢」と「木下沢」はどちらもコゲサワと読む。
元は同じで表記ゆれが定着したものだろう。